(5月4日補記)この記事は完成品を購入したレビューですが、今後アップする記事との関連上、「超へっぽこ模型製作」カテゴリに入れさせて頂きます。
(5月1日補記)今回の鉄コレは当初各2箱購入しており、それぞれ2箱目を開けてみたところあら不思議……正面の塗りがなかなか悪くないレベル♪ 一つ一つの塗り具合にばらつきがあることを前提に、仕上げに力点を置くと良いのかも知れません。というわけで本日、各もう1箱購入……(^^;
東急ファンのはしくれとして、かねてから首を長くして鉄コレ秩父7500系・長電8500系の発売を待ちわびておりましたが、黄金週間前の給料日月末に合わせるかの如く、一昨日ついに発売となりました! 但し、発売日はたまたま予約をしていた近所の模型屋が定休日でしたので、昨日一日遅れでの購入となりまして、さっそく帰宅して箱を開けて出来具合を確認してみたのでした。
率直に総論として感想を申し上げますと……嗚呼、せっかくハコそのものは良いのに、塗装で損をするという「鉄コレ・ハズレ製品」となってしまっているぅ……(T_T)。去る2月のヨコハマ鉄道模型ショウにて試作品を眺めてみた印象では、如何にもチーナ・クヲリテェー (爆) な正面の塗装具合が気になりまして、完成品ではきっちりと改善されて秩父1000系や長電2000系と並べても遜色のない出来となることを期待していたのですが……やっぱりそれは甘い考えのようでした (-_-;)。まず正面の帯が「・・・・」ですし (T_T)、側面を見てみましても車番が何やらぼってりとしています。社紋とドアスイッチもショボ目な印刷……。まぁそこらへんは、所詮1両あたり約700円なので我慢せよということなのかも知れませんが、少なくともN化に際しては正面の色差しが必要かなぁ……と思っているところです。
形状の全体的な印象としましては、さすがトミーテック!と言える良好さだと思いますので(とくに床下パーツは良い感じ♪)、とにもかくにも塗装で損をしていると言えましょう。強いていえば、ドア窓が嵌めガラスパーツであるだけに、実車と同様の薄くシャープな窓の雰囲気とやや違うかな?という気もします。あと、前照灯が心なしか一回り大きく、そのことが塗り分けのヘロさに影響を与えているようにも思われます。
なお、このことは同時に、既存のGM板キットもしっかりと丁寧に製作すれば十分鉄コレと対抗でき、かつ自分で組んだプライスレスな満足感も引き続き得られることを意味していますので、今後も両者が共存していって欲しい……と思います。そして「よっしゃ!既に購入したあまぎ製の秩父7002F・長電T6編成用パーツやデカール・ステッカー類も無駄にはならない! 自分で鉄コレを凌駕する出来の秩父7000系・長電8500系をいつか創ってやろうじゃないか!というファイトも湧いてきまくり (→でもへっぽこな仕上がりにしかならないのですが。笑)。
しかし当面の問題は……今回の鉄コレのN化も山積する仕事が片付いてから!ということ。GM東急8500系軽量鋼体車キットも発売となりますし (基本・増結ともども予約済み!)、自宅にストックされているGM8500系板キットを手がけるのはいつのことやら……(滝汗)。
いっぽう、今回の鉄コレも塗装変更バージョン (例:「伊豆のなつ」・インドネシア・恩田での改造中の帯無し姿) を作るのであれば優れた素材であるわけで、模型屋でしばらく在庫が山積するようであれば買い足していろいろと模様替えするのも楽しそうです (爆)。ついでに邪推ですが……鉄コレの塗装に難ありとみたマイクロかGMが完成品として秩父7000系・長電8500系をぶつけて来たり……なんてことはないか (密かに期待しているのですが ^^;)。
そういえば、現在中国人民元の切り上げが各方面で取り沙汰されていますが、仮に突然1元が20~30円くらいに切り上がるとすれば、こんな程度の塗装のものを漢土の未熟練な農民工に作らせるよりも日本国内でちゃんと生産する方が安上がりになる可能性すらあるわけで、彼の国で安かろう・悪かろうな製品を生産するビジネスモデルは先行き怪しいのぉ……と思う今日この頃です。
う~ん、返す返すも帯の塗装といい、スイッチ印刷の位置といい・・・。
社紋はGMなどのステッカーを貼るべきか否か・・・。
こりゃあN化にあたり「悩みいじる苦しみいっぱい!」ですね (苦笑)。GMの印刷やステッカーは実はそれなりに良く出来ている、ということを再認識 (汗)。