先月、鉄コレ70系の中央西線スカ色バージョンと阪和線バージョンが発売され、既に多くの方がN化改造を通じて楽しんでおられることでしょう。個人的に70系という存在は、幼稚園~小学生の頃に図鑑などを通じて思慕すれども、何のかの言って一人旅が出来なかったため乗りたくても乗れず、気がついてみたら福塩線を最後に全車廃車となってしまったのを雑誌で知って愕然としたという……幼い頃の喪失感と切っても切り離せない存在です (それを言い始めたら、旧型国電の多くの車両についても同様なのですが。汗)。それだけに「出れば要ゲット!是非手許に置いて眺めて癒やされたい」ということで、今回は各色2箱お買い上げ~(笑)。気分に応じて最大8連にしようという目論見です、はい (^_^)。
鉄コレ70系のモールドの素晴らしさは、既に前作の新潟色・中央東線バージョンで確認済みでしたが、残念ながら前作では塗装の乱れが多く、タッチアップにかなりの手間を要したものです。その点今回は、相変わらず指紋 (鬱) やコスレの類が散見されたものの、総じてだいぶ塗り上がりの水準は上がったのではないかと思った次第。それでもやはり、斜め塗り分けや金太郎塗り分けの部分などを中心に少々微妙な塗り上がりの個体もあり、最終的に自分で手を加えて楽しむものとしての鉄コレと心得るべきなのだろう……と改めて認識したのでした (^^;
というわけで、タッチアップ→半光沢クリヤ吹きにより、表面の見栄えをグッと向上させることをを目指し、一旦全てをバラバラに (汗)。ついでに屋根はタミヤのグレイバイオレットで再塗装し、より旧国っぽく暗い屋根としてみました。一通りの塗装作業を終えて再び組み上げ、塗り直す前の個体と並べてみたところ (1枚目の画像。手前が施工済み)……むふ~ん♪シブい伊達者ぶりがグッと際立ちました♪ また、先頭部分の連結器はボディマウント式TNカプラーに変更しております。但し、そのまま台枠部分にTNカプラーを装着しても正面の斜め部分と干渉してうまく嵌りませんので、ボディマウント式TNカプラーの側を一部慎重に削っております (勿論、機能を損ねない範囲で)。あと、今回70系を分解するにあたり、正面の2枚窓嵌めガラスが異様にガッシリとしており (裏側のツメがオデコの裏に深く食い込んで厳重に固定されています。←表現がビミョーですが、開けてみれば分かります)、分解と再組み立てにあたり恐ろしく神経を使いました。新潟色ではこれほど頑丈なパーツって使っていたっけなぁ……ということで念のため確認してみたところ、やはり新潟色の正面窓パーツは簡易なものでした (汗)。
それはさておき、手入れ後の個体をマイクロの70系とも並べてみました (2枚目の画像)。購入した時点では大満足だったマイクロ70系も、急にぼってり塗装とタレ目気味のマスクが気にならざるを得ないと申しますか……(滝汗)。色味もマイクロはクリーム色の黄色味が強く、紺色もマゼンタがかっているのに対し、今回の中央西線スカ色バージョンはスカ色本来のイメージを実に適切に再現しているように思われます (*^^*……ちなみに中央東線バージョンは電動車の低屋根がもともと余り好きではないため未購入だったりします ^^;)。
ともあれ、こんな感じでMyカスタム仕様 (と記すとエラそうですみません……^^;) となったスカ色70系、中央西線で当時競演した他の車両だけでなく、東海道・横須賀線の他の車両とも並べていろいろ楽しんでみたいものです……(サロはまだありませんが。笑)。あと、新潟色や阪和色 (こちらも同様のカスタマイズ済) と並べるのもオツでしょうか♪