今日から夏季強化練習のスタートです。
参加者15名+卒業生1名。さすがに夏季大会をひかえた上級生は休みません。
気温37℃と天気予報で言っていましたが、体育館の中は外よりも暑い。
こまめに水分補給をさせながら、集中力が落ちないように次々と練習。
あっという間に3時間がすぎました。
この夏のテーマのひとつは「反射神経」。とっさの場面でもボールがつながる
ようになるまでレシーブ練習を続けます。「あと1㎝」を何とかする練習中心に
暑さも忘れるくらいに特訓します。
すべては来年に向けて!
*0034-01 GREEN [茨城] [13/07/24(火)-05:49]
すごい! 昨日の体育館内なら気温33℃以上,湿度70%以上。WBGT29℃の熱中症厳戒領域ですな。
昨日県スポーツ少年団野外活動大会(二泊三日)に参加した団員の迎え引率,写真撮影で野外活動センターに昼近くに行きました。そこで目にしたものは,別の団体の5年生の女子が熱中症で蒸し暑いテントの中に横たわっている姿でした。ほとんど介護されていない状態で。
怒りがわきましたね。ばかやろー!なぜ放っておくんだ!熱中症だぞ!
ベンチを木陰の風通しのよい所に持っていき子供を寝かせ,うちの団員に食べさせるために持っていった「しろくまくん」(280円のフルーツ入り大きなカキ氷のアイス。これ一個で体の芯から涼しくなる)と自分用に持っていったサプリをその子にあげ水分補給させ,車に積んであったうちわを持ってきてあおぎ,クーラーボックスに入れてあったドライアイスを砕いてその子のタオルにくるんで水をかけ臨時の氷嚢を作り首筋やわきの下を冷やし,別のタオルをぬらして大腿部を冷やし,救急箱から体温計を持ってきて検温し,脈拍数も測り,約1時間。テントに横になっていた時を0,普段の自分を100%としたら今元気度何%かその子に聞いたら「25%」ですと。
家の人が解散場所に迎えに来るのか聞いたら,仕事(両親とも歯科医)で来られないので友達のお母さんが迎えに来て友達と一緒に帰るというじゃありませんか。解散後のことも心配になって,その子の所属する市本部の引率指導者に迎えのお母さんに状況を伝え,両親にもそのお母さんから伝えてもらうよう話しました。
これも危機管理の一つでしょう。
今年の暑さを考えると時間や内容を軽減する勇断が指導者や管理者,主催者,主管者に求められています。バレーの大会も環境状況がよくなければ1セット15点,3セット目は10点に変えてもいいぐらいに私は思います。
たとえ命に別状なくても犠牲者を出してからでは遅い。
学校も夏休みなのでキャンディーバレーもただいま夏休み中です。
マリーンは,8月最終日曜日のソフトバレー大会目指してソフトバレーで遊んでいます。その前に再来週は6年生の富士登山(高山病者が出た時点で下山前提)です。
*0034-02 GREEN [茨城] [13/07/24(火)-06:18]
10年近く前にはこんなことがありました。
8月最初の日曜日の県スポーツ少年団バレー大会(主管県小連)開会式。この日も下を向けないほど蒸し暑かった。子供の健康や環境状態よりも形式を重んじる開会式。小連役員の私はとても心配でした。必ず倒れる子がいる!と
整列は背の大きい順。大会関係者はステージの前。全体を座らせなければ具合の悪い子がいても役員からは発見できない。私は役員整列場所を離れ選手の最後尾を横から行ったり来たり見回していたら一人の女の子がぐらりと・・・抱きとめるには一歩間に合わずそのまま女の子はよろけてベンチ用に置いてあったパイプいすの角に額を強打し,いすもろとも転倒。抱き起こしてみると額の裂傷,たちまち鮮血で顔が・・・ユニフォームも血だらけ。抱いて玄関の風通しのよいベンチに運びチーム関係者を呼び,止血の応急手当をして体育館反対側の病院へ。たまたま救急の指定病院になっていたので縫合できたが,これも危機管理がなっていなかった。
ちょっと考えれば次にどんなことが起こるかわかりそうなものだが・・・この蒸し暑いのに大きい順に整列させ,子供を立たせたまま開会式を行っている大会を見ると今でも腹が立ちます。「この大人たちが大切にしているものは形式や運営であって,子供の健康ではない」とね。
「倒れる奴(子供)は鍛え方が足りない」なんていう指導者や大人がいたら,「自分の子供が倒れても同じことが言えるのか」「そんな言葉で法的責任は回避できない」と言いたいね。(耳にしたことあるから書いてます)
*0034-03 イノッチ [東京] [13/07/24(火)-07:22]
本当に、指導者や先生の中には、「形式」にとらわれる人っていますよね。
何が大事かって、やっぱり一番大事なのは「子どもの命」「心の成長」だと
思います。
私、最重度の障害児が通う養護学校に新人の時に勤務したもので、油断すると
「命」がいとも簡単に失われること。状況に応じた対処を誤ると、取り返しの
つかないことになること。それがたとえプロの医者でも起こりうることを体感
することができました。
今年の体育館の環境は異常です。その異常な中での練習。ビシビシやりながらも
私の目は、常に子ども達の顔色や目つきの観察です。ちょっとでも不調を訴えたら
すぐに体温計。
あと、職業上の利点。「プールでのビーチボールバレー」という練習も用意して
います。
*0034-04 tarchan [滋賀] [13/07/27(金)-17:48]
某掲示板からGREENさん(其方にも投稿させて戴きました)の紹介で・・・未だに認知されない事の多い「熱中症」。
・・・熱中症の予防と初期処置について!・・・
熱中症の予防には状況判断が大切ですね・・・①体温調節が可能な環境なのか?②急激な気温の上昇は要注意③水分や塩分の補給は充分か?④発汗に見合う薄着が大切⑤体調不良が起因する場合も多い・・・等々ごく当たり前の事柄をキッチリと判断しながら活動することでしょうね。
熱中症の兆候に注意しながら少しでも体調異変を感じたら要注意です・・・まず急激な体温上昇と意識障害等の症状の有無を注意深くみる、少しでも意識障害がある場合は一刻も早く病院へ。
めまい・顔面蒼白・脱力感等の症状を和らげる初期処置としては、涼しい場所で衣服をゆるめて寝かせ水分補給を・・・
①足を高くして、手足の先から中心部に向けてマッサージする
②濡れタオルを当てて扇ぐ(気化熱による熱放散を促進させる)
③脇の下や大腿の付け根を直接冷やす(大きい血管を直接冷やす)
等が効果的ですが、症状を注意深く観察しながら回復の兆しがみられない場合は速やかに病院に運び医師の判断を仰ぐことが必要・・・と云う事です。
くれぐれも「暑いからボーっとしてるんや、涼しい所で寝てたら治る」なんて云う素人判断にて処置を怠る事はしないで下さいね・・・「熱中症」は死の危険や後遺症を伴うことさえ有るんですから。
*0034-05 イノッチ [東京] [13/07/27(金)-19:33]
tarchanさん、はじめまして!
熱中症についてのコメントありがとうございます。
東京地方の今年の暑さは例年以上です。おとといの雨の降り方も、熱帯的な降り方
でした。「ここはもう温帯ではない。熱帯なんだな。」と職場のみんなと話し合ったほどです。
この熱中症シリーズ。GREENさんといい、tarchanさんといい、とても大事な
コメントを寄せていただいたので、特別企画で「熱中症対策」のページを作らせて
もらおうかなぁなんて思いました。今日、これからその作業をします。
もし、「この記事は困るよ」ということがありましたらご連絡ください。
今後もいろいろと教えてくださいね。助かります。
*0034-06 GREEN [茨城] [13/07/28(土)-06:06]
バレーの団体の掲示板にしては珍しくツリー状態になりましたね。
熱中症のページを作ろうと思っていたところへtarchanの書き込み。
レスのつかない投稿は寂しいのでみっちり書き込んで送信したら昇天してしまいました。イノッチ車関連の力作だったのに,神様に拒否されました。きっと書くなという啓示だと解釈し再書き込みはやめました。早くADSLになってほしい。回線を切断して再接続するたびに何かが起こるのではたまらない。
こちらの支部の小連のソフトバレー大会はラリーポイント15点制です。また,小連登録チームはベンチに大人が入れません。各コートごとにコート役員(各団体の指導者を割り振り)がいるので試合の進行には影響ありません。審判も5年生以上のコートは子どもがやります。
提案ついでにもう一つ。子どもの審判制度を作るべきです。茨城県ドッジボール協会には独自のジュニア審判制度があります。中学生以上が対象ですが,バレーは現役小学生も対象にしたらよいと思います。県小連の会議でも言ってるのだが反応がないので支部独自に作ってしまおうかな。
*0034-07 イノッチ [東京] [13/07/28(土)-07:01]
おはようございます。たくさんのレスを本当にありがとうございます。
とても勉強になりました。自分で熱中症のページを作ろうと思いましたが、
ちゃんとしたものの方が良いと思い、熱中症専門のホームページにリンクしました。
さて、
都小連で8月25日開催する「ソフトバレー都大会」も同じようなルールです。
15点ラリーポイント。子どもが審判でもOK。バレー経験のまったくない初心者
の出場大歓迎の大会ですので、いつもけっこう賑やかに楽しくやっています。