れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

イナモリソウ(稲森草)・ホシザキイナモリソウ(星咲稲森草)・ムヨウラン(無葉蘭)・ツチアケビ(土木通)・昆虫・俳句鑑賞

2023-06-03 00:00:13 | 野の花日記と昆虫と俳句鑑賞


イナモリソウ(稲森草)
 <アカネ科イナモリソウ属>
三重県の稲森山で発見されたのでこの名がある。
山地の道沿いの崖などに生える多年草。


葉は長さ3~10センチで対生し、2~3対集まって4枚の葉が目立つ。


高尾山では他に斑入りの葉のものや、
花が星咲きのものもある。


イナモリソウの群生




▲花が咲いていなくてすごく残念だが、斑入りイナモリソウの葉っぱ


ホシザキイナモリソウ(星咲稲森草)
 <アカネ科イナモリソウ属>
同じ様な場所に咲き花びらが細くて5~8枚あり、
星のように見えるからこの名がある。


ホシザキイナモリソウは、高尾山で発見された。




ムヨウラン(無葉蘭)
 <ラン科ムヨウラン属>
菌従属栄養植物。
常緑広葉樹林下に生え、光合成をしないので葉緑素が無い。
茎の高さは30~40センチ。


背景の落ち葉と同化してしまうので、見つけづらい。
花は淡黄褐色で分岐しない。唇弁に毛が密生してめだつ。





ツチアケビ(土木通)
 <ラン科ツチアケビ属>
今は、芽が出たばかりだが花も黄褐色で蘭の花の形をしている。


もう少し立つと花が咲く。


秋になると赤いソーセージのような果実をつける。


サイハイラン(采配蘭)
 <ラン科サイハイラン属>
林下で葉は普通1枚(この画像の緑色の葉は違う植物です。)
高さ30~50センチの花茎に、多数の花をつける。



セッコク(石斛)
 <ラン科セッコク属>
樹上や岩上に着生する。
葉は革質で披針形。花は花茎に1~2個つける。


桂(桂)の小さなバナナのような実
枯れた落ち葉は、(私は)バニラの匂いがする。

<日記>
久しぶり、高尾山へ行った。
イナモリソウ・ムヨウラン・ギンリョウソウ等に
会いたかった。
今年は、タカオスミレにもヤマルリソウにも会わずじまいの春だったから。
でも、長い3号路はまた足がつった。誰にも言わずに我慢して歩いたけれど、
マイペースでは行けない集団なので、いつも一番最後だった。
それでも何とか行程は消化できたので安心した。
そんなことを言っても、また昇りたくなる。
今度は人に迷惑をかけないように、マイペースで一人で行こう。

※昆虫コーナーは、モリアオガエルの卵塊。

モリアオガエルの卵塊


アワフキ
ハラグロコモリグモかな・


ウスキホシテントウのまだ子供?
黒地に白い水玉なんてなんておしゃれ!

※[絵ときのこと虫」ブログゆみこさんから、
シロジュウシホシテントウと教えて頂きました。


ウスバカゲロウかしら?


ヤツメカマキリ

我が家のキンカンの葉で育っているナミアゲハは・・

前日の朝は、まだ糞色だったのに・・(#^.^#)


その日の3時ごろには、青虫になっていました。
青虫になりたての時はあまり葉を食べてないようです。
私は見てはいないのですが・脱皮殻でお腹いっぱいになるのかもしれません。


腹ペコ青虫になって食欲もあります。

オリエンタルハートのミカンの木のナミアゲハもがんばってね(#^.^#)


            《俳句鑑賞は春の季語チューリップ》
       
            
        チューリップわたしが八十なんて嘘   木田 千女


 

コメント (6)
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