地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

相鉄の日立製アルミ車2020 (2) 8000系

2020-08-31 18:00:00 | 大手民鉄 (相鉄)


 相鉄20000系の大量新造により、新7000系の残り全てと8000系の一部が廃車となることが明らかとなっていた中、20102Fの就役により7753Fが離脱したため、検査期限の近さとは関係なく先に新7000系から消えて行きそうだという気配となって来ましたが、早晩8000系前期編成にも廃車が及ぶことにもなるでしょう。今は全くの日常風景として白い8000系が大量に行き交う光景を記録するのは今のうちです。



 いっぽう、既に8709FがYNBになりましたが、残りの8000系後期編成も徐々にYNBになって行くことでしょう。とりあえずは、白い後期編成の姿をより多く記録にとどめつつ、YNB8000系の模型がマイクロから出て来ることを待望したいと思います。そして個人的には、8000系後期編成の一部を使って、ダークグリーンツートン旧塗装と黄緑旧塗装を再現し、あたかも新6000系の末期のような光景を再現して頂けないものかと夢想・妄想しているのですが、日本全国の鉄道におけるネタ枯渇の現実が小田急沿線に凄まじいネタ鉄の嵐を生みだしたことに鑑み、それは空しい妄想のままで終わりそうな気がしています……。

箱根登山運行再開記念・1000形並び

2020-08-30 21:10:00 | 地方民鉄 (東海道)


 箱根登山の山岳区間では、昨年秋の災害からの復旧が順調に進んだ結果、去る7月23日から営業運転を再開していますが、それを記念して小田急ロマンスカー旧色の1003編成(ベルニナⅡ編成)にHMを掲出しています。
 昨日、テレワークによる仕事の激増の中でようやく一息ついて、箱根の山でハイキングを楽しんだのですが、その帰りに大平台でバスを下り、駅の階段を下ったところ、何と!ちょうど記念HMつき1003編成が停車中! しかも1001編成との並びで、喜びはさらに2倍! 最高の偶然で、記念すべき撮影となりました。



 そんな箱根登山ですが、営業再開という出来事が箱根観光全体に与えたプラスのインパクトは誠に大きいようで、しかも昨今の情勢により遠出を控えて近場で観光を楽しむ傾向が強まっていることから、この夏は箱根全体がそこそこ盛り上がっている中で、箱根登山そのものの客の入りもそれなりに良いという印象を受けました。土曜午後の強羅行きは軒並み立ち客が出る盛況ぶりですし、箱根湯本行きも3分の2程度の席が埋まっているという印象でしょうか。
 そこで、これから秋という箱根が最も輝く季節において、何とか感染状況が悪化せず、箱根登山が引き続き賑わうことを願ってやみません。私も、紅葉のハイシーズンを狙って、沿線の宿を既に予約していますので……(^^

東急恩田通信200824・8606F

2020-08-26 18:30:00 | 大手民鉄 (東急)


 恩田の東急テクノシステム側に留置されている東急8606Fはしばしば幕が変わり、「非常〜に時間がかかる幕回し撮影会状態」が続いていますが、直近では「準急・渋谷」を表示しています。先日、都内の怪社での打ち合わせが早い時間に終わったため、帰宅ついでにまたまた恩田に寄ってパチリ。



 ちなみに、お盆休み中は「急行・渋谷」だったそうですが、個人的にこちらは撮りそびれています。まぁ、急行よりは準急の方がマニアックな香りがしますので良いでしょう (笑)。
 それにしても、行先表示が錦糸町、住吉、渋谷……と移って来ましたので、次は田園都市線内の駅を表示するのではないかと勝手に予想していますが、ここは是非、用賀・梶が谷・あざみ野といったキワモノ路線で攻めて頂きたいところです。もっとも、何時までこの留置が続くのかという問題もありますが……。

東急恩田通信200813 (下) Y003F

2020-08-24 18:17:00 | 大手民鉄 (東急)


 こどもの国線に所属する合計3編成のY000系は、今や全ての編成が異なる色となっており、ある意味でガラポンくじ状態と言えるかも知れません。そんな計3編成のその日の運用は、長津田駅で階段を下りる際に牛・羊マークで掲示してあり、標準色のまま残るY003編成が日中運用される場合には、日中の時間帯の表示が随分すっきりと……(笑)。うし・ひつじ目当てのお子様は、それを見てさぞかし落胆することでしょう。逆に、標準色目当てのヲタは、それを見て思わずガッツポーズするのかも知れません。まあ個人的には、標準色は既に何度も撮っていますので、まずは「うしでんしゃ」を早めに撮ってコンプリートしたいのですが (^^;)。



 とはいえ勿論、標準色が運用に入っていても大歓迎です。恩田界隈の緑の茂り具合や色合いは、天気と季節によって微妙に異なり、どんなタイミングで訪れても一期一会であることには変わりありませんので……。
 何はともあれ、この標準色に関して申し上げたいのは、
    早 く 鉄 コ レ 化 希 望 !
……この一言に尽きます (^^;)。
 一応東急系アイテムですので、例によってヨコハマ鉄模フェスタの事業者限定品としていつか出ることが想定されますが、いっぽう新しめな私鉄20m級3扉車をフィーチャーした第○○弾に盛り込まれる可能性もあります。
 とはいえ、昨今の情勢を踏まえれば、そもそも来年2月にヨコハマ鉄模フェスタをあの狭い会場で可能なのか、という問題があります。また、最近の鉄コレリリース鈍化を踏まえれば、果たして30弾以後が出るのかどうかも怪しく……。そこで、ここはフツーにオープンパッケージで発売されることを期待してやみません。


減り行く小田急EXE30000形旧塗装

2020-08-20 20:55:00 | 大手民鉄 (小田急)


 先日、約5ヵ月ぶりに小田急ロマンスカーを利用したのですが、やはりこれは良い乗り物ですね……。所詮は江ノ島賎民ですので、乗るとすれば新宿に9時半頃着くモーニングウェイ60号が定番なのですが、30000形の落ち着き払った車内に身を委ねて窓の外を眺めていれば、あっという間に新宿……。これこそ鉄ヲタにとって健康で文化的な生活と言うべく、それをテレワーク中心化のためなかなか享受できなかったここ数ヶ月の状況は如何に世情の激変であったかを痛感するものです。



 そして、特急モーニングウェイもそんな世情の影響を強く受けていました。かつては約1週間前には売り切れも珍しくなかったものの、今やぱっと見で8割5分程度の乗車率でしょうか。とはいえ、約1週間前に特急券を購入した際には、後ろ ほど空席だらけの状況で、「もしかして、これは本当に客がいないのではなかろうか。ならば空席多数+電動車の2号車に乗り、悠々と移動するか……」と思いましたので、乗ってみたら意外と埋まっているのにはビックリ。そこで思うに、予定が決まり次第早々に購入していた重役出勤層は多くがテレワークに移行してしまい、そのために特急券の売れ足が遅くなり、余った分は相模大野・新百合ヶ丘乗車組が「をっ、今すぐ来るロマンスカーが空席ありなら乗っちゃお♡」と直前購入する、という傾向が強まっているのかも知れません。
 そんなことを思いつつの40分ちょいのEXE旅、これからしばらくは仕事の都合で乗る回数が増えそうです。
 というわけで、久々の乗車を記念して、当ブログではほとんど出演したことがないEXE未更新ブロンズ色を貼っておきます。EXE……乗るのはロマンスカーの中でも断トツで良いですが (観光利用ではないため)、やはり見映えはイマイチですね……。マイクロから出ている模型も、αは飛びつきましたが、ブロンズ色は持っていませんし (^^;)。そんな個人的好みもあって、撮ってもレタッチせず放置するばかりでしたが、ようやく陽の目 (?) を見るという感じです。