日々刻々と変化するジャカルタとKAIでは、電化区間や複線区間の延伸が少しずつ図られて来たものですが、このたびスルポン=バンテン線のティガラクサ~マジャ間で複線化のための試運転が始まったようで……。既に出来上がってから約3~4年。路盤崩落やら何やらで散々完成が待たされ、ダイヤ遅延の巣窟にもなっていましたが、先般パルンパンジャン~ティガラクサ間が複線化され、そして間もなくマジャまでということですので、本当にやれやれ目出度しといったところでしょうか。そして、昨年8月の時点で建設が進んでいたマジャ駅の橋上駅舎も間もなく完成し、当初電車が一日5往復、本当にド田舎の市場町の駅にやって来て、 高床式ホームが全くないため移動式の簡易階段で乗降していたというのも、あっという間に遠い昔の話になってしまいそうです。
いっぽう、来年か再来年あたりに走り始めるというスカルノハッタ空港へのアクセス特急用として、ボンバルとINKAの合弁による新型特急電車が6連10本登場するようで、なかなかカッコ良く写欲がそそられますが、KFWのような故障三昧を果たして免れることが出来るのかどうか……。
というわけで、昨年8月にジャカルタで撮影したきり未アップだった画像の続きとしまして、JRE203系のマト66編成をお楽しみ下さい~。昨年8月の訪問時、203系は5編成が稼働しており、203系が好きな私としては大いに目出度いことでしたが、この頃まではアルミ車へのラッピングという害悪がはびこっていたこともあり、本当に大喜びで激写したのはKKWラッピング以外まっさら標準色を保っていたマト66編成だけだったのでありました……。その後、アルミ車にラッピングを貼ると、剥がした痕が汚くなってしまい、ステンレス製の205系に貼ればキレイさを保つことが可能と認識された (?) 結果、少しずつアルミ車のラッピング解除が進みつつある (?) ようで、正直申しまして「うぬぬ・・・」という気分ですが (^^;)、今度訪れるときは203系の他の編成でもこんな感じで美しい姿を激写出来るものと大いに期待しているところです☆
それにしても……気がついてみれば昨年8月の遠征から8ヶ月以上過ぎ、既に飛行機と宿の予約&払い込みも済ませた次回の遠征まで4ヶ月を切っているではありませんか……(滝汗)。時間が猛烈な勢いで過ぎ去って行くのを感じて呆然とする黄金週間ではあります……(@_@;;)。