周知の通り、本日から銚子電鉄ではダイヤが全面的に改められ、朝の輸送が終わった後は原則として笠上黒生での交換をせず終日1運用となります……。その背景にあるのは、震災以後の銚子観光の低迷、そして予備車確保の困難などなど、地方のローカル私鉄を取り巻く苦境が銚子電鉄で集中的に現れているかのようです (-_-;)。とりわけ「乗って撮る」派にとって痛いのは、日中大幅に運転間隔が開く時間があること。銚子発9:35のあと、次の10:23までは約50分につきまだ良いとしても、その後は11:40、13:00……ということで約80分間隔 (号泣。弘南鉄道の平賀構内脱線事故後しばらく実施されていた80分間隔ダイヤを思い出します)。沿線で撮るにしても、外川側では一旦銚子へ向けて電車が去ると次に来るのは1時間後ということで、その間はメシ屋に入るか犬吠埼や外川の街を歩くべし、ということでしょうか。
一応、現在の銚子の車両陣はどれも好ましいカラーリングですので、その日中1運用に何が来ても構いませんが、とくに日が短い季節 (キャベツ畑が全盛で、撮影には丁度良いのですが……) には、撮影可能本数がメッチャ少ないのはとにかく痛い……です。これはもう、余程プランを練りに練って訪問するしかないようです (T_T)。
というわけで、去る7月上旬に訪れた銚子の記録の続き、方南町色の1002です。2002Fの京王アイボリーと並んで楽しみにしていた銚子電鉄1000形の復活地下鉄塗装、周知の通り銀座バージョンと方南町バージョンの2種類がありますが、今回当たったのは方南町でありました。実は大変お恥ずかしながら、普段丸ノ内線を利用していても方南町支線は全く乗ったことがありませんので (壊滅的超爆)、出来れば銀座線バージョン1001が運用されていれば……と思っていたのですが (^^;)。とはいえ、銀色のサインカーブがない白帯の1002は、そこはかとない田舎電車的な雰囲気を漂わせ、これはこれでなかなか良い感じです♪
一方……まだ銀座線1001の走行シーンを撮っていないのですが(7月の訪問時には仲ノ町の撮りづらい位置に T_T)、日中1運用ということで、今後は当たる確率が2分の1から4分の1に激減……。出来れば公式ブログで「今後数日の日中運用予定」といった感じの告知を出して頂けると有り難いのですが……とりあえずデハ1001・1002の出番はガクッと減ることになるのでしょうか。