オトギリソウ(弟切草)
<オトギリソウ科オトギリソウ属>
草地や他の畔などに生える多年草。
花は径1,5センチほどの一日花で、
花弁は5枚で、黄色い花は茎の先に集まる。
茎は高さ30~50になり、
上部で枝を分ける。
葉は対生し、広披針形で長さ3~5センチ、
密に黒点があり、これは色素を含む油点。
名前の弟切草(おとぎりそう)の名は
兄弟の鷹匠が鷹の治療薬としてオトギリソウを使い
二人だけの秘密にしていたが、
弟が秘密を漏らしてしまい、怒った兄に切られ
てしまう。その血しぶきが葉にかかって
黒点になったと言う伝説をもとに名づけられた。