いろいろあった2020年も残り僅かとなり、鉄道車両面での変化を振り返ってみたとき、極めてありふれた表現ながらも改めて痛感するのは、昭和末期から平成初期にかけての車両の退場です。武蔵野線の205系の残り本数が僅かとなるにつれて大変なことになったのは記憶に新しいところでしょう。もっとも、武蔵野線の205系は大方ジャカルタ、そしてジョグジャカルタに移り、しかもKAI Commuter新色を纏うという新展開となっていますので、個人的には既にそちらに興味が移っています。今年3月のジャカルタ遠征を中止し、その後も全く再訪の見通しが立たないのは困ったものですが。
その一方で、冷静に足許を見回して見れば、宇都宮周辺ローカルと鶴見線・南武支線・相模線・仙石線・奈良線で205系は依然バリバリ現役なわけで、しかもVVVFではなくMT61モーターの素晴らしいサウンドを楽しめます。
というわけで去る10月、怪社の仕事の完全テレワーク化に伴う業務激化の合間を縫って、久しぶりに日光の紅葉ハイキングを楽しみまして、その往路にはJR日光線で205系の雄叫びを楽しんで参りました。(今まで日光に行く際には、浅草6:20発の快速が定番でしたが、これがリバティ化され、自分自身も収入が増えてみれば、高くても新幹線で宇都宮まで行く方が日光に全然早く着くことに気付きました) 日光線は駅間が長く、しかも日光までひたすら山登りですので、最初からMT61のシャウトはノリノリでしたが、文挟でロングレールが途切れて短尺レールに変わりますと、ジョイント音も盛大に加わって気分は最高! 205系の山登りといえば、デポック→ボゴールも素晴らしいですが、最高速度を加味すれば日光線の方がもっと素晴らしいとわけで、灯台もと暗しを感じつつ、iPhoneでお手軽録音したものを繰り返し聴いて仕事のBGMにしています (笑)。
【お詫び】ここのところテレワーク移行に伴う一時的な激務が続いた中、更新頻度が極端に下がり、これまでお楽しみ頂いた皆様には申し訳なく存じます。そのような中、ツイッター支店の方がメインになってしまっており、より解像度の高い画像をアップロード出来ることや、字数制限の反面短い文章で済むことに安住しておりました。そこで、16年続けて来たこのブログの存在意義も揺らいでしまいましたが、ブログ利用料は払っていますし、過去画像の検索・参照可能性という利用価値はブログの方が依然として絶大であることから、引き続きこのブログは維持し、なるべく未アップ画像のアップに努めて行きたいと考えております。ただその際には、ほとんど画像のみという記事も増えるかも知れません。悪しからずご了承下さい……。庵主謹白 m(_ _)m
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