れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ミヤマシキミ(深山樒)とアサギマダラの幼虫を見に行く。

2022-02-03 07:15:09 | 木の実・花・昆虫・俳句・日記


ミヤマシキミ(深山樒)の実と蕾
<ミカン科ミヤマシキミ属>
高尾山ではよく見られる常緑低木。
赤い実が目立つ。

ミヤマシキミの蕾
葉は枝先に集まって互生し、長さ4~9センチの長楕円状披針形で革質。
これは白い花の蕾で、雌雄異株。

花が淡紅色のものをアケボノミヤマシキミと言う。


昨日の段階では、まだ蕾。

              休憩

あれ?枯れ葉が舞ってる!と思ったが、
翅を広げたら、テングチョウだった。
日差しは暖かかったが、もう高尾山ではテングチョウにも出会える!

昆虫コーナーは今の時期、キジョランの葉裏にアサギマダラの幼虫
が冬越ししているので、探しに行った。
1月14日に見つけたアサギマダラの幼虫にまず、逢いに行った。
あれ?青木の枝に絡まっていたはずなのに・・?
暫く友人と探していたら、あ!居ましたよ(#^.^#)


前回より、少し大きくなったような気がした。


同じ葉っぱにいて、少し頭を動かしたのを見た。



ずっと、キジョランの葉裏を探し続けたが、
この一匹だけでした。


これで、1センチほどです。

不思議な事に、キジョラン(毒草)に★前回、毛虫を見つけました。

下の葉を食べた痕のような形が見られるが、
どうなんだろうか?
疑問のまま、未だにこの毛虫が何なのか同定出来てはいないのですが、
キアシドクガの幼虫ではないかと思つています。

今回も、キジョランの葉裏にいました。
キアシドクガの幼虫だと思うのですが、間違っていたら
お知らせ願えると嬉しいです。
 

           俳句は季語節分

        妻という老婆怪しげなり節分 小山 清峯

         言わずもがな・かしら?(#^.^#)

 

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イスノキ(柞木)とひょんの実とオオハナアブ♀とオオバンと俳句鑑賞

2022-01-24 06:14:43 | 木の実・花・昆虫・俳句・日記

イスノキ(柞木)と瓢(ひょん)の実
<マンサク科イスノキ属>
ずっと・・椅子の木かと勘違いしていた。
イスノキの柞は、ははそと読む。
ははそは、母にかかる枕詞でありコナラの別名でもあるが、
イスノキは何とも不思議な木だと思う。
葉には、必ずと言っていいほどの虫えいができる。
ひょんの実は、瓢の実(ひょんの実)と書き
ひょんは、ふくべのことで、瓢箪(ひょうたん)のことだ。
なんともややこしい。

別名はヒョンノキ、
山地に生える常緑高木。
葉は互生し、長さ5~8センチの長楕円形で革質。

葉に大小の虫えいが(虫瘤)が多くできる。
3~4月に上部に両性花、下部に雄花をつける。
花には花弁が無く、雄しべは5~8個で葯は紅色。
萼片は3~6個で外側に褐色の星状毛がある。
私はまだ花を見たことが無い。
地味なので春に気を付けてみてみたいと思う)

蒴果は黄褐色の毛が密生し、熟すと2裂して黒い種子を出す。

★瓢(ひょん)の実、(または、瓢の笛)は、
俳句の秋の季語に使われる。
イスノキの虫えいで、虫が出たものを吹くと、
ヒュウヒュウと鳴るので、瓢の実と言う。
子供の昔の遊びだ。
ついでに・

    俳句は季語瓢の実
   瓢の笛とも使う。

  どうしても悲しく吹けぬ瓢の笛 後藤 比奈夫
   

<勝手に俳句鑑賞>
作者は哀しく音をだして自分を慰めようと思ったのに、
ひょんの実は、別名ブスとも言うので、ひゅうひゅうと
元気で愉しい音になってしまうのだ。

           休憩

オオバン
顔がよく見えなかったが、目が赤い。

★昆虫コーナー

オオハナアブ
目と目の間が離れているので雌♀であっているかしら?

 

 

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ミヤマフユイチゴ(深山冬苺)とアサギマダラの幼虫とキジョランの葉を食べた痕と俳句

2022-01-21 06:14:11 | 木の実・花・昆虫・俳句・日記

ミヤマフユイチゴ(深山冬苺)
<バラ科キイチゴ属>
山地といっても、低山に生える。この色のない季節に、
常緑の葉裏に赤いつぶ粒の実を見つけるのは愉しいことだ。


茎は蔓状に地を這い、小さな棘がある。常緑小低木。


葉は長さ5~8センチの卵状で先が尖る。
ふちは3~5浅裂し、細かい歯牙状の鋸歯がある。


春に白い花を数個開く。花弁は5個で萼片の縁と内側に
白い毛が密生する。
果実は球形で赤く熟し、食べられる。


ミヤマフユイチゴのつぶつぶが落ちた痕。

             休憩

キジョラン(鬼女蘭)の葉
に空いた丸い穴は、
アサギマダラが食べた痕(食痕)なので、
幼虫を探しながら、何度葉裏を返して調べた事か!
そうしてやつと出会えた、下はアサギマダラの幼虫です。

★昆虫コーナー
アサギマダラの幼虫

1センチほどの小さな幼虫なので、1齢ぐらいかな。
☆彡まるで恋人に出会えた心境でした。

食べた穴が沢山ある方がいる確率が高いのかもしれません。




これは、2年前の4センチほどになったアサギマダラの幼虫。
これが最後で、その後出かけて行ってみたが、もう見つからなかった。


もしかしたら?アサギマダラの脱皮痕かな?
帰りの長い道のりも気にならないほどの嬉しい愉しい
高尾山でした。

         俳句は季語霜柱

      ゆくゆくは凭れてみたし霜柱 柿本 多映

   <勝手に感想> ゆくゆくと言うのだから・・
    いつかは?死んだなら?凭れてみたい・・な霜柱にかな?。
    

 

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イヌツゲ(犬黄楊)とジャノヒゲ(蛇髭)の実とフユシャクと俳句

2021-12-28 07:33:12 | 木の実・花・昆虫・俳句・日記

イヌツゲ(犬黄楊)
<モチノキ科モチノキ属>
山地に生える常緑低木。

葉は互生し、楕円形または長楕円形で表面は光沢がある。


雌雄異株。
雄花は多数つき、雌花は1個づつつく。
花弁と萼片は4個。雄しべは4個あり、雌花では小さく退化している。


果実は直径5~6ミリの球形で黒く熟す。

下はジャノヒゲ(蛇髭)


藍色の玉が美しい。

ジャノヒゲ(蛇髭)
<ユリ科ジャノヒゲ属>

山地の林内に生える多年草。
淡紫色または白色の小さな花をつける。

種子は濃い青藍色に熟し、いくつかがまとまってつく。


和名のジャノヒゲ(蛇の髭)は、葉を竜(蛇)のヒゲにたとえたもの。

       
              休憩

私のカメラではここまで。
丸の中にいるのはオオタカ

昆虫はフユシャク蛾です。


♀には翅が無い、または翅が極端に短く飛ぶことが出来ない。
♀は尾部からフエロモンを出して♂を誘う。
天敵の少ない冬に活動することで飛んで逃げる必要が無くなつたためと、
産卵を行う重たい♀にとつて冬の寒さを飛翔するのが困難なので、
翅を退化させ、飛ぶのをやめて、フエロモンで♂を呼ぶことに徹した”と、
考えられる。
冬には探してみよう~。クロオビフユナミシャク♀

   ★himeちゃん、フユシャクまで解ってたけれど、
   正規の名前まで教えて下さり有難う。💛



        俳句は季語毛糸編む
        毛糸玉とも使う。

     毛糸玉たぐればいくつかの絆  上田 歌子

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