インドネシアに続いてヤンゴンでの御勤務も既にそれなりの時間となられ脂が乗っておられた落花生。様が、このたびついに東京本社への帰朝の辞令を受け取られたとのこと。ヤンゴン訪問時に大いにお世話になりましたことにつきまして、この場ながら改めまして心よりお礼申し上げます m(_ _)m そして、落花生。様の会社はこれからしばらく、皆様もご存知の諸事のため、全社を挙げて激務続きとなりますが (このため、果たして落花生。様の後任人事が充てがわれるのかどうか?)、すでにミャンマーのほとんどの路線を制覇された落花生。様でいらっしゃいますので、多忙を縫って名著『インドネシア鉄道の旅』に続く『ミャンマー鉄道の旅』を刊行されることを今から熱望したく存じます。
それはさておき、落花生。様のブログを拝見しておりますと、日本の全面支援で行われているヤンゴン環状線改良事業は、客が少ないミンガラドン空港周辺部の一時全面運休や一部区間の暫時単線運行を伴いつつ結構集中的に進められているようで、既に完成した区間のレールは、まるでタイやインドネシアかと思うような見事な高規格路線 (?) となっています。真っ直ぐな重軌条、分厚く盛られたバラスト、その上を滑るように走るキハ38……夢じゃないかと思います。その一方でダニンゴン駅は相変わらずの線路市場。一時的な列車減による混雑の悪化と合わせて、まさに過渡期ですね……。
というわけで、私自身は一昨年の3月以来足が遠のいてしまっているのですが、とにかくミャンマーは思い立ったが吉日。しかも、現在は当面1年間の予定での観光ビザ免除中です。今後は多くのDCが標準色の赤クリームツートンになって行くでしょうし……皆様、行きたいと思った今がまさに行き時ですぞ!! (まあ私の場合、ヤンゴン環状線の減量ダイヤが終了し、ツートンと日本色の混結がもっと増えてカヲスになったら久し振りに行きたいかな……と)。
そんな中、騙されたと思って注目しておくと良いと思われるのが、ボロ客車による客レです。電気式DCが大量に入ることで、一気に老朽廃車となるか、地方に転出することが予想されます。一応、罐の方は時速60~70kmくらい軽く出ますが、今のところキハ40系列と同じスジに乗れているのは、そもそも駅間が短く寝たスジになっているからです。これがもし、最低でもカミンズエンジン搭載キハ40系列でなければ乗れないスジになるとしたら……。日本中古DCも良いけど、ボロい客レの金属質な走りもなかなか良いものですぜ、旦那!
ヤンゴン界隈客レを撮った画像のストックは 膨大にあるのですが、最近は材質の悪いラッピングをベタベタ貼った車両が多いのがどうも良くない。というわけで、美しい白罐とラッピング少なめ編成の組み合わせをお楽しみください。。