地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

『中国鉄道時刻表』発刊記念・緑皮車画像

2014-08-31 00:00:00 | 中国の鉄道


 日本の鉄道趣味の底力は、たとえ外国のネタであってもその国の関係者や趣味者が想像もつかないほどの著作を生み出すところにあると思うのですが、そんなことを改めて強く思う逸品として、このたびサークル「中国鉄道時刻研究会」から『中国鉄道時刻表 (2014年夏・Vol.1)』が発刊されました! 発売開始は、参加者の凄まじい熱気のためにホール内に雲が発生するといわれる某お台場巨大イベントでのことでしたが、個人的にはこのイベントは訪問したことがなく、訪れた瞬間に熱中症で倒れそうな気分になりそうですので (笑)、どうせ書泉に並ぶだろうと割り切って一昨日無事ゲット! 購入時点では約20冊が平積みになっていましたが、果たして今頃は……。
 ところで、この時刻表は一体何が凄いのかと申しますと……CNRの列車時刻が完全に日本式に並べられていること! もともと中国では、CNRの子会社である中国鉄道出版社が長年来『全国鉄路列車時刻表』を定期的に刊行しており、90年代前半くらいまでの列車本数が全然多くなかった頃は路線ごとに割とよくまとまった内容でありましたが、一方で停車駅が少ない直快・普快 (急行) 以上の列車と直客・普客 (鈍行) では全くページが分けられており、緩急両方参考にしてマイペースで旅行するには少々面倒なものがありました (まぁ当時既に、鈍行なんて地元民専用列車でしたので、実用的には問題なかったのでしょうけど)。ところがその後、列車の本数が経済発展とともに激増し、様々な方向への直通運転が増え、かつ種別も千差万別となるにつれ、同じ路線を走る列車が全く異なるページに掲載される程度が甚だしくなっていました。旅行の携行にも便利なB6サイズのコンパクトで限られた誌面に膨大な列車を掲載する以上、徹底して省スペースを追求すると、結果的にそうなってしまうわけですが……。そこで、主要駅を利用する外国人にとって最も標準的な見方は、まず巻頭の「大站時刻表」でお目当ての行き先に至る列車を探し、指示されたページを見ることになるわけですが、これはどちらかと言えば飛行機や高速バスの時刻表的な発想であり (まぁ実際、CNRは高速化するほど飛行機に近い利用法になりつつあるのですが)、路線ごとの運行状況を綿密に確認したい日本的鉄ヲタ脳の持ち主にとっては年々煩悶が深まるという問題がありました。



 それを一気に解決するべくこの時刻表が採用したのは、ズバリ「日式」! 既に、外国の種別ごとに分かれた時刻表を「日式」に改めたものとして、『日式台湾時刻表』がありますが、個人的には台湾程度ならわざわざ日式を使わなくても何とかなるかな、と思っているのに加え、何と言ってもあの薄さで1000円とは高い……。というわけで、台湾のそれはまだ買ったことがなかったのですが、台湾よりもはるかに路線ごとの一大集約が待たれていた中国について「日式」が現れ、しかもB5・240頁の堂々たるボリュームで1900円とは間違いなく安い!! 膨大で複雑怪奇なCNRの運行形態を解析したうえで時刻表作成ソフトで路線ごとの基礎フォーマットを作成し、そこに数字を丹念に打ち込んで行くという献身的な作業を考えただけでも、これは間違いなく「人民のために服務する」「自力更生・刻苦奮闘」の境地で滅私奉公する崇高なヲタ精神の賜物であるとしか考えられません……。主編の何氏(私も以前、中国鉄オフ会でお会いしたことがあります)は在日新華僑でおられますが、ご両親と共に来日された子供時代から日本の学校教育を受けてどっぷりと日本の鉄ヲタ文化に浸っておられ、さらに編集協力者各位も日本人鉄ヲタでおられることは間違いないでしょうから、これは明らかに奇書『中国鉄道大全』に引き続き「中国にありそうでなかったものを日本在住鉄ヲタの底力が創りだした」ものと言って良いでしょう。
 以前『中国鉄道大全』が出版された際、そのウワサはネットを介して中国にも伝わり、「我々が欲しいと思っても到底手に入らないものを、あるいは我々が先につくるべきものを、何故小日本が作ってしまうのだ!! クヤシー!でも欲しい!」という怨嗟めいた悲鳴が上がったと側聞します。恐らくこの『中国鉄道時刻表』も、中国にその存在が伝われば間違いなく、中国の鉄ヲタが限りないショックを受けることになるでしょう……(そして、巻頭と巻末の日本語による読み物&ガイドを除けば、基本的に漢字と数字の羅列ですので、意外と中国から購入希望の引き合いがあるのでは?)。
 個人的には時刻表そのものの圧倒的な内容もさることながら (京広線下りだけで10頁近くを割くのは圧巻。また、かつて陸の孤島であった福建に向けて動車が頻繁運転するようになったのは、他のエリアにおける高速専線の繁栄以上に、ここ20年で最大の変化でしょうか?)、緑皮車大好き人間のはしくれとして、何氏のオンボロ緑皮車に寄せる愛に感じ入った次第です。とくに、春節輸送に駆り出された緑皮車を乗り継ぐレポートはある意味でハードコアで圧巻ですし (モスクワ行き国際列車に用いられていた18系客車が臨客に落ちぶれているというのは衝撃的発見では?)、黒龍江省のチチハルからCNR最北端の漠河・古蓮に向かう普客6245レが、1頁の上から下までダーッと数字がならぶ飯田線鈍行のような存在として描かれているのも、ある意味でこの時刻表における最大のこだわりなのでしょう (笑)。同じ路線の列車を全て同じ表に載せるという本書のこだわりを以てしても、全国的に衰退の極みに陥った普客しか停まらない小駅のためにスペースを増やすのは得策ではなく、普客は他の優等列車と同じ表にまず主要駅のみ掲載され、さらに別表として全停車駅を載せるという方式がとられています。しかし、この6245レが走る路線は、優等列車が割と小まめに小駅にも停車することから、最初から全駅を表記した表に優等・普客が記載されています。この結果、この路線が載っている52・53頁が最も日本の時刻表に近い雰囲気になっているわけですが、裏を返せばそこまでCNRで小駅が高速化・複線化とともに廃止 (または旅客営業休止) されている現実を知ることが出来るわけです、はい。
 というわけで、オチも何もありませんが、こんな奥が深い時刻表の出現を記念して、手持ちの緑皮車画像のうち未公開なものをアップしておきます (1枚目は、80年代の末に登場して耳目を驚かした北京~上海直達特快用空調YZ22が、落ちぶれに落ちぶれて北京郊外のローカル線[既に旅客営業廃止]で用いられていましたの図。2枚目は、瀋陽駅南の事業用車だまりに潜入して満鉄客車や22系客車を撮りましたの図)。しかしまぁ、これらも2006年に撮影したもので、最近は時間もなければ、そもそも出張もないということで、全然中国とは御無沙汰です。まぁ昔ほど面白くはないので全然どーでもいいやと言えばそれまでですが、やはり緑皮車の最後の巣になっている東北をのんびり旅行したいなぁ~という微かな願望はあります。まぁそれも多分実現しないでしょうけど (汗)。

鉄コレ長電OS10系をN化する

2014-08-30 01:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 かねてから地方民鉄大型車ファン待望であった鉄コレの長電OS10系、昨日めでたく発売となりました♪ そこで私も帰宅時に、予約しておいた近所の模型屋に立ち寄りまして、しな鉄にタメを張る堂々の妄想6連を意図して3個ゲット! (爆) さっそく包装を全て捨てて、N化作業に取りかかってみました。とにかく出来る時間があるときにやらないと、多忙の中でそのまま放置となってしまいますので……。そんな放置鉄コレの山を見るのがコワいです (滝汗)。
 まずパッと見、今回の長電OS10は鉄コレの中でも秀作の部類に入るのではないかと思いました。造形は当然のように素晴らしいですし、何と言ってもカンドー!したのは、窓廻りにもしっかりとクリームが吹かれていること! 先日アップしたOS0のドレスアップのような手間を大幅に省くことが出来るのもウキウキルンルン♪



 しかし、そんな甘い見方は、いざN化作業に着手するとすぐに吹っ飛んでしまいました (鬱)。まずは塗装を仔細に眺め直してみますと、いつもの鉄コレクヲリティということで、指紋や吹きムラは当たり前のようにあります。ただ、致命的な個体はとりあえず見当たらないということで……。
 次は屋根に四つ足の機器パーツを取り付けるべく屋根板を外し、指示通りに1mm口径のドリルで穴を開けたところ……そのままパーツを挿入しようとしてもすんなりとは合わず、細いプラで出来たパーツが激しく歪んでしまいます。あるいは、一方の穴にがっちりと足がハマると、もう一方の足が浮くという……。これらの現象を回避するためには、1mm口径ではなく1.1mm口径のドリルを選び、位置の誤差に対して十分余裕のある穴を開けることが肝要かも知れません。
 とまぁこんな感じで面倒臭くヒヤヒヤする作業もあったものの、最後はフツーにモハ11に動力を挿入して完成~!と思いきや……何と、どう頑張って動力をカッチリ挿入しようとしても決して上手くハマらないという、鉄コレ史上余りない事態が発生……。そこで、動力の台枠と車体のパーツが何らかのかたちで干渉しているに違いないと思い、両者の位置関係をチェックしたところ、窓パーツ下部の小突起のうち非運転台側のそれが動力台枠と干渉していることが発覚……。製品開発・試作段階で気づけよ……と (激鬱)。そこで、自分でこの小突起を切除したところ、あ~ら不思議。今までの苦労は一体何だったのか?という感じでスッとはまりました。
 2両がとりあえず竣工したところで、OS0系と並べて記念撮影♪ いや~本当に、林檎色の大型車が行き交う光景という感じで惚れ惚れとします♪♪ というわけで、次の長電鉄コレは、林檎カエル2500/2600系や、各種の釣掛車を期待したいところです……(マイクロから林檎カエルが既に出ていますが、本来こういうネタは鉄コレでやるべきかと……。あ、闇線路ネクストは最初から眼中にありません。会津キハ8500でコリゴリなもので……)。


 黄色矢印)の部分を切除するのですが、最初から説明書に書いてくれ!


相鉄3000系 (旧国車体) を作る (8/完)

2014-08-29 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 魅惑の三者三様旧国ボディ前パン並び♪



 昭和30年代、こんな離合が日々展開していたのでしょうか……。



 モハ3004完成写真。この1両はとりわけ難産でした……(滝汗)。



 クハ3504完成写真。車体が歪んでいるのは私のヘボさのあらわれ (爆)。

----------------------------------------------
 世の中の良い子のみんな (爆) が夏休みの宿題に追われまくりな八月の末、急に涼しさが訪れて秋の気配をビンビンに感じる今日この頃ですが、大きなお友達の皆様におかれましては季節の変わり目で体調を崩されたりしてはおりませんでしょうか?
 という私の場合は……9月からいろいろ鬱陶しい仕事の予定が増えるのを前にして、夏休みの宿題ならぬ数ヶ月越しの課題を何とか今のうちにやっつけておかなければ、下手をすると年明け以降に持ち越しとなってしまいかねないと思いまして、夜更かしをしてシコシコと指先を動かし続けました (笑)。その結果……新たな個人的史上最凶のケツ作の金字塔として、相鉄3000系(旧国ボディ)の製作計画をコンプリート致しました。バンザーイ!! (^O^) まぁ、実車は9両あったのに対し、今回の製作は自宅の畳上即席レイアウトに対応した6両ですから、コンプリートでも何でもないのですが……(^^;
 それはさておき、最後まで未完成であったのは、揃いも揃って曲者なモハ3004とクハ3504。前者は半流ノーシルヘッダー張り上げ屋根クモハ60の戦災廃車を譲り受けてパンタを前パンにしたものであり、相鉄3000系の中では断トツの白眉というべき車両です。しかしそれだけに、切り接ぎ、シルヘッダーや正面幌枠の切除、雨樋切除&再設置、ガラベンとパンタとランボードの位置関係の微調整などなど……思い出したくないほど細かすぎる作業の連続でヘトヘトになりました。「完成すれば絶対にカッコ良いだろうなぁ……♪」という思いつきで安易に手を出すと、技術力不足で大いに難儀しヤケドするという典型的な展開です (滝汗)。完成した今でもいろいろと、指先の不器用さのために穴があったら入りたいバグが多数あるのですが、嗚呼もう思い出したくない……というわけで、完成写真だけ載せて誤魔化します (爆)。いっぽうのクハ3504も、ロクサンのくせに丸妻屋根に二列ガラベンという変態車両の極みであり、やはり思い出したくないほどの苦労の連続でしたが、これまた放心状態で完成写真をアップし、キモい薄ら笑いを浮かべさせて頂くことに致します……。
 とまぁこんな感じでここ数ヶ月、しばしば仕事の超多忙のために放置が続きながらも、何とか初心を貫徹したことだけは、ヘタレな自分を褒めてやりたいと思います。そして、パンタを一応グレーに塗って (当時、検査明け直後は黒かグレーのいずれえであったのか知る由もありませんが、一応現在の相鉄に準じることにします。→僅かなカラー写真では、汚れてパンタや屋根が黒ずんでいる車両が多いという印象)、既に完成していた3001・3005も完全フィニッシュ! 机上で3並びにしたり離合させたりしながら、こんな50年以上前の相鉄に乗りたかったな……と改めて思います。
 最近は、折角GMのキットをヒーコラ言いつつ組んでも、呆気なく鉄コレなどが出てしまって要らなくなるという事態がしばしばですが、とりあえずモニ2000という最高にマニアックな車両が鉄コレになっても、旧国時代の3000系が完成品として出回るという可能性は限りなくゼロに近いでしょう。それだけに、今回製作したブツは末永く愛蔵し (とゆーか、既に製作したGM板キットは1両も手放していませんし、今後もそのつもりはありませんが)、「いじる苦しみシコタマ」もとい「創る楽しみいっぱい」精神を今後も内心で称揚して行きたいと考えております。

西ジャワ鉄道大周遊 (1) 特急パラヒャンガン

2014-08-28 00:00:00 | インドネシアの鉄道


 先日、いつもお世話になっております落花生。様が、御著書『インドネシア鉄道の旅』刊行を記念してインドネシア鉄道本社を表敬訪問され、日本ならびに日本人鉄ヲタとインドネシア鉄道との今後の良好な関係に向けた地ならしをして下さったとのこと。全く頭の下がる話です。そこで、インドネシア語は話せないものの、すっかりインドネシアの魅力にハマっている私としましても、ジャカルタから日帰り出来る鉄ヲタ周遊モデルコースをご紹介することによって、日本中古電車だけではないインドネシア鉄道の魅力を発信することにしたく存じます (エラソーな ^^;)。
 今回の滞在中には、西ジャワ州の鉄道趣味的に濃いぃスポットを一筆書きで結ぶ大周遊を敢行したのですが、その縁起は……合計5日間の活動中、プルワカルタの廃車体巨大山脈とスカブミ線延長再開区間 (スカブミ~チアンジュール) の両方を訪れたいと思いつつも、それぞれのスポットにジャカルタから日帰りで往復するのでは結構面倒臭く時間もつぶれることから、これらのスポットを一筆書きで訪れることが出来ないか?と考えたことによるものです。地図で申しますと、ジャカルタの南東の山岳地帯を取りまくルートを描く感じになります。なお、パダラランとチアンジュールの間は、ボゴール~スカブミ~チアンジュール~バンドゥン間の鉄道の一部分ではありますが、災害により1年以上前から運休のため、バスでの連絡となります。この災害運休がなければ、恐らくボゴール~バンドゥン間直通の列車が走るはずですが、まあ致し方ありません。



 というわけで、そんなアルゴ・パラヒャンガンのうち、早朝のバンドゥン行2本のみがプルワカルタに停車することから、朝5時15分にジャカルタ・ガンビール駅を発車する便の指定券を、日本から到着したその日の晩にジャカルタ・コタ駅でゲット! KAIは去る15日から、駅での指定券の販売を中止し、切符の予約・運賃支払いは全てネット決済またはコンビニ等での決済としたうえで、切符の券面のみ駅に設置した端末に予約番号を入力して受け取り……ということにしたそうですが、実際には多くの客が駅に来て直接切符を購入していましたし、そもそも地方の駅にはそんな端末は全く見当たらず。しかも、外国からではオンライン購入出来ない……(KAI公式サイトでは、インドネシア国内発行のクレカでないと受け付けず、Ticket.comという予約サイトの場合、インドネシア国内のケータイ番号がないと売ってくれず……)。全くロクなものではありません。今でもフツーに駅で切符を売っているのではなかろーか、と (爆)。
 それはさておき、早朝5時の列車につき、タクシーを飛ばしてわざわざガンビール駅まで来るヤツはそんなにいないだろうと思いきや、暗く涼しいうちに行動したがるインドネシア人で車内は満席! だからこんな早朝に運行するのですなぁ……。
 列車そのものは、ただのパラヒャンガンだった時代のボロい1等車ではなく、アルゴ客車となって快適そのもの♪ 墨絵のような朝の田舎の風景を眺めながら、あっという間の1時間半で、夜明けから間もないプルワカルタ駅に到着しました。金持ちばかりが乗った静かな車内にあって、一つ後ろの席に座ったオヤジ2人組だけがいつまでもベラベラと会話しているのでなければサイコーだったのですが……。    
 ちなみに、1枚目の画像はアルゴ=パラヒャンガンがプルワカルタを発車するシーン、2枚目はブカシ線=ジャワ縦断幹線を爆走するシーンです。7両の客車中、1両は電源車、1両は食堂車、最後尾は事故対策として客を乗せない客車ですので、客扱いは実質4両……。これが再びもっと長くなることを祈ります。


 ※ジャカルタとボゴールの間が約60kmです。

新京成、塗装変更で腰回りピンクに・・・

2014-08-27 00:00:00 | 都市民鉄 (首都圏)


 江戸川の東、東葛飾から習志野の台地にかけて、かつての鉄道連隊専用線を活用するかたちでウネウネと走る新京成。その存在や動向は、数年前の京成千葉線乗り入れや8連の本数減を境として絶対的な安定期に入っているように思われました。しかし、それゆえのマンネリをどうやら新京成は恐れていたようで……このたび新CIロゴ・カラーを打ち上げ、今月末から塗装を変更した車両を走らせるとか! 既に公式HPには7月14日付のプレスリリースが掲載されていますが、昨日拝見したRM誌編集長氏のブログで初めて知った私は時代遅れの浦島太郎です、はい (滝汗)。



 それにしても、腰回りピンクとは……一瞬激しく動揺しますが (汗)、何のかの言ってシンプルなデザインではありますし、まぁそのうち慣れるということでしょうか。やはり個人的には、従来のマルーンを活かした歴代塗装の方が落ち着きがあって好きですが……最早今の時代、コッテコテのロゴが入ったりしない限り、あるいはとんでもないラッピングとなったりしない限り、撮る方も一律に満足せよということなのでしょうか?
 ちなみに、東京を挟んで拙宅とは全くの反対側にあるために、新京成はそもそも当ブログにほとんど登場しておらず、何と約8年前に旧塗装タヌキの画像をアップして以来だということに気づきました……(滝汗)。しかし、クネクネの路線を猛烈な加減速で飛ばして行く独特の存在感や、Simple is the Bestを地で行くような車両デザインからして、新京成そのものは結構好きです。ただ、訪れるヒマと撮る機会、そして画像をアップするタイミングが全然ないということで……(^^;)。今回アップした超ピカピカな8800系の画像は、2年以上前に開催された京葉臨海イベントのついでに京成千葉線で撮影したものです (というわけで新京成は超!御無沙汰。こりゃいかん……@_@;)。