パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

お宝

2015年06月01日 16時53分44秒 | サッカー

つくづく自分に愛想がつくことがある
あれって何処に置いたっけ?
大事に仕舞っておいたはずなのに、、、

そんな探しものの毎日が多くなってきている

写真にあるのは82年のスペイン大会と86年のメキシコ大会
自分の唯一の価値ある宝物になるかもしれない ワールドカップの特集号だ

82年で強烈な印象に残っているのは準決勝のフランス対ドイツ
日本でも活躍したリトバルスキが現役でキビキビと活躍
フランスにはプラティニが仕切って華麗な中盤、シャンパンサッカーを展開

この試合が凄かった
最初はリトバルスキの得点でドイツが先制
フランスが追いついて90分では勝負がつかず
ゲームは延長に
その延長でフランスが立て続けに2得点
これで決定かと思ったら
ドイツがヒタヒタと最後まで諦めないゲルマン魂を発揮
とうとう追いついてしまった
この試合をナマで見た時は知らず知らず感動で涙が溢れてきた

結局試合はPK戦に
ここでも紆余曲折がある

自分にとってのワールドカップのベストゲームは
この1試合で日本関連のものではない

このスペイン大会にはマラドーナも出場
でも執拗なマークにあってイライラが募り
相手を蹴って(だったかな)退場のエピソードがある

次のメキシコ大会はマラドーナのための大会
すべてがマラドーナの方に風が吹いていた
あの伝説の5人抜き ゴッドハンド
今では信じられないがマラドーナの落ち着いたキャプテンぶり

決勝はまたしても準決勝でフランスに勝ち上がったドイツ
ドイツの底力はこの試合でも発揮される
最初2点先制されるが、またヒタヒタと落ち着いてひたむきにプレー
ついに追いついてしまう
しかし、その時マラドーナの一本のパスで、、、

だがこのドイツのリベンジは次のイタリア大会で果たされる
決勝であたったドイツはマラドーナを封じて1-0で雪辱を果たす事になる

この時にマラドーナよりももっと刺激的なプレーを展開したのが
ユーゴスラビアのストイコビッチ
キレキレのプレーで、ユーゴ対アルゼンチンの試合はPK戦に持ち込まれて
ここでもいろんな出来事があるが、ストイコビッチが語ったように
この試合ではストイコビッチの方がマラドーナより目立っていた

と、こんな風に思いでをたどっているが話は最初に戻って忘れ物の話
実はこの2冊のワールドカップ特集の前に
74年のドイツ大会の雑誌もあるはずだった

74年のドイツ大会はオランダ旋風が吹き荒れた大会
ヨハン・クライフを始めとする優れたプレーヤーが
今につながるトータルフットボールを展開
(でも優勝したのはベッケンバウアー率いる西ドイツだった)

でも探したが見つからない
確か三冊を一緒にして残しておいたはずなのに、、、

どうもどこかに隠れていると言う雰囲気ではない
完全にどこかに行ってしまっている

残念で仕方ない
情けない
どこかからヒョイと出てくればいいのだが、、

ところでこれらの雑誌のカラーページは最初の方だけ
あとはモノクロの写真と記事
如何に今がすべての面で進んでいるかを実感できる

それにしても、どこに行ったんだろう
74年のドイツ大会特集号


 

 

 


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2 コメント

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Unknown (野田在住)
2015-06-01 19:30:08
久しぶりに住民投票以外の記事を読ませていただきました。
こころなしか、筆致が軽やかな感じです(笑

また音楽、サッカー、等々の記事を楽しみにしています。
返信する
Unknown (腰痛持ち)
2015-06-03 06:22:54
しばらくハイテンションが続いたのは、自分で振り返っても少し反省しています。

独断と偏見でお気楽な投稿
こんなのが続けられる毎日が本当は幸せなんでしょうね
返信する

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