いつも当ブログをご覧頂き誠にありがとうございます m(_ _)m
このたび、当ブログは「おまけ鉄ブログ」という名前でスタートして以来10周年の節目を迎えました。当初は、それこそごく限られた知り合いだけにお楽しみ頂ければ良いという程度の、まさにネットの海の中のおまけのおまけであり、いつでも飽きたら終了~というものに過ぎませんでしたが、改名してダラダラとアップを続けているうちに、いつの間にか約3000の記事と膨大な量のテキスト・画像を納めるトンデモな規模となってしまいました。そして、全く宣伝をしないにもかかわらず、いつの間にか多くの方にご覧頂いており、貴重なお時間をこのような超個人的備忘録ブログのためにお使い頂いているとは、誠に恐縮の至りでございます。
とはいえ、こうしてご覧頂いている方々がおられるからこそ、表の世界ではヘタレな私でも、おだてられて木に登るかのような気分で更新に努め続けることが出来、かくも大きな節目を迎えることが出来たのだろうと存じます。そして、ヘタレながらも曲がりなりにもブログをやってきたことにより、多くの出会いもございました。極めてシャイで甲斐性なしな私でも、このブログをやっていること自体が今やヲタ活動における名刺代わりとなって、かなり助けられて来ました (笑)。
というわけで、この10年間で私自身も確実にヲッサンの度を深め、怪社でもいろいろ任される仕事が増えてしまい、余りヲタ活動に注ぐ時間がなくなってしまった昨今ではございますが、ネタが続く限り、休載日が増えるもののマイペースで更新して行く所存ですので(←こう言ってみることだけなら簡単 ^^;)、引き続き余程お暇な折にお楽しみ頂ければ幸いです。m(_ _)m
なお、ブログ開設10周年を記念して、何か特別なことをするつもりは全くございません (滝汗)。一般的には、このような特別な節目においてはパーティー・宴会の類を開いたり、あるいはネット時代のアクティブな活動としてオフ会イベントを挙行するのが習わしというものでしょう。しかし……私自身の趣味活動におけるモットーと申しますか原則は、「のんびり・まったり・ひっそりと」でございます。撮り鉄するにしても出来るだけ目立たず、余程行きたいと思った私鉄がらみのイベントでない限り、人が少ない時と場所を選んでおりますし、模型ネタにしても多くの方々の共感とはほど遠い、激濃ハードコアでマニアックな車両の製作に沈没することもしばしばであることは御覧の通りです。むしろ、表の世界ではモテ度ゼロ&ドン引きキモヲタなヲッサンによって、こうしてブログが10年間更新されてきたことは、それ自体が一つのイベントであったのだとご理解下さい (笑)。
さて当ブログでは、節目ごとのささやかなイベントとして80年代の懐かし画像を掘り起こすのが慣わしですので、今回は何にしようか……と迷ったのですが、正直困りました (滝汗)。そもそも中坊・高坊だった頃はフィルム代にも遠征代にも事欠き、シャッターを切りまくることが出来ないゆえに上達もせず、したがってロクなカットが残っていない……。しかも、僅かにマシなカットを節目ごとにアップし続けてきたところ、いよいよストックがヤバくなって参りました。
そんな中、何とかイケそうだ……ということで、すがる思いで再発掘したのがこちら、元小田急2200系列改め富士急5700系です! 確か中2のとき、家族旅行で富士五湖近辺のどこかでキャンプをした際、ほんの少々時間をひねり出して撮影したものですが、以前所有していたフィルムスキャナではロクに上手くスキャン出来ず、「嗚呼……フィルムが激しく劣化してしまったのか」と諦めておりました。しかし!最近マイブーム(?)となっているマクロレンズ利用のお手軽スキャンを祈るような気持ちで試みたところ、あ~ら不思議♪ いろいろレタッチにレタッチを重ねてやらなければならないにせよ、一応見られなくもない程度に懐かしい情景が甦って来たではありませんか!!
但し当時は半鋼製釣掛式電車大好き少年でしたので、「何で7000形(元国鉄17m車)や5200形(元小田急1900形)、そして富士急オリジナルの3600形が消えちまったんだよぉ……。この旅行の少し前まで走っていたのに……」とブツクサ文句を垂れながら、ついこの間まで自宅近くの江ノ島線でジャンジャン走っていた2200系列に「お前らのせいでこうなっちまったんだ!」と極めて冷たい態度をとりつつ、でも目の前に存在しているためとりあえず撮影した……という次第。しかし今こうして眺めてみますと、初期カルダン駆動車に対してとっていたそのような無礼千万な態度が如何に近視眼的であるか……ということが痛切に感じられ、当時の自分に「この世間知らずの○ソガキ!もっと真面目に撮らぬか○鹿者!」と叱り飛ばしてやりたい気分です (いやホントマジで ^^;)。
今や本家小田急から失われてしまった小田急顔の中型車が、時速100kmで江ノ島線の直線区間をブッ飛ばしていたあの頃。ただただ、とにかく懐かしい……。
そこで小田急様、鉄コレ2200系列の続編として、是非是非2300形と2320形を宜しくお願い申し上げます!! そして富士急バージョンも激しく希望……(笑)。