よーし! スーパー小学生を超えるぞ!!!

新学期が始まりました。私は5年ぶりに中学年の担任をすることになりました。4年生です。長い教師生活の中で3回目の4年生です。

4年生を担任した過去2回は本当に良い思い出がたくさんあります。4年生という学年の子どもたちは、何をするにも一生懸命なんです。もう下級生という感覚ではない。かといって、上級生でもない。これからグングン開いていこうとする「つぼみ」のような存在だと私は感じています。

4年生という年代は本当に素直なんです。発達心理学では「ギャングエイジ」と言われるほど活発な時で、悪いこともたくさんします。それで良いのです。どんどん失敗して、失敗から学べば良いのです。大人が先回りをして、失敗させないようにするということがあってはなりません。とにかくノビノビと行動し、ノビノビと学ぶ。私はこういうイメージを4年生に持っています。


学級開き初日の昨日は、校庭での始業式の後、たった10分間の学級指導。それでも「ニュー井上軍団」の子どもたちは、新鮮な決意に燃える笑顔を見せてくれました。

そして2日目の今日、私は3月に卒業した子どもたちのために、中学校入学式に参列したので、担任不在の2~3校時。またまた指導時間が足りなかったにもかかわらず、私が入学式から帰ってみれば、廊下で会う先生全員にこんなふうに声をかけられました。

「井上先生、4年1組の子たちがすごく一生懸命に大掃除をしてくれたんですよ!『重いのはぼくが運びます!』とか『T先生が手伝ってくれるんだ!ありがとうございます!』とか。こちらが手伝ってもらっているのに、そんなふうに子どもたちに言われて嬉しかったですよ!」

やってくれましたね!!!
本当に昨日の3分間で激変してくれた4年1組井上軍団ですねっ!!!
だから4年生はすごいんですよ!
柔軟な頭脳の持ち主です!!!


クラスに入れず、指導する時間が全然なかったにもかかわらず、やる気満々の子どもたちなので、この子たちにとって新しいチャレンジである「マイ新聞」を書くことにも、すばやく取り組めました。目標としてクラスで「年間10000号」を発行することにしたのですが、「ぼくが500号書くよ!」「先生、新聞書きたいから紙を持って帰っていいですか?!」という発言が次々と。

ありがたいことですね!
一生懸命な子どもたちって輝いていますね!


これまで私は「スーパー小学生」を育てるという大きな目標をかかげて、絶対に妥協せずに自分がイメージしている子どもを育成しようとしてきましたが、今回担任する子どもたちを見ていて、イメージをアップしたいと思えました。スーパー小学生を超えるイメージを創ります。

「ウルトラ小学生」

この1年間はこれでいきます。
つまり人類レベルを超えて、本気で「宇宙で一番」を目指すということです。
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水泳・・・ジュニアオリンピック・・・夢へと飛び立て!

今日は辰巳国際水泳場で「ジュニアオリンピック」が開催され、そこに先週、井上学級を卒業したばかりの選手が出場しました。私は中3時間の休暇をいただき応援にかけつけました。

会場に着いて、人の多さにビックリ。そうか、水泳の全国大会というのは出場選手数が多いから、応援に来る関係者の方もその2~3倍はいるし、当然このような混雑が起こるんだなぁと異文化を感じていました。バレーボールの全国大会は、確かに人も多いのですが、都内6会場に分散して試合を行うので、雰囲気がかなり違うんですよね。

卒業生はメドレーリレーの平泳ぎで出場。惜しくも決勝進出はなりませんでしたが、小学校の卒業にあたって「全国大会」に出場したことじたいが貴重な経験だと思います。これからの3年間、ないし6年間が彼の勝負となるでしょうが、心身の成長を順調にしていけば可能性はいっぱいあるわけです。卒業式前に、「卒業アルバムに何か書いてください。」と持ってきてくれたので、「2020年のオリンピックを目指せ!」としたためさせてもらいました。自分自身に勝って勝って勝ち続けて、夢の実現をしてほしいと期待しています。



さて、水泳の試合を見て感じたことがあります。
「水泳は過酷なスポーツだ。厳しいスポーツだ。心が強くなければ勝てない。」
ということです。

今回の大会に出場するために、スイミングクラブの選手コースにいる彼は、毎日何万メートルの練習を続けているはずです。この日のために。それがたった30~40秒の泳ぎで終わってしまう。たった何十秒のためにどれだけの努力を要するのか?これは挑戦している本人とご家族にしか、その苦労は理解できないぞ。そんなふうに感じたのです。

バレーボールの場合は、少なくとも30分間は試合が続いて、応援団もずっと声をからして応援できるのですが、水泳の場合はちょっと油断していたら子どもの試合を見逃してしまうくらい時間が短い。怖い競技だと思いました。きっと陸上競技も同じでしょう。異競技から学ぶ点は大きい、バレーボール指導者はもっと自分自身に厳しく子どもたちを指導しなくてはならない。ましてや教師という仕事をしている人間は、この一瞬の勝負のために何年間も努力をしている子どもたちを、もっともっと見習わなくてはならない。そんな気分にさせられました。
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卒業した君たちへ その1・・・まさに「史上最高の卒業式」でした

卒業を記念して保護者の皆さんから子どもたちに贈られ置き時計には「夢にときめけ!明日にきらめけ!」というドラマ「Rookies」の合い言葉が刻み込まれていました。

私たち6年生軍団は、4月のスタート時点から、「史上最高の卒業式」を合い言葉にして大前進をしてきました。その前年、残念なことに大きく大きくマイナス方向に傾いてしまっていた子どもたちは、まさにRookiesの主人公である野球部員にそっくりでした。自分たちの目標を見失い、大人を疑い、男女関係なく子ども同士でも傷つけ合い、その不満や不安を接するものすべてにぶつけていたような雰囲気がありました。

この問題を私から見ると、「子どもも保護者も教師も、誰も悪いのではない。ボタンのかけ間違いをしているだけだ。」と感じていました。本来、人間の子どもはより良く成長しようという本能が備わっていると私は感じています。必要な時に必要な光を水を与えること、そして自然農のように、余計な肥料(指示や叱責)を与えず、相互関係をバランス良く保ってあげることで、子どもという才能の芽は急速に育っていくと信じています。

6年生の1年間、『マインドマップ学年』を形成し、考えることの楽しさを味わい、ポジティブに、プラス思考で進んできました。

「6年生は学校の看板である!」
「3月25日に私たちは史上最高の卒業式をしている!」

強力な目標意識の下で、ひとつひとつの授業や行事を通して、そのたびに設定してきたスモールステップの目標を達成し続けてきました。自らの努力で目標を達成した喜びが子どもたちを大きく育てていきました。



昨日の卒業を迎える2日前、私は最後の指導として「史上最高というのはいったい何をもって史上最高とするのか」を徹底しました。

「学校史上最高なのか?江東区史上最高なのか?日本史上最高なのか?人類史上最高なのか?宇宙史上最高なのか?それとも自分史上最高なのか? 自分の考えている最高イメージに手をあげてみて。」

多くの子が「人類史上最高」と手をあげました。しかし私は今回の卒業式の場合はそうではないと話しました。

「人類史上とか宇宙史上とかいうのは大きすぎてイメージすることができない。どの卒業式が人類史上最高だったのかなんて誰も知らない。イメージが大きいのは良いことなのだけれども、いざ本番という時には、本当に自分が分かるものにしなくてはいけない。だから『自分史上最高』の卒業式、これまでの12年間で最も力を出した、300%の力を全員が出せた。こういう式にすれば、それが自然に史上最高の卒業式になるんだよ。」



そして、昨日の卒業式です。

全員が力強い口調で「将来の抱負」を話し、よびかけや歌も精一杯声を出していました。
来賓の方々のお話を聞く姿勢も立派でした。
「泣いたら歌が歌えなくなる」という気持ちで涙をグッとこらえながら、参加してくれた方々全員を感動させるんだと頑張っていました。

体育館には心暖かな空気が流れていました。
子どもたちと一緒に苦労を乗り越えてきた保護者の皆さんが、子どもたちの成長した姿に涙していました。

「良かった!笑顔で卒業することができて、本当に良かった!」

私には保護者の皆さんの心からの声が聞こえてくるような感じがしました。

まさしく史上最高の卒業式でした。



短い記事内ですべてを語り尽くすことはできませんので、この卒業式については何回かに分けて連載してみたいと思います。
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6年生は小学校生活最後の給食

卒業式前、今日は6年生にとって小学校生活最後の給食でした。

お赤飯やカジキを美味しくいただいた後のタイミングで、栄養士の先生が自ら、ハーゲンダッツのアイスクリームを運んできて下さいました。温かい教室の空気で溶けてしまわないようにとの細かい配慮です。

先日のバイキング給食といい、今回のアイスクリームといい、本当に子どもたちのことを思ってくれる給食室の皆さんです。

最後の給食にあたり、我がクラスは「給食アート」で感謝の気持ちを表しました。


今日の給食、みんな何だか幸せそうに、このお昼ご飯の時間を味わうように食べていたので、急きょ予定を変更。
「みんな、何だかすごく幸せそうに、今日の給食を食べているね。この時間は大切だから、掃除の時間をなしにして、ゆっくり食べていていいよ。」


クラスメイトとの会話とアイスクリームを楽しみながら、子どもたちは本当に掃除の時間中、ゆっくり楽しんでいました。

私、この卒業前のマッタリとした雰囲気が大好きです。
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本の紹介

海のいのち (えほんはともだち―立松和平・伊勢英子心と感動の絵本 (25))
立松 和平
ポプラ社

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スノープリンス 禁じられた恋のメロディ (角川つばさ文庫)
文:百瀬 しのぶ
角川書店(角川グループパブリッシング)

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卒業前の最後の授業に全力投球しました。

光村図書6年国語の教科書にある『海の命』という教材を8時間かけて細かく読解していきました。ひとつひとつの語句にこだわりにこだわり、著者である立松和平さんが「この句読点をどういう効果をねらって使っているのか」というところまで考えるような授業をしました。

最近の国語の教科書指導はそういう細かい指導をするようにできていないので、文学教材の読解にかける時間の割り当てがとても少なくなりました。その分、コミュニケーション能力を高めたり、スピーチの力を高めたりという内容が増えました。

しかし、日本語を指導するわけですから、教材を細かく分析して読解していく活動も必要なのではないかと私は思っています。その活動の中に、子どもたちが様々な能力を伸ばしていける指導を盛り込んでいけばいいのではないかと思います。


今回の授業の最後に子どもたちが振り返り感想で書いたことが象徴的でした。ほとんどの子が以下のような内容のことを書いていました。

「今回の授業のように、文章の中の言葉のひとつひとつをくわしく考えていくことがすごく新鮮でした。」

「国語辞典を片手に、言葉の意味をしっかり調べながら読み進めていくことで、ただ読んでいるのとは全然違う深い読み方ができることに気づきました。」

「ゆっくりじっくり読みながら、話し合いでみんなの意見を聞いているだけで、新しい発見がありました。」

「こういう読み方をこれからもしていくようにすれば、国語の力がつくんだと感じました。」


授業をした私の想像を超えて、子どもたちは「学んだ感」に浸っていたようでした。

全力投球して授業を行い、子どもたちの反応を感じることで、私も勉強になりました。時に子どもたちは、教員の読み取り以上に深い考えを発言しており、何度も感心させられました。(先生たちには、本気の国語授業を公開するから見に来て下さいと言ってありました)



さて、最後に本の紹介をします。

授業の振り返り作文の中で、ある子がこのような言葉を書いてくれました。

「しあわせは見つけるものでなく、気づくものだ。」

その言葉が書かれているのが「スノープリンス」という本だということです。とても深い言葉だと思いましたので紹介させていただきました。

トルストイの「足下を掘れ、そこに泉あり」という言葉に意味が似ているなぁと思いました。大事なことは遠くにあるのではなくて、きっと身近にあるんですよ。
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「わたしたちは史上最高の卒業式をやります!」

4月のスタート時点から、「最高の卒業式」という言葉を徹底的に考え続けてきた我が6年生。時は3月。いよいよカウントダウンに入ってきました。

「史上最高の卒業式」を目前にして、来賓として来て下さる方が決まったと連絡が入りました。なんとなんと、区のトップである「区長さん」と教育委員会のトップである「教育長さん」の二人が来て下さることになったということです。

このことは何を意味しているのでしょうか?


私たちは、3月25日の卒業式を素晴らしいゴールとするために、この1年間、猛然と進んできました。もし、子どもたちの「成長度」を数字で表せるとしたら、自信を持って「世界一の成長度」だと私は宣言できます。それほど成長をしてくれました。これは成長などという言葉では表せるものでもなく、「子ども革命」「学年革命」というくらいの変わり方をしてくれたと思っています。

このことから、勝手ではありますが、すごく前向きに解釈をさせていただきます。

今回、区のトップのお二方が決まったということは、来賓としてはこれ以上ない「貴賓」といえるわけです。偶然かもしれませんが、私たち6年生軍団にとっては偶然とは思えません。つまり、すでに私たちは「区の中でも飛び抜けている6年生なのだという証明」ととらえる事が大事だと思います。

主人公は6年生の子どもたちです。
参列者は、その子どもたちの門出をお祝いして下さるために集い合うのです。
私には、子どもたちの目覚ましい成長が呼び込んだ出来事としか考えられない今回の来賓決定です。


「最高の舞台」は着々と整ってきました。

桜前線を予報するサイトによると、25日の卒業式の頃には、桜も咲き始めているそうです。天も地も、人も社会も、一切のエネルギーを卒業式に向けて巻き込みながら、「こんな卒業式は見たことがない」と言われるような空気を作り出していきたいです。いいえ、私たち担任ではなく、子どもたちが必ずそれを作り上げてくれるでしょう。
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よく頑張った! うん、本当によく成長した!

今日は「亀戸地区小学校対抗サッカー大会」が行われ、同僚のモジャ先生率いる香取小チームも勇んで出場しました。目標は当然、優勝でした。

結果は、本当に惜しくも1勝1敗1分の2位(だったのかな?)で、子どもたちは悔し涙を流したそうです。(私は所用があり、2試合目の勝利を見届けて帰りました。)


試合のことをモジャ先生も記事にしていますので、参考にしてください。

「小学生サッカー大会、ついに本番!!」



私が指導に関わったわけではないので、とやかく書くのは筋ではないと思いますが、チーム関係者ではない立場で書くことで、みんなの参考になればと思いますので、あえてコメントしておきます。

今回のサッカー部の活動はこれまでの2年間に比べ、子どもたちの挑戦する意欲が高かったと感じています。それは普段の練習に顕れていました。キャプテンを中心に「こんな練習をしよう」「こういう練習も必要だよ」と試行錯誤しながら進んでいました。これまでの2年間は、サッカー経験のある子の思いを中心軸にしてチームが成り立っていた面が強かったのです。今回の5~6年生はそれを打ち破り、「全員サッカー」ができていたと思います。

優勝できると信じて頑張ってきたわけなので、あとわずかに手が届かなかった悔しさは本当に強いことでしょう。大いに悔しがっていいのです。だって努力してきたんだもん。

ひとつの目標に向かってみんなで頑張った経験を、中学に行ってもぜひ活かしてほしいものです。





さて、今後のサッカー部の活動について一言申し上げると、やはり10月あたりからチームがスタートする「シーズン活動」ではダメですね。指導者として、子どもたちに結果を出してあげることは難しいと思います。週3回くらいの「通年活動」にしないと結果は出せないでしょう。

小学生スポーツの場合、試合に活かされる技能の習得に1年間、試合運びを身につけるために次の1年間、そしてその後の数年間で本当の勝利へ導いていくくらいの長いスパンが必要になります。現在のような指導形式で何が起こるかというと、地域のサッカーチームに入っている子が多いチームが勝ち、チーム活動をしていない子たちのたった3カ月の努力では経験者の技能の前になすすべもないでしょう。そういう現状の中で、「優勝しよう」と言ってはいけない。子どもたちに悲しい思いをさせる。
相手の実力もしっかり調べ、自分たちの能力と比較検討し、限界よりもちょっとだけ高い目標を立てることが必要です。

また、早朝練習が子どもたちとご家族にどれだけ負担を強いているかも考えなくてはなりません。授業や学校生活に支障が出ていないでしょうか。つまり指導者はただ「子どもたちは頑張った」などというありきたりの言葉で子どもたちの努力を評価してはいけない。一人一人の背景にあるたくさんのものを細かく受け止めて指導する必要があると思います。


実はまだまだ言いたいことが山ほどあるのですが、このくらいにしておきます。
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サッカー部員は全校児童の模範たれ!

先週から今週にかけて、課外活動(吹奏楽とサッカー)をしている子に指導を入れる機会がありました。どちらもそうじをおざなりにしていたことがきっかけです。そこでこのように指導を入れました。

「課外で活動をしているということは特別なことで、体育館や校庭を使わせていただいている、活動をやらせてもらっているということになる。その分、全校の目も集まる。だから全校児童の模範となるべきだ。それをマイナスの行動をしていたり問題を起こすようなことがあるならば、出場停止や活動禁止、指導者は処分を受けるというのが常識だ。
模範というのはそうじも勉強も誰よりも頑張っている。朝礼に遅れてくるなんていうのはもってのほか、誰から見ても模範の児童になる必要がある。」

これを受けて、サッカー部員は子どもだけで自主的にミーティングを持ったようです。私が午後の出張から職員室に戻ると、机の上に紙が置いてありました。


(サッカーチームの目標)

「香取小 絶対優勝 勝ち取るぞ」



(香取小の校庭を使わしてもらっているかわりに何ができるか?)

1,感謝の言葉
2,そうじをしっかりやる
3,めいわくをかけない
4,場を清める
5,学校のことを最優先
6,あいさつ
7,校庭をあらく使わない
8,勉強をしっかりやる
9,いい記録を出す
10,きまりを守る
11,使った道具をきれいに返す
12,学校の物を大事に使う
13,校庭にちらかっているものをかたづける


よくぞ自分たちだけで考えました。素晴らしいと思います。
これでサッカー部もひとつ脱皮してくれることでしょう。

私からはもう一度、この言葉を書き残しておきます。

全校児童の模範たれ!
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学芸会・・・・・終わりよければすべて良し!

学芸会が無事に成功しました。

どの学年の子ども達もみんな緊張しながらも立派に演じきりました。舞台から降りた時の達成感に満ちた笑顔が花開いていました。

担任する6年生の子ども達はさすが最高学年でした。練習終盤戦の追い込みは右肩上がりで進歩し、ほとんどのことを子ども達自身で進めてくれました。ああしよう、こうしようと演技をどんどん進化させることで、「担任から与えられた劇」から「自分たちで創り上げた劇」へと変身させてくれました。

昨日の児童鑑賞日には、残念ながら風邪で欠席してしまった子が二人いたのですが、それをどうカバーするのかも自分たちで話し合い、「先生、こうすることにしました。」と報告してくれるだけ。担任が口を差しはさむ必要もなくやり遂げてくれました。


今日はたくさんのお客様の前での演技。
中には8ヶ月ぶりに6年生の姿を目にする先生もいて、率直な感想を聞かせてくれました。

「6年生の表情が本当に豊かになっていたことに驚きました。全員がしっかり力を合わせて演じていることに感動しました。」

「先生、よくここまで成長させてくれましたね。素晴らしい6年生になってきましたね。今度来るときが楽しみです。」

「もう感激しました。子どもってすごいですね!みんなの真剣さに心を打たれました。」


保護者の皆様の目にはどのように映ったのでしょう?
感想をお聞かせいただけると嬉しいです。
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ハプニングが生んだ団結

昨日、教室内にセットしたアクアリウムは大人気で、いつも人だかりができています。

そして昨日、K君が「おじいちゃんのうちからもらってきた」というグッピーを水槽の中に入れてあげました。見てすぐ分かったのは、「これはたぶんすぐに仔魚が生まれそうだ」ということ。案の定、1日たった今日、水槽の中にはグッピーの赤ちゃん達が水草の影や水槽のすみっこに隠れるようにしているのを子ども達が見つけました。

そのままにしておくと大人のグッピーに食べられてしまうので、ただちに子ども達による保護活動開始。合計8匹の仔魚をとりあえずコーヒーのビンの中に保護しました。


グッピーを持ってきてくれたK君は、観察に一番張りきっていて、自ら「観察ノート」を作って楽しそうにしていました。

ところがその時、悲劇が起こりました。

保護したビンの近くでK君が振り向いた瞬間、身体の一部がビンに触れてしまったようで、仔魚もろとも床に落ちてしまったのです。

ただちに子ども達が救出活動開始。魚ネットを濡らしてそ~っと仔魚をすくい上げ、大切に水の中に戻しました。写真のように5匹しか救出できませんでしたが、その活動の間、男子も女子も一致団結して何とか助けてあげようとする行動を起こしていました。

そして誰一人もK君を責めることなく、赤ちゃんを救うことのできたことに満足げでした。


この出来事は予想もしていなかったハプニングではありましたが、災い転じて福となす。みんなが協力できたことは喜ばしいことで、教室内に生き物を入れてあげた効果が早くも出たと言えるでしょう。


さて、明後日はいよいよ学芸会本番。
遅れに遅れてしまった6年生の練習でしたが、自発的に活動し始めた子ども達の力でなんとか間に合いそうです。

保護者の皆さん、お楽しみに!!!
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本当に学校の「金看板」になってきたと感じた連合運動会

今日は夢の島競技場で区の小学校連合運動会が行われた。区内の多くの教員が役員として朝早くから働いている。この影の支えがあってこそ、たくさん子ども達がスムーズに競技を進めていける。

スポーツチームで公式戦に出ている子どもならば、大会の度に「運営してくれる先生方、指導してくれる先生方、応援してくれる保護者の皆さんがいるから君たちはスポーツができる。感謝の気持ちを忘れてはいけない。」ということを教えてもらえるが、スポーツをしていない子はこうしたことを経験していないので、どうしても実感が湧かないことが多い。

我が学年の子ども達は、どうか「感謝の心」を忘れないでほしい。



さて、今回の記事は子どもの心の宝さがしです。

担任している6年生。行事を積み重ねていくごとに心を清らかに成長してくれます。行事を節目にしながら子ども達の心を育んでいくことは、斎藤喜博先生の学校経営にもあります。行事に向けて日頃の学習もプログラムしていくことで、「行事-学習」の効果的なスパイラルに入れてあげることができます。
行事は行事、授業は授業ではありません。「行事は授業、授業も行事のひとつ」だと思って、私は学年経営をしてきました。

夏休みがあけて50日間、水泳記録会での歴史的成果(12種目中4種目制覇)、日光移動教室での楽しい3日間、そして今日の連合運動会。それぞれに目標を意識して子ども達は進んできました。

最近はインフルエンザの猛威に学校中が見舞われる中で、私は体育が終わって教室にもどった6年生の子ども達がこんなことを話しているのを耳にしました。

「連合運動会にぜったい行きたいから、手洗いとうがいしなくっちゃ!」
「インフルエンザにかかるわけにはいかないよねっ!」

嬉しいじゃありませんか。自己管理をする子ども達の姿。今や安心して何でも任せられる6年生になってきました。


この学年は「最高の卒業式」「去年の卒業式を超える感動の卒業式」をゴールイメージに持って進んでいます。着実にそのゴールに向かって進んでいる手応えを今日も感じた井上でした。
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人権尊重教育 さっそくの成果

「おっ!こっちにおいでよ!」
「ほら、ここに座っていいよ!」
「いっしょに給食を食べようよ。」

今日の給食前に、温かな言葉が教室内を駆けめぐりました。
1週間前に急きょ行った「人権尊重教育」の内容を子ども達が真剣に考えてくれたことを証明する姿に、私は一人静かに心を躍らせていました。



私の学級には週に1回、特別支援学級の子ども達が給食の時に交流に来ています。
以下は先週の木曜日にあった話です。

先週、それまでいつもの交流給食ならば、
「ここの班に入れてもらいなさい。」
と私が座る席を指示していたことをやめて、特別支援学級の子たちに、
「どこでもいいから好きな場所に“入れて”って言ってみてね。」
と座る席を任せてみました。当然、その子たちは困った表情をするわけです。井上の期待するところは、私の学級の子ども達の中から、
「こっちにおいでよ。」
という声がかかるといいなぁというところにあったんですね。

ところが残念ながらというか、まあ半分は予想通りというか、学級の子ども達の反応はあまり温かいものではありませんでした。

そんなことで、急きょ5校時の授業を変更して道徳に切り換え、「人権尊重教育」を行いました。


その授業では、「心根」という言葉をテーマにして話を進めました。
その骨子だけ書き留めておきます。

人間の心は様々な思いが動いていくが、その根っこの部分に何があるかで「神様」にも「悪魔」にもなる。今回の交流給食の場面では、自分達の「心根」には何があっただろうか?

「差別」の心がなかっただろうか?

人類は過去にあまりにも残酷な「差別」を行ってきた歴史がある。例えば、第二次世界大戦の時にドイツに現れたヒトラーという人は、「我々の民族だけが最も優れている。」と言って、自分の国だけが良くなるようにと考えた。逆にユダヤ人に対しては徹底的に迫害して、何百万人もの人たちを虐殺した。

この人物の「心の根っこ」にはいったい何があったのだろうか?

それは「差別」という根っこである。
自分達だけが優れている。他の民族はダメな民族だからいなくなってもいい。そうした「差別の心根」が人の命を奪っても何も感じない心を作ってしまう。

振り返って、自分達の心根には何があったのだろうか?
特別支援学級の子だから自分達と違うという気持ちがなかったのか?
(深く考える子ども達の姿。)

相手の立場になって考えれば、いかに頑張って交流に来ているかが想像できるはずだ。彼らはどちらかというと弱い立場の人だ。それなのに、25人もいる自分の学級ではない教室に来て、給食をいっしょに食べようとしている。もし、自分がたった一人で中学3年生の教室に行って、給食を食べろと言われたら、どんな気持ちがするだろうか?
緊張もするだろうし、おしゃべりもできなくなるんじゃないのか?
普段通りにはけっしてできないはずだ。

そういうことを想像できたら、特別支援学級から交流に来るということだけで、どれほど頑張って来ているかが理解できるはず。


もうひとつ、ハンディキャップのある子たちは、はたしてそれを願って生まれてきたのだろうか? そうではないはずだ。できることならば、普通学級の子たちと同じように勉強したいし、運動したいし、遊びたいはず。そのことだけでも、普通学級にいる君たちの想像もできないような悲しみや苦しみを味わっている可能性がある。そういう人たちに、温かい手を差し伸べられないようならば、その人の「心根」は腐っているんじゃないか?


「心根」に差別の意識がある人間からは、どんどん人が離れていく。
「心根」が温かく、公平で、平等で、分け隔て無い人間には、自然に人が集まっていく。
実は、人間にはこの二つの道しかない。どちらの道に進むかは自分で決めることだから、よく考えて進むべき道を選ぶように。


こうした内容の授業を1時間行いました。



翌日の朝、保護者有志の方による「本の読み聞かせ」が10分ほどありました。
なんとタイミングの良いことか!「マザー・テレサ」の伝記を読んで下さいました。

この本の中には、ストリートチルドレンに対して分け隔て無く接し、無私無欲で子ども達を救おうと行動しているマザーの姿が描かれていました。その平等愛の行動に心を打たれて、全世界の人たちが協力をしていくのです。

「心根」の勝利です。

前日に私が言った通り、「心根」が温かく、公平で、平等で、分け隔て無い人間には、自然に心ある人たちが集まっていったのです。


あまりにもタイミング良く、マザーのことを紹介してくださったことに感激し、6年担任の二人は、自らのインド訪問の体験談を子ども達に熱く語っていました。




こうした一連の指導をしっかり心根に刻んで行動を起こしてくれた6年生の子ども達。私はまたまた名作の絵画よりも美しい「子どもの心の宝」を見させてもらいました。

そうです!
心根の部分に、キラキラ輝くダイヤモンドのような宝石を発見できたのです。
お金では絶対に買えない宝物です。



【井上のインド訪問に関する記事はこちら】
半分教師 第40話 「インド青年文化訪問団 その1」
半分教師 第41話 「インド青年文化訪問団2 友誼の外交」
半分教師 第42話 「インド青年文化訪問団3 ネルー首相の墓への献花」
半分教師 第43話 「インド青年文化訪問団4 歌は国境を越えて」
半分教師 第45話 「インド青年文化訪問団5 スプリングデールズ学園」
半分教師 第46話 「インド青年文化訪問団6 ラビンドラバラティ大学」

マザー・テレサ (おもしろくてやくにたつ子どもの伝記 (2))
やなぎや けいこ
ポプラ社

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良い移動教室にできて良かったなぁとしみじみ思う

先週行った日光移動教室。
参加した子ども達のほとんどは「本当に楽しかった」と感じてくれたようで、その思いを学校ブログである「こども情報局」に書いてもらいました。

香取小こども情報局

子ども達の文章をいくつかコピーしてみます。

「みんなも「まだあと1泊ぐらいしたい」っていってました。私もなんか少し寂しいような感じでした。(><)でも楽しかった!また行きたいなぁ・・。」

「ぼくは、日光の思い出をぜったいぜったいわすれません。」

「待ちに待った肝試し。最初イノッチ1000世の怖い話を聞きその後スタートです。怖くて辞めようかと思ったけど大丈夫だと思いやりました。僕は1番だったのでより怖さが増しました。僕のペアはMさんと一緒に行きました。途中先生が脅かすんです。とてもビックリしまいました。」

「鳴竜の部屋の構造には、とても驚きました。もしかしたら、江戸の技術は、もしかしたら今より進んでいるかもしれません。」

「キャンプファイヤーは、予想以上に盛り上がって、まさに、『ファイヤー』で、燃え尽きました。」

「天気にも恵まれてすべてでした!宿題で晴れを祈ったからそのおかげかなぁ(笑)」

「3日目に香取小学校に帰るときは、日光の1,2日目のことを思い出してみました。家に帰ったら、家族に、日光の思い出を話しました。思い出に残る、忘れたくない、楽しい日光でした。」



引率する私たちとしては、いろんな意味で大変だった移動教室だったんです。それでも子ども達が思う存分3日間を楽しんでくれた文章を目にして、
「あ~、何だかんだ言っても、心に残るような行事にできたんだなぁ。子ども達もみんな楽しい思い出を作りたいと頑張っていたからなぁ。ホッとひと安心だなぁ。」
としみじみとしてしまいました。

夏休みが明けて、水泳記録会と日光移動教室という二つの大きな行事を大成功させ、6年生の子ども達は確実に成長してくれました。どんどん頼もしい6年生に育ってくれています。指導している側からすれば、それが一番嬉しいことです。


次から次に行事がある6年生の秋です。すでに連合運動会に向けて活動を開始しています。子ども達が、今度はどんなドラマを見せてくれるのか、それが本当に楽しみです。
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すごい歴史を作ってくれた子ども達!!!

今日、江東区小学校水泳記録会の総合成績である「江東区20傑」が届きました。ページを開いてビックリ!なんと担任する子ども達が残した成績の素晴らしいこと素晴らしいこと!

【男子50m自由形】1位 T.K  9位 T.M

【男子25m自由形】1位 T.S  6位 T.F  8位 H.K  13位 K.K

【男子25m平泳ぎ】1位 M.K

【女子50m自由形】4位 M.O  5位 K.I

【女子25m自由形】2位 M.H

【女子50m平泳ぎ】12位 A.S

【女子25m平泳ぎ】10位 K.S

【男子100mリレー】江東区15位

【男子200mリレー】江東区6位

【女子100mリレー】江東区20位

【女子200mリレー】江東区19位


6年生50人(特別支援学級を含めると55人)しかいない学校なのに、12人の友達が入賞したのだからものすごい。しかも男子は6種目中3種目で1位を獲るという歴史的快挙です。

その上、リレー種目では4チームすべてが20位入賞できた。こちらも大きな喜びです。チームの団結の結果ですから!


今回、私は「水泳指導は全部私に任せて下さい。」と高学年の先生にお願いをして、6月から9月までずっと指導者マイクを持ち続けてきました。口には出しませんでしたが、(この子たちの自信になるように、必ず結果を出させてあげるんだ!)という思いを秘めて指導をしていました。

私は体育研究部に所属しているわけでもなく、水泳指導の専門家でもないので、適切な技術指導をする自信はありません。ただし妙な信念を持っています。

「コーチはプレーヤーではないので、自ら泳いではいけない。陸上からその子の泳ぎを分析し、客観的なアドバイスを子どもが冷静に話を聞くことができる“陸上”で行う。」

ということです。


そして最も気をつかったのが「モチベーション管理」でした。
子ども達のモチベーションが高く保たれるように、「水泳記録会プロジェクトチーム」を創って、キャプテンまで決めて、子ども達自身から目標に向かって努力できるようにしました。

さらにモチベーションを保つためには「情報」が重要な働きをしてくれます。

江東区の新記録は何秒なのか?
どのくらいのタイムを出せば3位以内に入るのか?
タイムを縮めるためにはどう工夫したら良いのか?

具体的な「数字」が子ども達のイメージに強く働きかけて、「もっと練習しよう!」「もっと泳ぎ込もう!」という行動につながっていきます。

実際に夏の水泳の様子は、この上位の子ども達に引っ張られて、20位に入らなかった子たちの方が、これでもか!これでもか!目標タイムにまだ足りないのか!とねばり強くタイムチャレンジをしていました。


私たちの学年は「最高の卒業式を行う」という小学校の最終ゴールを意識して、子ども達も教員二人も行動しています。今回の江東区1位3人誕生という結果で、卒業式のよびかけの3つは決まったようなものです。

①「僕は水泳記録会で、25m自由形の江東区1位を取れました。」
②「僕も25m平泳ぎで江東区1位になりました。」
③「僕も50m自由形で江東区1位になり、香取小の歴史に残る成績をおさめられました。」

これですね。体育館に来てくださる来賓の皆さんから「ほぉ~!」「すごいねぇ!」というつぶやきが出る場面が今から想像できます。

イノッチ1000世語録
「ヒーローは子ども達だ!!!」
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体内時計変化・・・・・移動教室総括

昨日まで2泊3日の移動教室引率をして、熟睡することのできない生活をしていたので、「今日の朝は完全に睡眠タイムにする!!!」と同僚にも宣言していた井上です。
ところがどうやら3日間で作られた体内時計が作動しているようで、昨日は0時を回るまで寝ることができず、今朝は4時には目が覚めて、「もっと寝るんだ!」と思えば思うほど寝られなくなり、とうとう起きてしまってブログ記事を書き始る始末。恐ろしき体内時計・・・・・。


たくさんある良いことの中で、ちょっとだけ移動教室中の「子どもの心の宝さがし」をしてみることにします。

まず、いつもそうなのですが、私の宿泊行事指導は前日までに9割終了させます。そして現地で教員はできるだけ何もしない。子ども達に任せます。成功の成果はみ~んな子ども達のものにしたいのです。

一番大事なことは、移動教室の「ねらい」をきちんと立てること。そして強く意識していくことです。いつもしつこく言っている「ゴール意識」というものです。今回の移動教室では「お世話になる方々にさわやかなあいさつをし、感謝の気持ちを表せる移動教室」「ルールを守り、安全に協力し合う移動教室」というねらいを達成することを目指して、子ども達は行動しました。

また、シュミレーションの授業を何度か行い、子ども達が3日間の予定を把握できるように指導します。その上で、移動教室の3日間は子ども達に「先生、次の予定は何ですか?」と尋ねられても、引率の教員には「分かりません。」「知りません。」と答えて下さいとお願いしておきます。その子自身の頭で考え、行動することを促し続けます。

そして、学年集団が烏合の衆とならないように、「リーダー集団の育成」をがっちりしておきます。今回は各班の班長の中から男女の実行委員長を決め、その二人を中心に動いてもらいました。班長チームは本当によく頑張ってくれました。集合や整列、人数確認もみんな子ども達で行い、協力して行動してくれました。100点満点の300点をあげても良いくらいの行動でした。

班長以外の係でも「協力」というねらいを目指して責任を果たし、みんなで作りあげていった移動教室になったと評価してあげたい。学校に帰ってきた姿を見て、スクールカウンセラーの先生が語った言葉がとても象徴的でした。
「6年生が解散式をしている姿を見て、すごく大人になったと思いました。みんな背筋を伸ばして凛々しい姿で人の話を聞いていましたね。6年生ってこんなに成長していくんだとビックリしました。」



さてさて・・・・・
今回の移動教室、私にはもうひとつのねらいがありました。

それはいっしょに学年を組んでいる若手のモジャ先生に、宿泊行事のノウハウを身につけてもらうことでした。モジャ先生は今回が初めての宿泊行事担任となります。応援の引率でお手伝い的に参加する立場とはまったく違って、それはそれは様々な仕事があり、簡単にはできないものなのだということを身に染みて感じてくれたことでしょう。

これはOJTのひとつですね。
私が仕事をしてしまえば一人でも全部やりますが(単学級担任ならば一人でやらなくてはならない)、今回はモジャ先生にほとんどのことをお任せし、ご本人のお仕事可能な範囲をこちらで見きりながら、彼の限界をちょっとだけ超えるくらいの働きをしてもらったつもりです。
私としては、彼はおそらく教員としてかなり貴重な経験を積むことができたのではないかなと思っております。



いやぁ、朝からこんなに書いてしまいました。
今からもう一度、寝ようかな(笑)
午後には辰巳ジャンプの練習があるので体力回復させないと!
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