れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

カキツバタ(杜若)・キショウブ(黄菖蒲)・中の島見学・ゴマダラチョウ?・アカスジキンカメムシの幼虫・

2024-05-09 11:00:40 | 野の花日記・昆虫・俳句鑑賞


カキツバタ(杜若)
 <アヤメ科アヤメ属>
石神井公園で年に一度、中の島にボートで連れて行ってくれる企画がある。
普通はもちろん一般人は、立ち入れない場所だ。
珍しい水生植物が、保護されている。
時間的にはあっという間に終わってしまうのだが
それでも、いつも三宝寺池の外から見ているので、
中に入って見学できるのは、とても興味ある機会でした。
中の島では今は、カキツバタが満開でした。
水湿地に群生する多年草。
葉は剣状広線形で先がとがり、基部が鞘となつて茎を囲む。
花茎の上に青紫色の花を2~3個つける。
外花被片は3個で中央部から爪部にかけて、白の斑紋がある。
内花被片は3個。雄しべは3個、葯は外向きで白色。
花柱は3つに分かれ、先は2裂する。


「中の島」のカキツバタの群生


キショウブ(黄菖蒲)
 <アヤメ科アヤメ属>
葉の間から花茎をだし、鮮黄色の花を開く。

花の下に二つの苞がある。
外花被片3個は広卵形で大きく、先が足れ、爪部には褐色のすじがある。
川部では、勢力が旺盛すぎて他の植物を凌駕するので、
極力嫌われ者でよく抜かれている。



国指定天然記念物「三宝寺池沼沢植物群落」の取り組みの一環として、
「中の島植物見学会」が行われている。

「中の島の植物」

▲ミツガシワ
すでに花が終わって、見になっていました。


ヘラオモダカ


▲ミズオトギリ

葉つぱは、確かにオトギリソウに似ていますが、花は、初めて知りました。


花の画像を拝借してきました。

▲ヒナウキクサを画像に撮りましたが、白抜けしてしまい、
画像をアップできないのが残念です。
その名の通り小さい浮草でした。




イグサ


カサスゲ


ゴウソ


フトイ


▲コウホネ


▲ミズハコベ(去年の画像)

          「中の島の植物」などでした。

昆虫コーナー


榎にじっとしていたので、私はゴマダラチョウの春型だと思うのですが、
アカボシゴマダラで白化したものもあるそうです。



アカスジキンカメの幼虫


コナジラミ?ハジラミ?


カバイロコメツキ

※中の島見学のあと、色々な花にも昆虫にも出会いました。
     続きはまた明後日。

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ムサシノキスゲ(武蔵野黄菅)・ナワシロイチゴ(苗代苺)・ササバギンラン(笹葉銀蘭)・キンラン(金蘭)・ハンショウズル(半鐘蔓)・イチヤクソウ(一薬草)の蕾・ヨコズナサシガメ他・俳句鑑賞

2024-05-07 13:53:14 | 野の花・木の花・俳句鑑賞


ムサシノキスゲ(武蔵野黄菅)
 (ワスレグサ科(ユリ科)ヘメロカリス属>
武蔵小金井駅を降りて、バスで浅間山公園へ。
優しい色の黄色いムサシノキスゲがあちこちに咲いている。
どこが普通のキスゲと違うのか・?私にはよく解らなかったが、
5月に咲いているのは早いと思う。
紅紫色の鐘の形のハンショウズルが咲き出して迎えてくれた。
ヤマユリ(まだだったけれど)が咲いたら見事だろうと思った。
その他、ギンラン、キンラン、ササバギンランなどが多く見られ、
蕾だったが、イチヤクソウも咲く場所です。
多年生草本。

ニッコウキスゲ同様に朝鮮半島からアムール地方に自生するヘメロカリスの一種からの
変種と言われ、浅間山(せんげんやま)だけに自生するユリ科の植物と言われている。


丘陵地に自生し、草丈は60~80センチの野草で、ノカンゾウに似るが、
花弁の先端がとがらない点で区別する。
開花期は5月頃で、葉は8月には枯れてしまう。


ムサシノキスゲの花の中に、すっぽり入ってクロアゲハが蜜を吸っていました。


▲ナワシロイチゴ(苗代苺)
 <バラ科キイチゴ属>
落葉低木。
我が家にも植えてあるくらい大好きな花です。
よく、道端や河原の土手、丘陵地の日当たりのよい場所などに生えていたものです。
茎は長く伸びて所々で根を張る。
枝は直立し、高さ5~30センチになる。


葉は互生し、3枚複葉だが、5小葉もある。
枝先や葉のわきから、紅紫色の花を上向きに開く。
果実は球形で6月の苗代の頃に赤く熟して食べられる。


ササバギンラン(笹葉銀蘭)
 <ラン科キンラン属>
山地や丘陵の林の中に生える多年草。
高さ30~50センチになり、ギンランより大きい。
葉は卵状披針形で6~8枚が互生する。
花の下にある苞は線形で、花序より長い。


花もギンランよりややおおきめ。
唇弁の基部は距となり、やや突き出す。


ギンラン(銀蘭)
<ラン科キンラン属>
茎の先の3~5個の白色の花は平開しない。


キンラン(金蘭)
 <ラン科キンラン属>
茎の先に黄色の花を10個ほどつける。
花は黄色で林の中でよく目立つ。


ハンショウヅル(半鐘蔓)
 <キンポウゲ科センニンソウ属>
木質のつる性植物。
葉は3出複葉で互生する。
小葉は卵形または楕円形。
花柄は6~12センチあり、先端に紅紫色の鐘形の花を1個つける。
花は垂れ下がる。


イチヤクソウ(一薬草)の蕾
 <イチヤクソウ科イチヤクソウ属>
今回は残念ながら、蕾でした。
常緑の多年草。
葉柄のある数枚の葉が根元に集まつてつく。
葉の間から20センチ内外の花茎をだし、
3~10個の白い花をつける。
和名は薬用になることから、一薬草(いちやくそう)と名付けられた。


去年の6月の高尾山にてイチヤクソウ(一薬草)の花

※昆虫コーナー

かっこいい!ヨコズナサシガメ


柔らかそうな葉が虫食いだらけだったので、
よくひっくり返してみたら、ハバチっぽかった。


グーグル先生は・ミツバチとでました。


ヨツメトビゲラ?

          《俳句鑑賞は夏の季語田螺(たにし)》
           田螺鳴く(たにしなく)とも使う。

   
    画像は田螺じゃなくて、カワニナですが・
 
       見飽きたる田螺を探す日暮れかな   柿本 多映

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ヤセウツボ(痩靭)・ギンラン(銀蘭)・キンラン(金蘭)・ミズキ(水木)・カゲロウの幼虫・その他・俳句鑑賞

2024-05-04 06:17:05 | 野の花と昆虫


ヤセウツボ(痩靭)
 <ハマウツボ科ハマウツボ属>
    ※前回の昭和記念公園の続きです。

寄生植物でマメ科に多く寄生する。
牧草の混入で、侵入した帰化植物。
多様な植物に寄生し、土壌の種類も問わない。


公園や草地に生え、葉は無く、草丈は20~40センチ。




▲ギンラン(銀蘭)

 <ラン科キンラン属>
昭和記念公園の「こもれびの里」の小山を登っていくと、
ギンランやキンラン、イカリソウやジュウニヒトエに会えます。

雑木林の中に生え、草丈20~40センチ。
葉は細く、先端がとがる長楕円形で3~6個付き、基部は茎を抱く。


茎の先端に1センチほどの白い半開き、またはほとんど開かない花を

数個つける。花には短い距がある。


キンラン(金蘭)
 <ラン科キンラン属>
直立した茎の先に鮮やかな黄色い花が3~10個つく。
草丈40~80センチ。半開きの状態で咲き、
花色を金に見立てて名前が付けられた。

花は半開きの状態で咲き、花色を金に見立てて名前が付けられた。


ジュウニヒトエ(十二単)
 <シソ科キランソウ属>


▲イカリソウ(錨草)
 <メギ科イカリソウ属>



「原っぱ広場」には大好きなネモフイラハナビシソウヤグルマギクが咲いていました。




ここから、砂川出口から出て多摩川散歩をしました。

※昆虫コーナー

※カゲロウ
砂川口から出て、一駅多摩川駅まで歩く。


さすが、多摩川べりの道にはカゲロウの幼虫がいっぱいいました。


節足動物門・
昆虫の中ではじめに翅を獲得したグループの一つ。


榎を巻く


もしかしてハナグモさん?


もしかして?
ハナグモがカゲロウをとらえている



やっぱり榎にいたイモちゃん。


家に持って帰った榎にいたふとつちょイモムシのオオシマカラスヨトウ



3匹目のゴマダラチョウはあまり食欲は無く、
とっくに飛び立ったゴマダラチョウと一緒に育てたのに、
目覚めも遅く、成長も遅いので頑張って欲しい!


この触覚がかっこいい貴方はどなた?


小さなでした。調べてもよく解りませんでした。

多摩川駅まで歩いて、夕飯を兼ねて飲み屋で、美味しい焼き鳥と、筍とこごみの煮つけ、
アスパラ肉巻きなど食べて、(こういう時、車で無い事に主人はほくそ笑む)
多摩モノレールに乗って北立川駅まで行って帰宅した。



                  《俳句鑑賞は夏(なつ)》
       

                                                     

              わが夏帽どこまでころべども故郷   寺山 修司 

                   
        

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キンジュモクレン(金寿木蓮)・ハクウンボク(白雲木)・オオデマリ(大手毬)・イワガサ(岩傘)・コゴメウツギ(小米空木)・ハグロハバチの幼虫他・俳句鑑賞

2024-05-02 12:39:36 | 木の花・野の花・昆虫・俳句鑑賞


キンジュモクレン(金寿木蓮)
 <モクレン科マグノリア属>
落葉低木。
キモクレン(黄木蓮)種から,母種よりも色が濃く鮮やかな黄花種をわが国で
選別育成した園芸品種。


葉は卵形で枝に互生する。
径10~15センチの黄色い花を開く。
わんこまりをシッターさんに頼んで、月1回の夫婦での電車でのお出かけの日。
去年までは、自動車でわんこもOKなので一緒に出掛けた昭和記念公園へ。
電車では、西立川駅下車だと目の前が「西立川口」で便利です。
おにぎりも食べ物も売っているので、お弁当は持参しません。


ハクウンボク(白雲木)
 《エゴノキ科エゴノキ属>
若枝の表皮は縦にはがれやすい落葉高木。
葉は互生し、円形。
エゴの花に似た白い花を多数下垂する。


花冠は長さ約2センチで5深裂する。
雄しべは多数、雌しべは1個。
果実は直径,1,4~1,7センチの球形で9月に熟す。


オオデマリ(大手毬)
 <ガマズミ科ガマズミ属>
観賞用として植えられ、高さ1~3メートルになる落葉低木。


イワガサ(岩傘)
 <バラ科シモツケ属>
落葉低木。
よく分岐し、葉は2~3センチの卵形または倒卵形で先は丸く、基部は広い楔形。
本年枝の先の散房花序に直径6~8ミリの白い花を開く。花弁は5個。



コゴメウツギ(小米空木)
 <バラ科コゴメウツギ科>
山地に生える落葉低木。
葉は互生し、卵形で先は細く尖る。
本年枝の先または、葉のわきから短い総状花序をだし、
直径4ミリの白い花を開く。花弁は5個でヘラ形。


雄しべは10個。雌しべは1個。
萼片は5個で卵円形。

花木園や「みんなの原っぱ」、渓流広場を抜けて「木漏れ日の里」へ行ったら、
キンラン、ギンランやジュウニヒトエ、イカリソウなどが咲いていて楽しかった。

「ネモフイラの丘」で抹茶ソフトクリームを並んで、食べてから、
「砂川出口」から出て、一駅「玉川上水駅」まで多摩川に沿って歩いた。
モノレールに乗って、立川でおりて焼き鳥屋で一杯?


帰宅したら8時過ぎでした。
まりはいい子で待つことができてホッとした。

※昆虫コーナー

ハグロハバチの幼虫


?イモムシ
グーグル先生は与党がの一種だと教えてくれました。(#^.^#)

 

もうシオカラトンボは、交尾中 💛


コメツキムシの一種かな?


へびいちごの花にどなた?


オオジシバリに蜂さん

       続きはまた明日💛

         《俳句鑑賞は、夏の季語夏(なつ)》
     朱夏(しゅか)・炎帝(えんてい)などと使う。
  
     画像は関係ないけれど罌粟(けし)
   
       すでに夏少年の耳朶青く透け  大場 鬼奴多

      



   

コメント (2)
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キキョウソウ(桔梗草)・マツバセリ(松葉芹)・キリシマツツジ(霧島躑躅)・水生生物・二匹目のゴマダラチョウ!

2024-05-01 09:21:26 | 野の花・日記・俳句鑑賞


キキョウソウ(桔梗草)
 <キキョウ科キキョウソウ属>
小さいけれど、桔梗を思わせる青紫の花が咲くことからこの名がある。

花は下から順に咲き上がつて来る。
花は下部にある花が開かない閉鎖花が結実し、その後上部の花が咲いていく。


草丈は30~80センチ。

柄のない葉は直径1センチほどの幅広の円形で茎を抱いて互生する。
雄しべが花粉を出した後、雌しべが開く。
ひとり時間差性転換を行う。
これはたぶん、雄の状態かな?



この花たちは、雌の状態だと思います。


▲マツバセリ(松葉芹)
 <セリ科セリ属>
道端のコンクリートの所から、生えてきて、花は愛らしいので、
とても気になっていた花でした。
たぶん、帰化植物だとは思っていました。
なぜなら、環状線のすぐわきの土など見つからない場所に生え、
ひっきりなしに車が通る場所近くにさいていたので、
きっと、どこからか運ばれてきたものだと思ったからです。
葉が松葉のように細くて長い。
熱帯アメリカ原産の帰化植物で、増加している。


花が終わりに近づき、実が膨らみ始めるのを見て見たい。
緑からクリーム、茶色へと実の色が変わって、茶色になると殻が割れ、
種がこぼれるそうです。

※まずは二匹目の我が家のゴマダラチョウの旅立ちです!
朝はまだ蛹だったので、安心して出かけていました。
月に一度の主人とのわんこまりをシッターさんに頼んで出かける日だったので、
帰りも遅れました。夜に旅立たせるのが心配だったので、
今朝早くに旅立たせました。

ですから、画像は1枚しかありません。
美しい白が際立ったゴマダラチョウでした。


画像もボケたものが1枚・・

まだ暗い早朝、箱を開けてやるとそのまま飛んで行きました。
さよなら!元気で過ごしてね。
愉しい時間を有難う!

《水生生物》
矢川の観察会にて

ヤゴ


カゲロウの幼虫?



カワエビ・カワヒル?


カワヒル


小魚?名前が解りません


カワニナとカワエビ


ルリハムシ


カタツムリ



テントウムシ


ハグロハバチ?


ギシギシの葉を開いて見たら?どなたですか?


シジミチョウ

        《俳句鑑賞は夏の季語初夏(はつなつ)》
    初夏(はつなつ)・夏初め(なつはじめ)・首夏(しゅか)
    などと使う。
   
           画像は関係ないのだけれどスズラン

        水疲れしてはや首夏の美少年   三橋 敏雄

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