今日は東日本大震災から4年。そんなワケで今日の日本酒は福島県のもの。
大七酒造株式会社『大七 純米生酛(きもと)』(1,420円/720mℓ)。
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
精米歩合:69%(扁平精米)
アルコール分:15度
香りは少なく、色はほぼ無色。
ラベルには「奥深いコクのある中辛口」とありますが、
スッキリしつつもどっしり感があるというような、面白い印象。
さて、東日本大震災当時(2011年3月14日)に個人的な意識として、
『BUY 東北(製品) プロジェクト』(2011年3月14日)
の記事以降、東北の日本酒をつとめて飲むようになりました。
人それぞれ、支援の方法は色々あると思いますが、自分のとった手段はこれでした。
でも最近、その意識が薄れてきています。
毎晩、東北の日本酒ばかり飲むというのもシンドイですが、
とはいえ、3回から5回に1回はつとめて東北の日本酒を飲まないと、と反省。
最近のニュースを見る限り、東北の復興は道半ばどころか先が見えない状況のようです。
行方不明者の発見は、正直なところ今からはあまり期待できないと思います。
ですが、仮設住宅に住んでいらっしゃる方々が0にならないと、
少なくとも復興したとは言えないでしょう。
また、福島は原発の爆発という特殊な事情もあり、話はさらに深刻に思えます。
安倍首相は東京オリンピック招致のために「under controled」と寝ぼけた発言をしましたが、
とてもそのようには思えません。
4年が経ち、被災地のことがだんだん意識から遠のいているように思えます。
自戒も込めて、意識を改めたいと思います。