地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

鉄道模型ショウ@松屋銀座2015見物記 (上)

2015-07-30 00:00:00 | 模型素人物欲見聞記


 鉄コレ10周年・秋田中央交通の電動貨車。きゃわいぃ♪



 国鉄→近江ED14も楽しみなブツです♪ 新規動力もスタンバイ。



 秋田中央交通の客車はキハ04なのでさておき、動力ちっちゃ!



 新動力はGMも注目大。16両を牽引して (笑) 走っていました。

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 毎年蒸し暑い季節恒例の銀座松屋ヲタ祭り、いよいよ本日からスタート! というわけで、私もお世話になっている模型屋でタダ券を頂きましたので、たまたま予定が空いていた初日の午前中にサクッと見物して参りました。
 マイナー系鉄道車両ヲタである私としましては、この手のイベントで一番楽しみにしているのは鉄コレのコーナーなのですが、残念ながら今回は会場での新製品発表は無し! (-_-;) 既に発表されている分の試作品が並べられ、出来具合をアピールしていたのですが、やはり要注目は、鉄コレの本義に帰ったとも言える10周年記念・秋田中央交通の怪編成でしょうか。いや~期待出来る出来具合です♪ そして鉄コレ新機軸といえる電機も、近江ED14がとても良い感じ♪ 今後地味過ぎる電機やDL (?) が、特化された新動力とともに続々と鉄コレ化されると思うと、ますます財布はヤバい気がしますね……。
 いっぽう動力と言えば、GMの新動力及びそれを装備した新規金型の完成品が非常に期待出来るわけで、GMのブースでもその宣伝に余念が無く、例年とは比較にならないほど多くの人が立ち止まって耳を傾けているのが印象的でした。もちろん私も期待しているのですよ……!
 というわけで、続きはまた改めて。なお、29日の昼過ぎにアップしておりますが、記事の日付は30日付とさせて頂きます m(_ _)m

第六ジャカルタ炎鉄録 (30) メトロ6000系 (上)

2015-07-29 00:00:00 | インドネシアの鉄道


 6105F。ラッピングされてもやっぱ田の字はえぇのぅ~♪



 6111F。狭窓はやはり、乗るのはアレでも撮るのは嬉しい (笑)。



 6115F。黄色車番と太めの白帯が鮮烈なインパクト?!



 6123F。いや~派手だ (滝汗)。

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 昨日の『日本経済新聞』朝刊一面には、C国AIIBの向こうを張った日本政府の「高品質なインフラ支援」の第一弾として、フィリピン・マニラ北方線の建設への円借款供与が決まり、今後もベトナム・ミャンマー等々の国で強力に鉄道などのインフラ建設を支援する云々という記事が載っておりました。しかも、この場合の円借款は基本的にヒモつき、すなわち日本企業(及び現地との合弁?)が落札するようにするとのこと。何だかダイナミックな展開になりそうでワクワクします♪ しかもヒモつきということで、ウリナラやC国の企業にみすみす円借款の効果が流れることもなく、フィリピンのMRTが電装品は日本製ながらドンガラはロテムというガッカリすぎる展開になってしまったことの二の舞は避けられるというのは目出度い話です。
 というわけで、フィリピンといえば203系ですが、個人的にはフィリピンは未訪問で (滝汗)、昨年8月に撮影したジャカルタの203系もレタッチがまだですので (ヤバい……もうすぐ再訪だというのに!)、ここは千代田=常磐緩行つながりで、既にレタッチが済んでいるメトロ6000系をアップしておきます (つづく)。

鉄コレ南海7000系新塗装をN化する

2015-07-28 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 去る18日の南海7000系新塗装鉄コレの即売会から一週間以上が過ぎた今日この頃。最近はせっかく事業者限定鉄コレをゲットしても、その後の忙しさのためついついN化作業に着手できず、箱から出して何時でも着手できるような状態にしたままいつまでも仕掛品の山に積んだ状態……というイヤ過ぎる展開となってしまうことが多いのですが、今回のブツはただでさえ21m級片開き扉というスペックが個人的に超ツボであるだけでなく、嵐の夜に京都から堺まで向かい、1泊してゲットしたという経緯も含めて思い入れの強い一品となりましたので、いつまでも放置するという展開は何としてでも避けたいと思った次第です。そこで、折からの猛烈な蒸し暑さの中の細かい作業にヒーヒー言いながらも、何とかN化作業を進めてみまして、ひとまず完成にこぎ着けました♪



 とりあえず、今回の南海7000系鉄コレをバラしてみた感触……モールドの具合につきましては、個人的には申し分ないと思っております♪ インレタ貼りのために全体をバラすにあたっても、極めてラクに作業を進めることができ (サクサクと各パーツを外すことが可能。屋根も側面窓も正面窓も全然うまく外れてくれないシロモノもありますから……)、よく考えられた設計と造形なのだろうと考えます。
 しかし、いろいろ頭を抱えざるを得ない点もないわけではありません。一番ヤラレタ……気分になったのは、塗装(デカール)の脆さ! 車番インレタを貼るため、インレタ面やセロテープ(細かいインレタ貼り作業の必需品?)を青帯部分に押しつけると、最悪の場合呆気なくペリッと剥がれてしまいます……。とりわけ、正面貫通扉の部分でラインの縁が剥がれた瞬間、思わず「うげぇぇっ!」と心臓が止まりそうな気分でした (-_-;;)。救済策として、即売会場同時発売だった「レールクラフト阿波座」謹製インレタの、編成ごとの違いを示すための細い横線を活用すれば (爆)、何とかリカバリー出来ます……。ただ、その作業も猛烈に神経を使うことは言うまでもありません。
 いっぽう、その同時発売インレタですが……確かに「ジオマト」の南海汎用インレタから1文字ずつ拾うという面倒臭さを回避でき、従って作業がサクサクと進み、N化作業を進めてみようというモチベーションが上がるという利点があります。しかし、数字の輪郭がジオマトのインレタと比べて弱いと申しますかボヤケ気味であり、今ひとつシャキッとした仕上がりではないのがショボーンな気分です。あるいは、クソ蒸し暑い中で作業をしたため、インレタがふやけてしまったのがいけないのかも知れませんが……(滝汗)。
 あと、出来ればボディマウント式TNカプラー装備にしたいな♪と思いまして、スカートパーツのうちダミーカプラー台座を受ける部分を削れば何とかなるだろうと作業を進めてみたところ、何と申しますか……スカートを支持する部分が極小になってしまい(実際に触って作業した方でないと分からない、何とも舌足らずな表現で恐縮です)、スカートがグラグラ、しかも全然うまく装着できない……。というわけで、「どうせ実車も2連や4連では編成として完結せず (制御器やSIVが編成に1基しかなく、故障によるダウンを避けるため)、必ず中間に封じ込められる先頭車がある」と割り切り、連結部分の先頭車はアーノルドカプラーにしたのでした……。嗚呼、万年初心者の悲哀……。
 でもまぁ、こうして出来上がってみれば、余りの存在感に思わずムフフ……kirakiraなのです (笑)。残る問題は、幕をどうするか……?!

酷暑お見舞い申し上げます・五能線キハ40

2015-07-27 00:00:00 | 国鉄型車両


 暑い、とにかく暑い……。暑中どころではなく、酷暑心よりお見舞い申し上げます。今日はこんな状態の中、八王子という如何にも暑そうなところで、2時間近くプレゼンしなければならないという……(@o@)。一体全体、こんな時期に東京五輪をやるなんて決めたヤツは一体誰なのでしょうか? 全世界の5年後のトップアスリートに詫びるべきではないかと……。
 というわけで、せめて視覚だけでも涼しい気分になるべく、7年半前に撮ったきりアップしそびれていることが発覚した五能線色キハ40をアップしてみましょう~。



 これらのカットは、真冬の津軽鉄道を訪ねたついでに撮影したものですが、如何にも寒そうな場所に寒そうな塗装のディーゼルカーが走っているということで、いずれ五能線のキハ40の雪まみれ姿を本腰を据えて撮ってみたいと思いつつ、早いものではや数年……。先日は小牛田のキハ40がミャンマー輸出のため陸送される模様がネット上に流れ、しかもJREがキハ40系列全面追放に向けた新車入札をアナウンスする中、この五能線キハ40も恐らくミャンマーかフィリピンに行くだろうということは容易く予想できるわけですが、これを撮った時点ではそのような展開など全く想像すらしませんでした。このワケワカラン展開こそが、ボロいながらも使い回しが効く鉄道車両をめぐる面白みというものでしょう。嗚呼……出来れば今年の冬は、正式引退カウントダウンの前というタイミングを狙って、雪まみれのキハ40を撮りたいものです (これはまだ雪まみれとは言えないわけで……^^;)。

鹿児島熊本鉄バス録 (16) 鹿児島市電観光電車

2015-07-26 00:00:00 | 路面電車


 全くもって熱帯としか言い様がない暑さが続く今日この頃ですが、多少の気休めとして冬の斜光線の中で撮影したカットをアップ致しましょう。去る1月末~2月頭の鹿児島出張ついで鉄の続編です (まだまだ続く……^^;)。
 最近、各地の路面電車事業者においては、最新鋭のノンステ車両を導入する動きが加速しているようで、それはそれでバリアフリー時代の利便性向上に合致し悪い話ではないと思いますが、いっぽう遠来の客が路面電車という存在に期待するのは懐かしいレトロ感覚であるわけで、そんな趣向にも対応した「なんちゃってレトロ」の最新鋭車両も少しずつ増えているようです。鹿児島市電でも、2012年の100周年を機に、観光電車としてこの101号が導入されました。



 一応この電車は、格別レトロでリッチでプレミアムな存在感を演出するため、土日祝日に限って4往復、特別料金の観光電車として走る運用に入っており、他にもリクエストすれば特別貸切料金で走ってくれるのでしょう。個人的には、この手の「なんちゃってレトロ」につきましては、とくに冷房装置を覆い隠すための「なんちゃってダブルルーフ」の陳腐な存在感が余り好きではなく、気がついてみれば近場の都営荒川線でも未だに1カットも撮っていないことを思い出しました (滝汗……とゆーか、都営荒川線自体、ここを目的地として撮り鉄しに行ったのは何年前の話になるのでしょうか……遠い目 ^^;)。しかしこの電車につきましては、「なんちゃってダブルルーフ」のチャチな雰囲気はさておき、全体的に非常にシックでシブい色合いに仕上がっているあたり、なかなか好ましいのではないかと思います。金文字っぽい装飾も、○トーカのようなあざとさは感じませんし♪ 
 とまぁこんな感じで、乗ってみれば良かったのかも知れませんが、結局撮るだけで終わってしまいました (笑)。またいずれ再訪するあかつきには (何時だよ一体……)、乗ってみるのも悪くないかも知れません。