去りゆく1000形の存在を前面に押し出した一昨日の京急フェスタでは、まさにそのような趣旨に華を添えるべく、1000形をベースとした事業用車 (救援車)・クト2が見やすい位置に展示されていました\(^O^)/ これまで何度か久里浜まつりを訪れた際には、デト17+18が無架線地帯の保線用車コーナーに展示されているのが定番であり、通常新町と文庫の撮りづらい位置に留置されているクト様を間近に拝むのは夢のまた夢の感がありましたので、いや~何度も来てみるものですね (笑)。
クト2の後ろには、(ネット上で流れている情報によると) 2両に組まれた1351Fらしき編成が連結されていますが、その意図や如何に……?
クト2は勿論自走出来ず、緊急出動時には庫内にいる他の編成が牽引する必要がありますが、クト2のマスコンは1000形に対応しているとされ、これまでは1000形や他のデトがその任に当たってきたようです。しかし今や1000形が消滅の瀬戸際に陥っている中では、デトしか相棒がいないという状況になることがほぼ確定……。とはいえ、デトも資材輸送で出動する可能性があるわけで、いつでもクトを牽引出来る車両をクトの目の前に常備しておく必要があり、そこで当面1351Fが牽引車として抜擢されたのでしょうか……? (あくまで類推で恐縮です ^^;)
そんなことを考えながらクト2を激写し、さらに「をっ、奥の方にはデト17+18が!」ということで、バックにこの2両を配して撮影~♪ これを撮った時点では「あれれ?救援装備用コンテナを下ろしており、《救援車》ステッカーも貼られていないのぉ~。何かレアじゃん♪」という程度の認識だったのですが、帰宅後PCで改めて眺めてみますと……デト17のヘッドライトが800形近似のものに (?) 改造されているではありませんか!!
あるいは1000形の消滅に際し、残存するデトについては1000形マスコンから新系列マスコンへの交換を中心とするリニューアルが図られているのでしょうか?! その方が今後の乗務員訓練・運用にとっても都合が良いでしょうし……。
何と!デト11+12も入場中! デト貨車がまとめて5両も久里浜に入場するという事態はなかなか考えにくいわけで……やはり1000形の消滅と合わせて何らかの改造を進めている可能性がありそう。床下機器が全て撤去されていますし(汗)。