大河ドラマで家康を扱っているので
NHKでは特別番組で専門家が選ぶ家康に関する10大事件を特集していた
家康さんは好きな方ではないけれど、偏見なしに見ることも大事と
我慢しながら見ているのが今年の大河ドラマだ
(地元も関係しているし)
特別番組の中で、そもそも論として家康が信長、秀吉と違うのは
「本を読んでいたから」との説があった
(実戦家だけでなく教養としての知恵があったということ)
今川の人質時代に四書五経を読まされて、それが後々まで影響していたとか
晩年になっても読書熱は高かたっとか
(このあたりは好みの人格ぽいのだが)
読む本で性格を想像する、、
本棚に並ぶ本で人間の総量を推し量ったりすることはできる
と根拠もなく思ったりする
岸田さんが夏休みに10冊ほど本を買い込んだと報道があったが
紹介された本は自分には興味のない本だった
確か、昨年はカラマーゾフの兄弟を購入したが
途中で読むのを止めたとの話があったような、、、
余りにもリアルな世界にいる人はフィクションなどは嘘っぽく感じるのだろうか
それとも、想像の世界を味わう能力とか余裕が欠けているのだろうか
話は変わって6年ほど前、市長立候補予定者3人による公開討論会が行われた
この公開討論会は司会者が質問を順番に聞いていくのではなくて
立候補予定者が持ち時間のなかで
他の候補者に弱点をつくような質問をする形式で
それが時には瞬間的に立候補予定者の感情の動きを見ることができるもので
新城方式として次の市長選、県会議員選にもこの方式が用いられた
この公開討論会の最初に方に、会場にいる人達の気持ちを掴むために
立候補予定者に質問をして、その答えで人となりを想像する仕掛けがあった
質問は3つあった
●戦国時代で誰が好きですか?
●今読んでいる本はなんですか?おすすめの本3冊は何ですか?
●あなたの長所は何ですか?また短所は何ですか?
この3つの中から会場の拍手の多いものを選んで、答えてもらうことになった
このときは三番目の長所・短所の問が一番拍手が多かった
個人的にはこれは少し残念だった
自分は本についての質問の答えが知りたかった
それで性格の方向性がわかる気がしていたのだ
自分はベストセラーではなくて、まるで運命に引き寄せられたように
本を選ぶことが多くなっている
自分の内的な連続性は自分にしかわからない
アマゾンが推薦する本たちは、確かに当たっていることも多いが
なんとなく浮かんだ本、、というのに支配されることのほうが多い
それにしても、歳のせいか記憶力の低下して登場人物の名前や
内容が覚えられなくなっている
今のところは読もうとする気があるからいいが
そのうちに面倒になってきて読まなくなるかもしれない
というのが、ちょいと怖いかも
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