れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

マヤラン(摩耶蘭)

2020-07-17 07:06:10 | 野の花日記

マヤラン(摩耶蘭)
<ラン科シュンラン属>
葉の無い寄生蘭で、菌類に寄生し養分を得るので、
光合成をする必要がない。


今年はちょうど奇麗な時期に出会えて嬉しい。
数本だが、去年あった場所の近くに生えていた。

都市部の公園にもまれに生えてきているので、
探して見つけるのが楽しい。



多分、どの株も咲いたばかりで美しかった。
神戸の摩耶山で見つかったのが名前の由来。

栄養分は地下茎の中の菌類から得ている。
菌類の中でもキノコの仲間の菌であることが分かっている。



これらの菌類は、特定の樹木の根としか共生できない。
マヤランはこれらの好きな菌の樹木がないと生きられない。

クヌギ、コナラなどのブナ科や、
カバノキ科のイヌシデなどが多い樹木と相性が良いようだ。

 

 

コメント
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