本日、京急は創立から120周年を迎えました。個人的に、小学低学年の頃は京急沿線に住み、日々400・500系列によるD急行の釣掛大爆走にメロメロなガキでして、釣掛なき後も京急に乗って撮るたびに700・800・旧1000形の活躍を楽しんで来た者としては、誠に御同慶の至りでございます。
すっかり赤と白がトレードマークとして定着した京急の電車が、未来永劫沿線民やヲタから親しまれ、超絶チームワークによる安全・正確な運行に努めて頂ければと思う限りです。
そんなタイミングに合わせ (?) 昨日は河津桜がようやく見頃を迎えた三浦海岸界隈を訪ねまして、河津桜の並木と2100形のコラボを楽しんで参りました。冬枯れの季節に突如鮮烈な春の訪れを告げる濃厚なピンク色と2扉車の組み合わせは、これだけでも十分に一幅の名画です♪
いっぽう陸橋の上は、朝っぱらから鉄ヲタや、鉄ヲタの密集ぶりに興味をそそられてニワカ鉄になった野次馬パンピーで大賑わいだったことは言うまでもありません。日中は、ここしばらくの予報で好天な日が少ないだけに、恐らく凄まじい人出となったことでしょう。他の私鉄と比べて有名観光地が少ない京急が、河津桜と海鮮のコラボで宣伝を打ちたくなる理由は、この光景を見れば十分に理解できますが、意外と河津桜の面積は少なく、これ以上観光客が殺到すればキャパオーバーとなることでしょう (観光バスや自家用車の数も凄かった)。とはいえ、対策で今から河津桜をもっとバンバン植えても、成長するまでは時間が時間がかかるでしょうから、今しばらくは京急線路脇のすったもんだの喧噪も続くことになりそうです。
理由として、アンパンマンではなくセーラームーンの方が世界中に広く知られていることと、アンパンマンのアニメで「顔がぬれて力が」というシーンが1500形や新1000形ステンレス車の事故を連想させて不吉・不適切なことと、京急沿線にはアンパンマンがきらいでセーラームーンやプリキュアが好きな人が多いためです。