茨城県の私鉄つながりでもう一丁、関鉄常総線の話題と参りましょう。
常総線といえば、タラコ色 (国鉄首都圏色) を復活させたキハ101が、去る15日のイベント走行でお披露目をしたばかりですが、そんなタラコと入れ替わるかのように、昨年冬以来運行されてきた京浜東北線ブルー塗装キハ350の運用案内が公式HPから忽然と姿を消してしまいました……。恐らく、ブルーに塗った最大の目的である出演映画「パッチ○2」の劇場公開からも時間が経ち、「既に乗車・撮影希望者はひととおり常総線を訪問しただろうから、もう良いだろう」と関鉄サイドが判断したからではないかと思われます。そして、もともと「一定期間経過後は本来の塗装に戻す」とアナウンスされていたことから、すでにキハ358+3511は旧型DC標準塗装に戻されています。そこで、残るキハ3518+3519も、HPから削除された時点で塗装のため入場したのではないか……と思っていました。
ところが今のところさにあらず! 一昨日 (28日) 平日休みを使って常総線を訪れてみたところ、何と青キハはまだ走っていました!! (*^O^*)
いや〜もう来ないものと諦めていた存在がこうして姿を現してくれますと、驚きと喜びはまさに炸裂状態!! そして、公式HPから運用案内が消えたのは、単に固定運用に入れるのを止めたということだったようです。やはりファン向けに固定運用を続けるよりも、他の非ワンマン2連と同じ運用にフレキシブルに充当する方が運用計画を立てやすいわけで……。既に相当期間、ファンのために固定運用をして下さった以上、これから塗装変更までの残り期間はファンが空振りのリスクを負いながら、でも大当たりの一攫千金を求めて訪れるということになりそうです。
ともあれ、京浜東北ブルーといえば、秩父鉄道でいよいよ10月14日から走り始めますが、関鉄の青キハも「なんちゃって」ながら (^^;)、登場1周年を目指してますます快走して欲しいものです!
ちなみに、関鉄旧型DC標準塗装に戻されたキハ358+3511についてですが、この日水海道車両基地を通過する列車の中から観察したところ、もう1両のキハ350 (車番はたしか3521だった……かな?) と連結されて昼寝を決め込んでいました。これってもしや……毎朝1往復限定の3両編成に用いられているということでは?! 編成がバラされないうちにキハ350×3のゴツい編成美 (?) を記録するため、こりゃまた近いうちに早起きして関鉄の朝ラッシュを撮りに行かなければならないなぁ……と思い始めております (^^;