支部決勝には敗れたが

目標としていた都大会出場ならず。支部決勝で惜しくも敗北。

●辰巳 0{12-21、8-21}2 三大○
●辰巳 0{17-21、16-21}2 小岩○
●辰巳 1{21-17、17-21、15-21}2 小松川○

「敗軍の将、兵を語らず」であります。

昨日の固い決意とは何だったのかというと、実はライトアタッカーで頑張ってきた子が、家庭の事情で急に中国に帰ることになったのでした(2年生の時、中国から来た子)。
この子が入部してきたのは1年前。はじめはなんと軽く投げてあげたボールもつかむことすらできなかった子で、「これはバレーをやるのは無理なんじゃないか・・・」と私が思うくらいでした。しかし、最近ではスパイクやブロックで活躍できるほどになり、私に人間の可能性を信じることがいかに大事かと教えてくれたメンバーです。

今日の指導はただ一つでした。
「○○さんは、もしかすると今日が一生で最後の試合になるかもしれない。そしてみんなも○○さんとは二度と一緒にバレーができないかもしれない。だから都大会がどうのこうのではなくて、1本1本、○○さんの心に思い出を刻みつけるようなバレーをするんだ。」
だから今日はみんなねばり強く頑張った。1セットに4回もメンバーチェンジをするような作戦にもしっかり応えて力を発揮してくれた。

試合後、みんなからのお別れの言葉と、私が昨日あわてて買いに行った腕時計をプレゼントした時、この子はとても満足している笑顔を見せてくれた。きっと今日はみんながこの子のために頑張ったことを感じてくれたんだと思います。

バレー監督生活の中でも、初めて体験するような実に感無量な1日でした。

さあて!
今からはペプシカップに向けて、1からやり直し!
う~ん、アタッカーがエース1人になっちゃったぞぉ。
どうしましょ!どうしましょっと!!!(笑)

  *0022-01 KEN     [15/02/12(水)-00:55]      
  そうでしたか・・・手足の長い子で将来楽しみだな~なんて思っていたんですよ!
元気にがんばって下さい!と伝えてください。
中国でもバレーやるのかな?

良い節目をむかえてのペプシへのスタートですね!
器用さとパワーのバランスの良いエースですから
センター1本なんてのは通用しませんかね?

  *0022-02 イノッチ [東京]    [15/02/12(水)-06:23]      
  KENさん、励ましの言葉ありがとうございます。必ず本人に伝えます。

中国では「韓国語の学校」に通うことになりそうなので、言葉の勉強をするためにバレーボールどころではなくなるのです。生活環境が3ヶ国語のバイリンガルを育てることになるわけなので、それを生かして将来はアジアの掛け橋になってくれるといいなぁなんて思います。

新生辰巳ジャンプはエース1本かなぁ・・・
徳持時代にエース1本、ツーセッター、レシーバー3人という「1-2-3フォーメーション」で都大会に出ていましたが、やはり165cmクラスのエースでないとなかなか通用しない。
レシーブを鍛え直してミスのないバレーを目指します。

  *0022-03 GO(小金原J.V.C) [千葉]    [15/02/12(水)-08:18]      
  お早うございます!惜しくも残念でしたね。でもこれだけの状況の中でがんばった子供たちには本当に敬服します。すばらしいチーム、すばらしい子供たち、そしてやはりすばらしい指導者、私もどんな状況下に置かれても子供達に何が今一番良いことかを伝えられる指導者を目指してがんばっていきたいとあらためて思いました。イノッチ先生、子供たちの秘めた能力を見極めるのはやはりコツコツと粘り強くやることですか?

  *0022-04 カズ [東京]     [15/02/12(水)-15:55]      
  本当に惜しい試合を落としてしまいましたね。1戦目の三大小戦は仕方がないにしても、小岩戦の2セット目はエースの調子が戻り、これはいくかなあと思っていたのですが、いかんせん最初の(1巡目の)6人中4人(?)がサーブをミスしてしまうと作戦の立てようがなかったですね。でも、アタッカーが1人になっても十分戦えますよ。バックレフトの子をセンターのレシーバーにして、エースをレフトかライトに固定すれば、良いチームができると思いますよ。それにしても、辰巳さんのようなチームができたら、第1支部は除いても、きっと他の支部なら都大会出場というようなチームなのに。今年の第2支部は飛び抜けたチームは1チームしかありませんが、その下は恐ろしいくらい均衡したチームが多いですね。(江戸川のスーパーエースのいるチーム、な○さジュニアも予選敗退とは、本当に驚いた!)今日の敗戦は、私から見れば、暗くない、これを糧にすれば、もっともっと成長が期待できるチームのように感じましたよ。ぜひ5年生をビシバジ鍛え上げてください。では、お互いがんばっていきましょう。(私の学校は次の日曜日から3泊4日で新潟県にウインタースクール(移動教室)に出かけます。スキーができるので、わたしは子どものようにワクワクしています。)

緊急提言!「試合でサーブミスが続いた場合、どのような指示が有効であろうか。」<良い課題であると思いますが、どう思います?>

  *0022-05 イノッチ [東京]    [15/02/12(水)-17:35]      
  まずはGOさんへの返事です。

「子どもの秘めた能力の見極め」は、私は哲学的な要素が強いと思っている一人です。

私は肢体不自由児養護学校の教諭として教員生活をスタートしました。生徒の中には明日の命の保障がない子がたくさんいました。その4年間の悩める仕事の中で、私は人間の生きる意味や可能性について真剣に考え続けていました。結論は未だ出ていませんが、「永遠の生命観に立たなくては本当の教育はできない!」と実感する、ある機会がありました。この辺のくわしい話は書き込んだら大変なことになるのでやめておきます。

言いたいことは、「命ほど大事なものはない」「人間ほど可能性に満ちた生物はいない」ということです。

「指導上の見通し」は経験が物を言うので、いろんな指導者の指導場面を見る必要があり、私も毎回の試合で勉強中です。しかし「子どもの可能性を信じること」は、指導者の心次第ですので、今すぐにでもリセットすることはできるはずです。

  *0022-06 イノッチ [東京]    [15/02/12(水)-17:46]      
  カズ先生、試合を見に来てくださいまして、ありがとうございました。

すべておっしゃるとおりです。
辰巳っ子たちには、
「都大会で勝つことよりも江戸川・江東で代表になることの方が難しいのだから、すぐに夏の大会に向けて練習だよ。辰巳は30%くらいしか出来上がっていないチームだから、これからどんどん強くなれるよ。」
と言ってあります。

エースの子はペプシカップの時には160cm前後にはなるでしょう。ジャンプ力は連合運動会の走り高跳び優勝を今からねらっているくらいですのでお墨付きです。

去年は2年がかりのチームでしたが、今年は作り始めたばかりです。きっと他チームに追いつけると見通しています。

  *0022-07 不死鳥 [茨城]   [15/02/12(水)-21:13]      
  そうでしたか!八千代も6年生のキャプテンが銀行関係の仕事で水戸(実家)に帰ってしまいますが卒業式までいてくれるのでお別れ会はできますが、バレーボールや学校を途中で中国に帰ってしまうのは寂しいし、みんな心に期するものが今度の試合ではあったのでしょうね。
中国に行ってもHPでやりとりできればいいですね。

新人戦は惜しかったですね!辰巳ジャンプの地区はカズ先生のカキコでもわかるように均衡したチームが多く戦国時代のようですね、イノッチ先生のことだからプラス思考でペプシに向けて考えておられるのでしょうね。
4月が楽しみです、八千代も負けずに頑張ります。

  *0022-08 イノッチ [東京]    [15/02/12(水)-22:52]      
  HPでのやりとりを私も期待していたところです。
便利な時代ですね。

江東・江戸川の今年は凄まじいばかりです。うちが負けたのはまだ分かる。しかし、160cm台のスーパーエースのいるチームが2チームも予選落ちするのですからまいります。これは本気で全国をねらわないと都大会にも出られない状況です。
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