全部読んだ訳ではないがアラビアンナイト(千夜一夜物語)は
「シンドバッドの冒険」「アリ?ババと40人の盗賊」「アラジンの魔法のランプ」
等、荒唐無稽な話から、虚無感溢れる話や官能的な話、教訓じみた話まで
多彩な物語に溢れているが
この物語のキッカケとなった、妻の不貞を見て女性不信となったシャフリヤール王が
国の若い女性と一夜を過ごしては殺していたのを、大臣の娘シャハラザードが王の元に嫁ぎ、
千夜に渡って毎夜王に話をしては気を紛らわさせ、終に殺すのを止めさせたという話は
実は、大学の最初の2年間で学ぶ、あまりその効果の分り難い
教養課程の効能を表すものではないだろうか
つまり、実生活とはあまり関係のない話、教養を得る事によって
マトモな人間になるという事だ
ところで、今の我が国を見ていると、
あまりにも多くの人間が
シャフリヤール王の最初の頃のメンタリティーと
変わらないのではないだろうか
今の人たちは無駄なもの、役に立たないものを
近視眼的に判断していないだろうか
「国家の品格」には教養の大切さが書かれていたが
自分も教養は大事だと思う
だが、それは他人に自慢するような知識の多さをいうのではなく
ピンチの時にさえ、正しい判断が出来るような基礎となるものだ
老荘思想ではないが、一見生活になんら役に立たないように見える
そして、あるときは判断のブレーキなって
一直線な経済活動には邪魔になるように見える教養
実は、これこそが今の時代に一番必要だと思うのだが
夢想家過ぎるだろうか?
「シンドバッドの冒険」「アリ?ババと40人の盗賊」「アラジンの魔法のランプ」
等、荒唐無稽な話から、虚無感溢れる話や官能的な話、教訓じみた話まで
多彩な物語に溢れているが
この物語のキッカケとなった、妻の不貞を見て女性不信となったシャフリヤール王が
国の若い女性と一夜を過ごしては殺していたのを、大臣の娘シャハラザードが王の元に嫁ぎ、
千夜に渡って毎夜王に話をしては気を紛らわさせ、終に殺すのを止めさせたという話は
実は、大学の最初の2年間で学ぶ、あまりその効果の分り難い
教養課程の効能を表すものではないだろうか
つまり、実生活とはあまり関係のない話、教養を得る事によって
マトモな人間になるという事だ
ところで、今の我が国を見ていると、
あまりにも多くの人間が
シャフリヤール王の最初の頃のメンタリティーと
変わらないのではないだろうか
今の人たちは無駄なもの、役に立たないものを
近視眼的に判断していないだろうか
「国家の品格」には教養の大切さが書かれていたが
自分も教養は大事だと思う
だが、それは他人に自慢するような知識の多さをいうのではなく
ピンチの時にさえ、正しい判断が出来るような基礎となるものだ
老荘思想ではないが、一見生活になんら役に立たないように見える
そして、あるときは判断のブレーキなって
一直線な経済活動には邪魔になるように見える教養
実は、これこそが今の時代に一番必要だと思うのだが
夢想家過ぎるだろうか?