地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

関西出張撮り鉄08夏の陣・予告編

2008-07-31 22:51:13 | ノンジャンル


偉大なるSL博物館も……機関車の前に「のぼるな」の立て看が (鬱)。
サイドヴューからの撮影にしたのはそのため。これはこれで良いのですが。



京阪電車・賛否両論を巻き起こしつつ塗り替え中! 
京橋入線シーンを超望遠で狙ったところ、萱島行きにカブられました (-_-;)。



RP誌南海特集発売を記念して、約4年ぶりに (^^;) 南海を撮ってみました。
でも午後2時の新今宮駅は鉄板焼状態で (@o@)、南海本線はこの1枚だけ (爆)。

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 このたび1泊2日で京都に出張し、そのついでに時間をたっぷり作ってあちこち撮り歩いて参りました (どういう出張やねん ^^;)。しかし、撮ったカット数は膨大で、レタッチしてアップするまでかなり時間がかかりそうですので (汗)、まずはダイジェスト予告編をお楽しみ下さい。他にもまだ終わっていない出張&海外撮り鉄シリーズがあり……ネタとして予定している分を全てアップし終えるのは果たしていつのことやら (^^;;;

湘南色復活間近・しなの鉄道169系

2008-07-30 12:40:00 | 地方民鉄 (甲信)


 赤つながりでもう一つ、まだ当ブログがオープンしていない4年半前に撮ったきりご紹介していなかった車両がありました。朝夕のライナーを中心に活躍するしなの鉄道の老雄・169系です! とにかく耐えがたいほど蒸し暑い毎日が続きますが、雪も残る底冷えシーンで涼んでみて下さい……(^^
 いやいや、今回の主題はそんなことではなく、何としな鉄が169系1本を国鉄湘南色に戻し、9月からしばらくの間定期運用で走らせるとのこと! 取り急ぎ速報アップということで、詳しくは『信濃毎日新聞』公式HPなど、ぼちぼちネットの随所で上がってきている話題をご覧ください。恐らく、秩父など各地の国鉄色リバイバルブームに刺激されての一大決心なのでしょうなぁ……。



 というわけで、この記事はまだ作成中ですが、京都まで1泊2日の出張撮り鉄に行って参ります (^^;)。

遠州鉄道ラッシュの助っ人・30&80形

2008-07-29 20:54:00 | 地方民鉄 (東海道)


 赤系統の電車つながりで「そういえばこんな車両の画像もあった」ということを思い出しました。遠州鉄道の湘南フェイス釣掛・モハ30+クハ80形です!
 東西に細長い静岡県は、新幹線での移動でも18きっぷの移動でも非常に時間がかかり (?)、「越すに越されぬ」のは大井川だけではなく静岡県そのものだ、という気すらします (笑)。その結果、南関東エリアの延長としか言いようがない東の伊豆と、名古屋圏の東端とすら思える西の遠江とでは、何もかもが違うように思えてなりません (^^;)。そのことは私鉄についても言えることで、伊豆急・駿豆線・岳南・静鉄・大井川・遠鉄……と並べてみますと、いやはや互いに独自も独自! 
 そのうち、さまざまな先端産業が密集した浜松を牙城とする遠鉄は、全車オリジナル車両による2~4連の頻繁運転! それは駿豆線や静鉄と比肩する都市型中私鉄の典型的な姿なのかも知れませんが、JRと西武を足して2で割ったような駿豆線、「東急静岡清水線」といった風情の静鉄と比べますと、遠鉄は車両デザインの独自性が際だっています……(^^)。それは、遠江という土地が駿河に対する強烈な対抗意識を持っている (?!) のと同じく、車両面でも「駿河には負けられん」と主張しているかのようです (^^;)。



 そんな遠鉄の屋台骨として長年にわたって製造され活躍してきたのが30+80形。この車両は、1980年代になって製造された51+61編成を除けば釣掛ですが、意外と製造されたのは新しく、現在残存している車両の多くは1970年代後半の作品だったはず。こんな時代になっても釣掛式電車が製造されていたというのはオドロキではありますが、1980年代に作られた江ノ電1000形と同じく、平坦な路線の特徴からいってさほど高性能が必要でもなかったからなのでしょう。
 ただ、2扉で乗降に時間がかかるためか、既に主力の座を1000・2000系に譲って久しく、もっぱら朝ラッシュの4連に用いられているのが少々残念です。遠鉄を訪れたのは早いものでちょうど5年前、デジタル一眼レフを初めて導入した直後のことでしたが、このときも当たり前のように西鹿島で昼寝中でしたので、いずれ是非リベンジして朝のラッシュ時に撮影と乗車を……と思ったものでした。しかし、なかなか実現していないのを改めて思い出して愕然 (^^;)、
 そんな30+80形、最近1編成が2000系の増備と入れ替わりで廃車となってしまいましたが (T_T)、残りの編成は引き続き活躍を続けてくれるだろう、と甘い予測をしております (^^;)。酷使からはほど遠く、良好な状態を保っているように見えますので……。ただ、うっかりしているとさらに減ってしまいそうですので、「多忙→行けない」の悪循環をどこかで絶たないと……と思う今日この頃です。
 ちなみに、最新鋭の2000系はVVVFですが、それでもあくまで昔気質な2段窓を堅持しているのは、考えてもみればスゴいことで、地味な車両趣味の立場から申しましてありがたいことです……(ガラス張りの正面はややキラキラ系ですが ^^;)

危機迫る瀬戸線オリジナル車 (1) 6750系

2008-07-28 21:57:45 | 都市民鉄 (中京圏)


 5月末の名古屋出張シリーズ、アップする話題が前後してしまいましたが (汗)、パノラマカー→城北線と撮り歩いたあとは、用務先が瀬戸線某駅徒歩10分という何とも言えない場所にあることから (^o^)、アポをとった時間になるまで久しぶりに瀬戸線を楽しんでみることにしました。
 もっとも、勝川から寿司詰めの中央線211系に揺られて大曽根に着いたのが8時40分頃、そして用務先に行くために最寄り駅で下車しなければならないのは9時45分頃でしたので、実は時間がほとんどないという……(^-^;;)。しかも、瀬戸線の運用はほとんどランダムですから (だと思います)、短時間のあいだにちょうど良い案配で釣掛6750系がやって来なければ、瀬戸線を訪れる楽しみの多くをフイにしてしまうことにもなります。というわけで、短い滞在時間であれもこれも……と欲張ろうとしても、多分うまく行かないことは覚悟していたつもりでした。
 しかし……大曽根駅の瀬戸線ホームに上ったところ、何と!! 栄町行として6750系の1次車 (2+2両・二段窓の希少価値車で、予備車的存在) が到着!! しかもその直後、瀬戸行としてノーマルな6750系も到着!! というわけで、一瞬のうちに行動計画を頭の中で計算し、まずは喜多山まで釣掛サウンドを激賞のうえ、喜多山で6750系1次車を迎え撮ることに決定です (^^)。



 大曽根を発車した6750系は、普通電車ですので決して過激なシャウトというほどでもありませんでしたが、瀬戸へ向かって緩やかに続く勾配を登って行くために盛大な釣掛サウンドを響かせてくれます (*^^*)。とくに喜多山駅手前の、急カーブと勾配が連続するあたりは、何ともシブい走りを披露……! これだから瀬戸線は何度訪れてもやめられません。
 そして喜多山では実に絶妙なことに、6750系の並び (1枚目の画像) が実現!\(^O^)/ この顔の編成は瀬戸線に5本現存しているとはいえ、たまに訪れた際に並ぶところを目にするのは至難の業です。それがいとも呆気なく実現するとは……うーん、運を使い果たしていないか心配になりますね (^^;)。
 それにしても、普段はバブル期以降のデザインの電車にはほとんど何の興味も持っていないにもかかわらず、何故6750系となるとこれほど盛り上がってしまうのか……。それはやはり何と言っても、6750系が3850・3900系の生まれ変わりとして名鉄に最後まで残った釣掛式電車である、ということに尽きるでしょう! むかしはそれこそHL車の3700系列や、AL車の一部にパノラマカー並みの車体を載せた7300系など、この手の車体新造釣掛車はゴロゴロしていたのですが、思慮深さというものを知らない10代の頃の私は、単純に「車体が古くない」という理由だけで、これらの車両を「またお前が来たのかよ……」と邪険に扱っていました (爆)。そんな浅薄だった自分の過去への悔恨も、6750系万歳!を叫ぶココロの片隅にあるのは申すまでもございません……(^^;)。
 ともあれ、何とも幸先の良いスタートを切った瀬戸線訪問、朝9時半まで濃いぃひとときが続くことになるのでした。続きは改めて……(^^

阪急宝塚線・前パン6000系を撮る

2008-07-26 10:23:37 | 都市民鉄 (近畿以西)


 マルーンもだんだん色が濃くなって真打ち・阪急の登場です! (^^;)
 先月の広島出張の帰りに寄り道した大阪では、京阪旧3000系のファイナルに偶然遭遇してフィーバーしたのですが、その後は門真市から大阪モノレールに乗って一気に宝塚線の蛍池にワープしました。大阪モノレール、数年前に2駅ほど乗ったことがあるのですが、今回は蛍池→伊丹空港を残して一気にほぼ完乗! (笑) 恐ろしく高い位置に設けられた高架から眺める大阪北部の大パノラマはとにかく圧巻で、しかも最高速度は75km程度と思いのほか速く、やっぱ最新のモノレールは違うなぁ……と感心することしきり。しかも、主要路線の中間駅を結ぶ短絡線としての使い勝手も良く、最初から最後までかなりの客で賑わっていたのが印象的でした。
 そんなこんなで宝塚線にやってきた最大の目的は、さらに能勢電へと乗り継ぐことだったのですが (改めて詳しくアップします)、宝塚線を当たり前のように走る3000・5000・6000系も関東のファンから見れば宝の山であることは言うまでもありません。正面貫通のシックで優美な車体……全車幕表示……(*^^*)。



 そこで、京阪と能勢電に多くの時間を使ってしまったため申し訳程度ではありますが、宝塚線沿線でもカメラを構えてみました。出来れば現役最古参の3000系を中心に撮りたかったのですが、まあ最多勢力の6000系がもっぱら頻繁にやって来るのは当然の成り行きというところでしょうか。しかし……6000系は何と言っても前パンですし、屋根回りが白く塗られていることから、引き締まった印象に仕上がっており好感度大! こんな電車が数分間隔で姿を現してくれるなんて……しかも最古参ではないなんて……関東ではまず有り得ないことですので、なおさら「関西私鉄万歳!」という気にさせられます (^^)。
 ただ非常に残念なことに、最近ネット上をあちこち散歩しておりますと、6000系の兄弟にあたる京都線の6300系が相次いで休車・廃車となっているそうで……(T_T)。6300系といえば、横長の窓がズラリと並んだ優美な2扉車体ですが、今や特急の停車駅増・途中での乗降増加の趨勢に2扉車では対応しづらく、9000系と入れ替わりに消えて行く運命にあるようです。基本的に同じ系列でも2扉か3扉かによって、これほど運命に差が生じるとは……。
 とりあえず来週は京都に出張がありますので、もし時間があれば今度は久しぶりに京都線で6300を是非!と思っているところです。こうして阪急事情に敏感になるきっかけとなったという点でも、宝塚線でヒマを見つけて少々撮っておいて良かった……と思っています。