パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

読みかけの本

2022年07月22日 09時05分30秒 | 

夏に最適、お気楽な本だが、思いのほか興味深い「解剖図鑑シリーズ」
百人一首に続いて手にしたのが

早速、そうなのか!とうなずくところに出くわした

それは京都の祇園祭に関することで、この祭りは疫病退散を願って行われたのだが
そもそも八坂神社の御祭神は牛頭天王(ごずてんのう)で、この牛頭天王は仏教では
ブッダが生まれた祇園精舎で疫病から守る役目を担ったメンバーだそうだ
決して思いつきで疫病退散ではなく、その役目を担った神様のお祭りだそうだ
牛頭天王は日本特有の曖昧な神と仏の関係から、別名素戔嗚尊となっている
以前、八坂神社の御祭神がなぜ素戔嗚尊なのか?
と思ったが、これでなんとなく分かった気がした
そもそも京都のあの地区の名前が「祇園」という意味も分かった気がした

この気楽な本とは別に、同時進行でちょいと真面目な本にも挑戦中

最近の本ではなくて1900年代の本で、想像したより古い本だった
だがまだ最初の部分だが、示唆に富んでいる
この本ではギュスターヴ・ル・ボンの「群集心理」との意見の相違も
それとなく書かれていて(群衆と公衆の違いなど)、
現在とはメディアの背景が違うが、最後まで読み終えることができそうな印象

最後まで行けないのが

何度か挑戦していても、いつも途中でやめてしまう
有名な「一般意志」が出てくる本だが、
ジョン・ロックの「リヴァイアサン」と同様に
こねくり回した理屈についていけないかもしれない

でも古典は一度は体験すべきだとは思う

ということで、これらの本は明るい昼の内に
畳に寝転びながら読むことになるが
いつも驚くのは、その寝転がっていた畳の部分が随分温かいこと
体温が畳に残っているだけでなく、背中の汗もそこに残って少し湿っぽい

蝉の声も少し前から聞こえている
小学生の夏休みも始まった
エアコンをつけなくても、畳の部屋には風が入ってくる
入ってくる風が熱くなるまでは、節約ができそうだが、これはまずいかな?

コメント
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