先日ミャンマーのキハ38画像をアップした際、「何故日本では関鉄を除いて通勤型DCというジャンルが続かなかったのか」という趣旨を記したものですが、冷静に考えてもみれば、これほど実情に疎く暗い一言もあるまいに……と思わず赤面 (苦笑)。と申しますのも、JREの久留里線ではキハE130 100番台という純然たる3扉ロングシート新系列DCが走っているからです。しかもサッとググってみますと、実は明日、12月1日を以て、久留里線の運用がキハE130に切り替わってから4周年の節目を迎えるということではありませんか……。かくして4年もの間、私の脳裏では如何に久留里線という存在が消えており、そのイメージは悉くヤンゴンに移ったキハ38に代表されていたかが分かろうというものです (そんなヤツ、絶対他にいねぇ……滝汗)。
そんな中、昨日房総の山をウロウロ歩いた帰りに、初めて久留里線のキハE130 100番台に乗る機会を得ました。初めて乗ったのが木更津からではなく上総亀山からというあたりが何とも狂っているのもさることながら (小湊鐵道沿線から山を歩きました)、ただ漠然と「久留里線は全部新型になっちまった」というノリで上総亀山駅にたどり着いて初めて「あ、そういえばこれも通勤型DCじゃねーか!」ということに気付くのもどうかしています (爆)。
そして……実際乗ってみますと、これがなかなか悪くない。烏山線のEV-E301もそうですが、車体構造は基本的に「走るんです」のそれであると思われるにもかかわらず、はるかに良く出来ているように思えるのは一体何故なのでしょうか? 椅子の座り心地からして明らかに良いからなぁ……。そして正面の面構えも単純な切妻に近く、幌付きであるというのも大変結構なことです (そういう基準かよ……^^;)。
というわけで、キハE130の鉄コレは、キハ38鉄コレと同様に一刻も早くリリースされるべきであります。マイクロが好きそうな世界かも知れませんが、長編成化して遊ぼうとすると矢鱈お高くついてしまうではありませんか……。