地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

鉄コレ相鉄モニ2000をN化する (上)

2014-04-30 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 左→買ったまま。右→N化&屋根塗装後。モールドは超リアルです!



 動力はTM-07ですが車体が短いため、ダミカプが干渉。早くTM-07Rを!



 モニ2019の増設運転台側。余りにも精緻な作り込みに感激……!!



 モニ2005の貫通路&前パンも超カッコ良い♪ 屋根塗り替えも良い感じ♪

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 このたび二俣川にて先行販売された鉄コレ相鉄モニ2000。購入直後、会場に設置された二俣川立体交差部分のミニジオラマに飾られた実物をしげしげと観察したところ、余りにも精密でリアルな雰囲気のモールドに完全に悩殺されまくり……(^^;)。というわけでいてもたってもいられず、改札を入った直後にやって来た特急に飛び乗りまして、四の五の言わずに真っ直ぐ帰宅!! 購入後僅か40分後には早くもN化作業を開始した次第です……(爆)。
 しかーし! 今回のブツは一応2005・2019を再現したものでありながら、最初から車番が印刷されているわけではなく、何と観測ドームも付属しており2023(照明パーツがないため一応タイプ)を製作することも可能であることから、同梱ステッカーまたは自分で別に用意したインレタを貼らなければサマになりません。また、実車写真と比較しますと、2019・2023は限りなく白に近い灰色屋根であり、2005は屋根上でもミディアムグレー部分と白に近い灰色の塗り分けがあるのに対し、今回の鉄コレでは屋根が一律にミディアムグレーとなっていることから、完全引退を控えて検測車として活躍していた頃の姿を再現するには、細かいマスキングを伴う屋根塗装作業を行わなければなりません。
 というわけで、一旦全てバラバラにして、正面の超細かい車番インレタ貼りから作業スタート……。目がヘロヘロになりそうな作業を約3時間ほど進めて、ようやく2両のN化が完成しました……!! 今回の販売にあたり最大の問題は、動力TM-07が模型屋で完全に在庫切れになっていることであり、とりあえず手持ちの稼働率が低い車両から抜いた動力を転用しておりますが (苦笑)、相鉄2000系ボディはTM-07使用車両の中でもひときわ車体が短い部類に入り (スペーサーはS)、動力台車とダミーカプラーが激しく干渉……(鬱)。というわけで、動力車は両端ともアーノルドカプラーを入れておりますが、TM-07Rが発売されるあかつきには問題が解決されると良いなぁ……と (汗)。なお、パンタはグレーの方が良いはずですが、これも先日ほぼ完成した相鉄モハ3001ともども、GMからグレーのPS13が発売されるのを待ちたいと思います (^^;)。
 さて……と、次はドーム付き2023を製作し、「試」丸サボも用意して、晩年の3連を再現するのが楽しみで楽しみで仕方がありません (笑)。
 
※この記事は29日にアップしておりますが、30日付とさせて頂きます。

鉄コレ相鉄モニ2000販売会@二俣川

2014-04-29 07:00:00 | ノンジャンル


相鉄がアツい黄金週間の第2スペシャル•モニ2000鉄コレ即売会の当日がやって参りました! そこで、きっちりと早起きしまして、既に二俣川駅の列に加わっておりますが、6時半過ぎの時点で20名に達しておらず、超余裕な状態です。

7時頃……相変わらず超まったり。ようやく20名を超えた程度でしょうか。こんな激しく濃いぃシロモノが鉄コレ化されたということで、私などは万難を排してでも買うぞ!という覚悟で馳せ参じたのですが、やはり過去40年以上前に旅客車としては引退し、荷物電車として地味な役割に徹し、ニモ電廃止後は月イチの検測でもない限りかしわ台から東には来ない車両でしたので、ピンと来ない方も多いのかも知れません。あるいは、既に黄金週間だけに、飛び石連休とはいえ販売告知前に予定を入れた方も多いことでしょう。海老名でも明後日以後しばらく潤沢に売っていそうですし……。まぁ早めに告知して集客するのが難しいという事情もあるでしょう。C国生産につき納期が直前まで分からず、1週間前に告知ということもしばしばですから。とはいえ、直前告知でも凄まじい大行列になることもしばしばですから、やはり車種が地味過ぎるためなのか……。超余裕ゲット確定を喜びつつも、もう少々祭りであれば、今後の相鉄鉄コレ継続のためにも良いかな、と思うのであります。

7時25分過ぎ……大体30名台か。そういえば今日は近鉄900系鉄コレの発売日でもあるわけで、関西軍団の皆様はたとえ関東の電車に興味があっても参戦出来ないということでしょう。近鉄鉄コレは、奈良線100周年まつりの一環であるだけに、例外的に (?) 告知が早く、私も一瞬、関西に行ったろか!という気分になったものですが、すぐにマイクロの近鉄8000系登場時非冷房クリームバージョンを持っているのを思い出しましたので、高速バスのネット予約を思いとどまった次第。そして相鉄鉄コレ発売の報せ!! 世の中どういう運命に転ぶか、分かったものではありません (笑

7時45分頃……電車が着く度に0~1名という感じで、40名に達しているかどうか。今朝は寒い上に風が強く、行列整理のために張られたビニールテープがバタバタと無粋な音を立てまくっています。……ところが、こんなことを書いている間に横浜から急行が着き、一気に数人増えましたので、これからは列の成長も早まることでしょう。しっかしまぁ、これが京急や阪急阪神の鉄コレ販売列だったらなぁ~!

8時5分……列の成長速度がやや上がり、待機スペース西端で折り返し、現在50名台か。最後尾立て看を手にした尾根遺産が出て来ましたが、これほどまったりですと些か哀しげな光景にも見えますな……。

8時30分過ぎ……流石に列の成長ペースが早まっています。まぁまだまだ余裕ですが。ようやく列が一往復という感じです。鶴ヶ峰での安全確認のために抑止されていたようですが、すぐに解除。

9時……あと1時間! もちろん真冬の京王鉄コレ販売や、冷たい雨となった場合の日比谷ヲタまつりとは同列に論じられませんが、寒かった……。ゆっくり起床して、箱根そばをすすってからでも全然余裕だったではないか……。とはいえ、ようやく待機スペースの半分がヲタで埋まりましたので、現在130~140名といったところ?

9時45分……10時発売開始のアナウンス来たぁぁぁっ! ようやく風も弱くなって暖かくなり、何と言っても雨が降り出さず良かった良かった。結局、待機スペースは満タンにはならない模様で、今から二俣川に向けて出発しても超余裕でしょう (苦笑

祝!相鉄特急登場・7000系橙幕の宴 (上)

2014-04-28 00:00:00 | 大手民鉄 (相鉄)


 新緑まばゆい黄金週間に突入して2日目となった昨日、かねてから沿線向けに大々的に告知されていた相鉄の白紙ダイヤ改正が実施され、特急が登場したことに加えて本線快速も登場するなど、日中の運行系統が全く一変するという歴史的な一日となりました。それだけに相鉄は、事前に公式HPにおいて全列車の時刻表をPDFファイルとしてアップロードするという、未だに有料時刻表の発行にこだわる大株主・小田急も真っ青の太っ腹な広報戦略を展開しておりましたが、ななな何と!この時刻表には8連で運行される列車が明記されており、余りの出血大サービスぶりに思わず「相鉄ってやっぱ地味~にヲタ・フレンドリーで良いなぁ……。相鉄ファンをやってて良かった♪」と思ったのでした (笑)。そのココロは……要するに、7000系で来るかも知れない列車が一目瞭然だということ! とりわけ、2運用で切り回す湘南台特急が全て8連で運行されるということで、これはもう当たれば7000系か新7000系のいずれかで、期待の新特急幕姿をゲット♪と相成るわけです……(*^O^*)。勿論、ハズれればマンケーですが。



 というわけで、相鉄ヲタ黄金週間の幕開けとなった昨日は、二俣川以西で途中駅を通過するという新体験(厳密には、誰でも自由に乗車可能な新6000系さよなら臨時列車でも、いずみ野線内ノンストップをやったものですが)をさっそく味わうべく、相鉄に遊ぶ一日を楽しんだ次第ですが、とりわけ湘南台特急に初日から7000系が入るか否か……というギャンブルを一刻も早くやってみたいと思いまして、撮り鉄にも力を入れてみました。すると……記念すべき横浜発1本目の湘南台行は、残念ながらマンケー……。まぁ特急登場の広告を「走るんです」で打っているだけに、海老名行特急の1本目がマンセンケーであったのと並んで「看板に偽りなし」ということを示したかったのでしょう。しかーし! 日中ひたすら湘南台特急として機織りするもう1運用は7710Fで登場!!バンザーイ!!\(^O^)/ 今や7000系のみとなった巨大な正面種別幕に表れたオレンジ色の特急表示が余りにもまぶしすぎます……!! そして、今や激減してしまった7000系にとっても、まさかダイヤ改正前の各停ばかり(稀に急行・快速もあり)という役回りとは打って変わって、一躍日中の最速看板列車の座に就くとは思ってもみなかったことでしょう……!! 
 何はともあれ、昨日の日中の7000系運用はこの1本のみで、新7000系も新塗装車が横浜~湘南台各停に2本入るのみでしたので、7000系列の本線青幕快速を撮るというもう一つの楽しみは先延ばしになってしまいましたが、少なくとも湘南台特急の1運用には7000系が入ったあたり、相鉄から相鉄ファンへのまたとないプレゼントであったと信じて疑いません♪ そして、最近の記念切符としては最も豪華な部類に入るであろう入場券セットと相俟って、ホントに昨日は夢のような相鉄デーとなったのでありました♪♪
 なお、湘南台方7509先頭シーン、ならびに特急乗車の感想はまた後日……。


 無駄にギラギラ輝くありさまがハンパないです!!



 7000・新7000が入る可能性を堂々宣言しているのは嬉しいですね♪



 このインチキ特急券の凝りよう! これまた無駄にリアル過ぎてウケました (^^;


相鉄3000系 (旧国車体) を作る (6)

2014-04-27 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 かねてからシコシコシコ……と続けて来た、個人史上最凶のケツ作である相鉄3000系の製作。時間と気力を確保出来たときには一気にガーッと進むものの、総じて多忙と疲労でヤル気が出ないことの方が多いため、塗装前の下ごしらえが終わった後も例によって遅々として進まない状態が続いておりました。しかーし!今年の黄金週間は相鉄ファンにとって稀に見る祭り状態となることが明らかですので、そんなタイミングに合わせて何が何でも2連1本くらいは完成させなければならない……と思いまして、塗装やらインレタ貼りやらベンチレータ載せやら面倒臭い作業をちまちまと進めた次第です。そしてついに、モハ3001+クハ3501がほぼ落成!!バンザーイ!!(*^O^*) いやはや、GM板キットをあれこれ苦肉の策三昧で切り接ぎしたり削ったり……という、「タイプ」にもならない駄作かも知れませんが、雰囲気だけはそれなりに出せているかと存じます。好スパイスとして、以前発売された相鉄5000系鉄コレの正面サボを活用できるのも有り難いことです♪ 行先表示がなければ、下手をすると阪和線快速色の亜流?と思われてしまいますから (笑)。



 そして……狂気に満ちた妄想の産物でしかありませんが、これをやってみたかった!ロクサン特急! (^^;) これまで発売された相鉄鉄コレには特急サボ・幕の類はあろうはずもなく、南海鉄コレから拝借した次第ですが(一回り小さいサイズである方が相鉄らしいですが、ちょうど良いサイズの特急板サボステッカーがなかなかないもので……汗)、正面の雨樋を切除してカマボコ的雰囲気が増したマスクとの相性はバッチリ……だと思います。そして、これだけ特急表示がデカければ、誤乗するヤツはまずいない……と。まぁこんな感じで、もし本当に昭和30年代の段階で特急が走っており、写真として記録が残っているのであれば、私などは「超うらやましい」という怨念めいた感情を抱くでしょうが、かりに実際に存在したとしたら原則として5000系の限定運用であったものと想像します。3000系がやって来るならば「こんなボロい電車を特急に入れるなんて、遜色特急も甚だしい!」という抗議の声が殺到したに違いないでしょう (笑)。ともあれ、目出度き相鉄特急誕生の前夜祭として、へっぽこな妄想図絵でも御容赦頂ければ幸いです (^^;;)。

 ちなみに、ここまでいじる中での反省点・備忘録をいくつか……
 (1) 正面のルーバーを表現するために、元のルーバー封鎖済みモールドを撤去して、代わりに70系妻面用ルーバーを貼った次第ですが、この金属パーツのモールドが非常に浅いためか、はたまた私自身による塗装がヘタクソ厚塗りであるためか、モールドがほとんど消えてしまいましたとさ……(鬱)。
 (2) 正面の検査表記は、横着して自宅にあった国鉄用を流用 (^^;;
 (3) 行先板の相鉄5000系用ステッカーは既に数年前の製品であり、かつ鉄コレが安かろう悪かろうであった頃のものということもあり (?)、カッターで切り出そうとすると接着面でうまく分離しません。結局、印刷面だけを利用し、プラ板に薄くスチロール系接着剤を塗り (滝汗) 貼り付けることになります (-o-;)。また、印刷自体も非常に剥がれやすいため、作業に先立って半光沢を吹いて保護しておくと吉。
 (4) 避雷器は、四角いタイプのヤツが手許にないため、当面未装備です (汗
 (5) パンタはグレーに塗った方が良いのかも知れませんが、とりあえず近い将来にGMからグレーのPS13が出るとのことですので、それに換装予定です。

新ヤンゴン熱鉄記 (10) キハ181緑編成

2014-04-26 00:00:00 | ミャンマーの鉄道


 ミャンマー国鉄のJRWキハ181のうち、5連1本は環状線及び近郊列車 (日本製DCを含む)の保守と担当するインセインに所属して環状線にて用いられておりますが、別の5連1本はDL一般の保守を担当するマラゴン機関区に所属しています。そしてデビュー直後は、ネーピードーで開催された東南アジア諸国スポーツ大会の関係者輸送にも従事したものと思われますが、基本的には奇勝・チャイティーヨー(言語を絶する不可思議な岩の上に小さな仏塔が乗っかっているという仏教聖地)に参拝に向かう仏教徒や外国人観光客のための週末運転列車に用いられています。
 この列車は土曜の早朝にヤンゴンを出発し、昼頃に登山口のチャイトーに到着、そのままチャイトーに滞泊のうえ、翌日曜日の昼頃にチャイトーを出発して16:35にヤンゴンに到着するというスケジュールで運行されていますので、日が長くない3月上旬~中旬頃のヤンゴン訪問でまともにド順光なシーンを撮影しようと思いますと、結局日曜夕方に勝負するしかありません (汗)。というわけで、この列車が到着する時刻を前にして万難を排しスタンバイ (笑)。営業運転シーンとマラゴンへ折り返すシーン (後追い) を無事撮影し、思わず超ガッツポーズです! (^^;)



 この編成のラッピングは、シンガポール資本が金を出した環状線エアコンヤターとは異なり、地元ミャンマービールが東南アジア競技大会のオフィシャルデザインをモチーフに、自社の製品を思い出させる緑色中心の包装模様とMyanmarのロゴを入れておりますが、「酒」という字面を入れた広告が禁止されているため (仏教国につき、ムスリムを除き酒のタブーはありませんが、敬虔であるほど節制して酒から遠ざかることが良しとされているため、酒が無いレストランも少なくありません。一日の撮影を終えてメシの前に一杯やりたいときに困ります)、あくまでロゴのデザインで勝負するという戦略がとられています。総じて、赤いキハ181よりも、こちら緑のキハ181の方が個人的に好みですね~(○ちゃんのカップ麺かよ! 汗)。
 というわけで、5連1本をまともに組んでいるのは、インセイン赤1編成、マラゴン緑1編成しかない中(他の普通車はラッピングされず予備。キロは休車。キロは多分この先部品取り用……?)、毎日運行されているインセインの赤編成の検査時には、土日しか出番がない緑編成による代走も想定されるわけで、環状線エアコンヤター撮影時にも内心「マラゴンの緑で来ないかなぁ~」と思っていたのですが、結局来ませんでした。残念!