この時期、家に帰って最初に行うことは靴下を脱ぐことだ
一枚履いているだけで暑い
床に直に触れるほうが気持ちいい
何をおいても解放されるように裸足になる
そこで毎回気づくのは靴下が思いのほか湿っていることだ
足ってのは随分汗をかくものだと実感する
なるほど、こんなに汗をかくから靴は臭くなるのだな
と妙な考えが浮かぶ
足の汗のかきかたは、5本指の靴下のほうが水虫には良いかもしれない
一つ一つの指を覆っている生地がそれぞれ汗を吸い取るほうが
普通の靴下のように指の間に籠もった汗を外側の生地だけで吸い取るよりは
効率的なような気もする
5本指の靴下は履いた瞬間も気持ちいい
どこか身体のバランスも取れそうな気さえする
だが履くのが面倒くさい
さっと履けるわけじゃない
一本一本指を通してエイヤッと引っ張る
靴下を履いて、脱いで、、
そんなことが繰り返される毎日
夏はかなわんな!