昨日は、かねてから期待されていた鉄コレ第22弾の発売日。私も予約していた近所の模型屋にて早速引き取って参りました。そしていよいよドキドキワクワクの開封作業……。とりわけ今回については、試作品段階での造形については文句のつけようはないものの、塗りが何やらイマイチでしたので、何とか改善され安定の品質になっていますように、と念じながら……。
しかし、最初に取り出したブツを開封して姿を現した加悦キハ08 3を眺めて、思わず腰を抜かしました。一体何なのだ、この怪しい蛍光色っぽい色合いは……(-_-; レタッチを重ねても微妙な色合いを出しにくいのですが、もっとオレンジはピンクっぽく、クリームはスケスケホワイト気味)。これでは、鉄コレごく初期の琴電サーモンピンク+クリームと同じで、全然リアリティに欠けるではないか……(~_~メ)。
うぐぐ……何故このようになってしまったのか。現役当時の写真を書籍やネットで見ても、あるいは加悦SL広場にて現存する実車を見ても、確かに国鉄の気動車ツートンとは違った色合いではありますが、間違ってもこんな蛍光色っぽい色ではないだろう……と。そこで、これはもう、22弾の生産が、深センだか東莞だかにあるといわれる幾つかの工場のうち、良い工場は最近の事業者限定品に割り振られ (必死に並んでゲットした泉北・コマル・叡電の画像を未だアップしておりませんが、いずれも鉄コレの中ではなかなか良い塗りだと思います♪ オープンパッケージでも、京阪1900やひたちなか3710もなかなか☆)、22弾の多くはハズレ工場に割り振られてしまったためであろうと考えざるを得ません。しかも、生産の時期がちょうど春節前後にかかっており、ヤル気のない農民工がさらにイイ加減な仕事をしたとしか思えない……。果たせるかな、他の車種については露骨な塗装乱れや接着剤乱れ (激怒) が混入し、一体全体まともに検品しているのかと……。デフレ突入気味のチーナ国で安月給にあえぐ農民工が「どーせ小倭子国に輸出するのだから、思い切り手抜きしたろ」と思ったに違いありません。
総じて、今回の22弾で、塗りに満足できるのは江若と島原かなぁ……。岡山臨海もまぁまぁキレイでしたが、ドピンクではなくもう少々シブい色合いであればローカルっぽさが増したような (写真で見る実写画像がかなり鮮やかなピンクなので、ある意味で忠実なのかも)。
というわけで、折角の加悦キハ08ですが、こういう微妙すぎる色合いで出て来てしまった以上、これは最早「遠慮なく国鉄キハ08に塗り替えて良し」という天啓なのでしょうなぁ……。TOMIXのオハ61 (62が望ましいですが) をキサハに塗り替えて、長大編成でもやったるか……(笑)。
ちなみに、今回のシクレは、ツートンの国鉄キハユニ15 9でした。
塗り分け目が乱れすぎるにも程があるでしょうに・・・。
ストロボ光の影響で分かりづらいかも知れませんが、これほど広範囲に接着剤っぽいムラや擦り傷がある個体って一体……。おのれキタイスキー……。まぁ今回はフリーで遊ぶ分も含めて多めに確保しており、この個体はシンナー池に放り込んでフリーランスにしてやるから、今回は不問にしてやる……(-_-メメ)。否、そもそもの問題は、トミーテックの検品体制が杜撰だということで。