地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

第三ジャカルタ炎鉄録 (28) 05系@コタ駅東線方面

2011-11-30 00:00:00 | インドネシアの鉄道


 一昨日KCJ (ジャボデタベック通勤電鉄) 公式HPに掲載されたばかりの12月ダイヤ大改正詳細時刻をつぶさに眺めてみたところ、いろいろ良くも悪しくも興味深い変化 (悪い変化は撮り鉄プランニングをするにあたって ^^;) があり、同時に輸送力増強へとひたすら邁進してきた鉄道関係者の苦労が結実していることを見て取らずにはいられません。
 (1) 2年前と比べれば、編成数激増による本数増は明らか。特にボゴール線。
 (2) ゆえに、ボゴール線の一部列車を環状線に流しても、中央線に入る列車はそれなりに多数。ラッシュアワーに限っていえば、ほぼ従来の本数は確保されているような。結局、ボゴール線と中央線のあいだの流動の大きさを無視することは到底できず、引き続きメインルートということに。相変わらずマンガライ駅のポイント操作は大変そう……(汗)。
 (3) 朝方、マンガライで乗り換えてスディルマン及びタナ・アバンへ行きたい客のために、マンガライ~タナ・アバン間の区間運転設定。4連が担当?
 (4) また、朝方ジャカルタ・コタ~東線~ジャティヌガラ間に区間運転設定。タンジュンプリオク線電車の出入庫を兼ねている? これも4連が担当?
 (5) ボゴール~マンガライ~環状線~ジャティヌガラの所要時間は2時間。こりゃぁ~東急のお目当て編成を狙うのは手間暇かかるようになりますなぁ……。昼前後のボゴール線電車の多くは中央線ではなく環状線に入ることになり、したがって環状線は日中の列車密度大幅アップ。タナ・アバン、ドゥリ、マンガ・ドゥア (カンプン・バンダン)、パサール・スネン、ジャティヌガラといった市場街・ショッピングモール街をつなぐお買い物電車という位置づけ?
 (6) ブカシ線の電車は全て中央線に入り、東線に入る列車は消滅!
 (7) スルポン線は20~30分間隔。パルンパンジャン行電車が6往復に!
 (8) タンゲラン線は朝3運用、日中2運用できっかり1時間間隔。



 (9) ボゴール線では日中、非冷房エコノミーが2本続けて来ることが多く、冷房車を撮ろうとする際にはプランニングに頭を悩ませそうな (汗)。
 (10) (5) と関連し、昼前後は中央線~ボゴール系統が激減。ジャカルタ・コタ発の中央線経由ボゴール行は、12:26が発車したのち14:00までバックリ空白! 13時前後に2本「パクアン」が走っていた頃が懐かしい……。
 (11) ボゴール発の冷房車も、12:39、13:28、14:05と間が開きまくり……これは従来ダイヤと同じですが、まぁ客の少ない時間なのでしょうか。その間にはエコノミーやデポック出庫分が複数設定されていますが (^^;
 (12) 間隔がバックリ開くといえば……東線の午前中・光線が良い時間帯の冷房電車が少なすぎ。例えばクマヨラン発車時刻でみた場合、デポック・ボゴール行が9:12、10:33、12:01。ジャティヌガラ行が9:41、11:12、11:27……。この時間帯に東線でボゴール所属東急編成を激写しまくるのを期待していたのですが (T_T)。
 ……とまぁこんな感じで、ジャカルタの新ダイヤに思うところは多々ありますが、最大の衝撃はやはり、カンプン・バンダン~ジャカルタ・コタ間の連絡線を走る電車の激減でしょうか! 上述のタンジュンプリオク運用送り込みと思われる1往復を除き、東線・西線両方からの入線が消滅……。というわけで、今回掲載した東線~ブカシ線を行く05系画像も、一見ごくごく当たり前の光景だったはずが、明日からは激レアシーンになってしまいそうです。05系の営業開始からまだ日が浅いことを考えれば、「ごく短期間の日常シーン」に過ぎなかったという……。
 もっとも、東線や西線からジャカルタ・コタに入る客車列車が無くなるわけではなく、むしろ東~ブカシ線やタンゲラン線方面からのジャカルタ・コタ行き電車を減らす分、客車列車の増発に充てることが出来るわけで……ガンビール駅及びパサール・スネン駅での折返し余力も限界に達している中、再び長距離列車の発着駅としてジャカルタ・コタ駅をもっと活用したいという計算も仄見えます。
 何はともあれ、ジャカルタで出会ったシーンはとにかく撮っておけ!ということを、今回のダイヤ改正に伴う激変から改めて痛切に感じた次第です (^^;
 
【Tokyo Metro Series 05 on the rail between Jakarta Kota and Kampung Bandan】The Commuter Train Company of Jakarta announced the detail of new timetable from this December. You can find that this new timetable has a historical mean because the running pattern of trains became very simple, and the amount of train service between Jakarta Kota and kampung Bandan almost reduced to none! So the usual scene you can see at Jakarta Kota Station like these pictures will be very rare from tomorrow...

第三ジャカルタ炎鉄録 (27) タンジュンプリオク駅

2011-11-29 00:00:00 | インドネシアの鉄道


 明後日からのジャカルタ電車ダイヤ改正において鍵を握りながら、同時に「ホントかよ?」という感を否めないのが、ジャカルタ・コタ~タンジュンプリオク (ジャカルタの外港) 間の再開通。この区間はかねてからきちんと複線電化線路がありながら、利用客低迷のためか長年運休・放置され、一時は線路上に違法なスラム街が形成されていたほか、カンプン・バンダンで東線を跨ぐ部分に至っては路盤がズレてしまったとか何とか……。
 しかし、この路線が再開しなければ、環状東・西線経由でジャカルタ・コタに向かう客をカンプン・バンダンで乗り換えさせるという新ダイヤの一大意図は達成されませんし、既にタンジュンプリオク駅前にはトランス・ジャカルタ (専用レーン式バス路線) が乗り入れている中、鉄道とトランス・ジャカルタのスピーディーな連携によってジャカルタ東部へのアクセスを改善するという目的も達成されないでしょう。現在、ジャカルタ・コタとタンジュンプリオクの間にはアンコタ (大型乗合ワゴンタクシー) が頻発していますが、如何せん猛烈に窮屈ですし (骨折した状態で膝を曲げて乗ったときには痛さでヤバかったです……>_<;)、交通渋滞で時間がかかるのも当たり前 (順調なら20数分で着くのですが)。やはりこの路線の復活は急務ですし、私が帰国して以来の約3ヶ月少々のあいだに運行再開の準備が整った……と信じたいです (それでも結局間に合わなかったりして……-o-)。
 【29日9時50分補足】昨日付でKCJ公式HPに新ダイヤ掲載! いろいろと興味深い変化満載ですが……案の定、タンジュンプリオク線の新ダイヤが掲載されていない……(苦笑)。他の路線の時刻をパッと眺める限り、カンプン・バンダン~ジャカルタ・コタ間には、朝6時台の1往復を除き、環状東・西線から乗り入れて来る電車列車が本当に設定されていませんので、さてどうするのかと……。タンゲラン線や環状東線方面からジャカルタ・コタに行きたい人は、とりあえずカンプン・バンダンからマンガ・ドゥア・ラヤ (大通り) まで歩いたのちアンコタを拾え、ということでしょうか (汗)。



 そんなタンジュンプリオク駅は、「オランダ植民地主義の偉大な輝き」を見せつけんばかりの巨大なドーム構造、そしてピカピカに磨かれた大理石 (?) 張りのコンコースやホームを誇りますが、今や外国や国内の他の島からジャカルタに来る客は空港と高速道路、それにタンジュンプリオク駅前から市内各地に乱発している路線バスに移行して久しいのが実情です。数年前に折角クマヨラン~タンジュンプリオク間の線路が再開されたといっても、運行されるのは毎日3往復のブカシ行冷房電車、毎日2往復の客車鈍行 (ブカシを通って確かチカンペック or プルワカルタ行)、そして毎日一往復の客車急行 (実質的にパサールスネン発着で、留置を兼ねてタンジュンプリオクまで顔を出す?) のみ……。恥ずかしながらジャカルタ訪問3度目にして初めてタンジュンプリオク駅を訪ねてみた私ですが、すっかり忘れ去られたように横たわるオランダの栄華に圧倒されると同時に、そんな植民地主義の象徴であっても歴史遺産として丁寧に保存し再利用を図ろうとしている鉄道当局の意気込みに感銘を受けたのでした。
 というわけで、さっそく写真を撮ろうと思ったのですが、この駅は治安が悪い港湾地区 (歴史上たびたび、景気悪化や政情不安が高まると港湾労働者の暴動が起こったほか、最近でも爆破テロ未遂もしばしばとか……) につき警備が非常に厳しく、すぐには撮影することは出来ません。もっとも、カメラをぶら下げているところで怒られるわけではなく (如何にも日本人鉄道ファン然としたカッコですのでなおさら)、「猫バス」乗車用ステップの移動・調整役を兼ねていた警備員のお兄さん曰く、駅舎北側の警備員詰め所でお偉さんから許可を取ってきて欲しいとのこと。そこで恐る恐る訪ねてみたところ、私のパスポートを少々眺め回して即オーケー! 有難くお礼を述べて、心行くままに撮影した次第です♪ が……「猫バス」の折返し時間は短く、許可を得て戻って来たところすぐに発車時刻となりましたとさ (汗)。まぁ、入換用DLと客車の組み合わせも絵になりますので良いのですが……。
 こんな感じで歴史遺産としての駅舎を鑑賞することが出来、かつ今後ジャカルタ・コタへの直通運転復活によって賑わいも増すことが予想されるタンジュンプリオク駅ですが、何はともあれ撮影の際には警備員に積極的に声をかけ、彼らの理解を取り付けられますよう……(要パスポート!)。治安情勢如何によっては撮影不可となる事態も当然有り得ますのでご留意下さい。

【Tanjung Priuk Station, Jakarta】The commuter train company of Jakarta has announced that the suspended line between Jakarta Kota to Tanjung Priuk (Outer Port of Jakarta) will be on service from December. I am a little suspicious it will be well because the condition of this line was not good enough in this Summer, but I strongly believe that the recovery of train service will contribute to the traffic of Northeast area of Jakarta. From the view of railfan, and a person intrested in history, you cannot miss the great dorm structure of Tanjung Priuk Station which symbolize the colonialism of Holland! And if you want to take the photograph, you can get permission on the station office (You have to show your passport).

第三ジャカルタ炎鉄録 (26) 103と8500

2011-11-28 00:00:00 | インドネシアの鉄道


 ジャカルタのカオスな交通状況と、その中で健気に走る日本中古車の話題は、編成数の増加及び日本におけるインドネシアという国自体の注目度アップに伴い、ぼちぼち様々なメディアが取り上げるところとなっているような気がしますが、そんな中ついに、中古電車の輸出をめぐってかねてからインドネシアで問題となっていた運輸省高官の汚職が日本でも大きく取り上げられるところとなってしまいました……。昨日の『朝日新聞』朝刊(及びWeb版では一部抜粋) によりますと、メトロ5000系と東葉高速1000系の購入をめぐって、某大手商社が運輸省高官をゴルフ接待し、購入費用を水増しして贈賄分に充てたとか……。そこで添えられていた画像がメトロ5000系ではなく05系であったのは記事としてどうよ?という気がするのですが (こんな新しい電車を輸出するぐらいならウチにくれ!という声がJRW沿線各地あたりから起こりそうな……^^;)、記事でも触れられている通り、利鞘が少ない中古電車の輸出入に大手商社が色めきだつのは、その先にあるMRT建設事業というビッグ・ビジネスに食い込もうとするためなのでしょう。東○の電車が大量に、かつ格安な費用で海を渡ったのも、インドネシアでかねてから大きな存在感を誇る系列ゼネコンの仲介 (&思惑?) があるのは、RP誌06年9月号の記事でも明らか……。
 そのMRT、渋滞地獄のジャカルタではとにかく完成が待たれているものですが、建設費のほとんどは円借款によるということで、既に中央線高架部分がそうであるのと同じく、極めて日本的な建築構造&システムになるようです。You Tubeには見事な完成予想CG動画 (You Tube内の検索で「MRT Jakarta」を入力) がアップされており「うほっ……ほとんど日本の最新鉄道と同じ!」と思わず腰を抜かします (車両は何やら「走るんです」風で、JREも技術的に関与しているのかどうか……? ^^;)。しかし、その完成も早くて数年後ということで、それまでは何とか既存の鉄道網が輸送力増を徹底的に図って行かなければならないことに変わりはありません (都市の膨張の勢いは、それでも間に合うのか?……と思うほどですが。汗)。



 そこで断行されることになったジャカルタ近郊電車のダイヤ大改正&系統整理、去る22日にKCJ (ジャボデタベック通勤鉄道) 公式HPにアップされた告知によりますと、いよいよ来る12月1日から新ダイヤに試験移行して様子を見たのち、5日から正式に実施するとのこと! 具体的な時刻は未発表ですが、計6系統のそれぞれが果たしてどの程度の運行間隔となるのか、非常に興味深いところですね……。
 とくに、ボゴールやデポックから来た電車がマンガライに到着したのち、環状西線と中央線のそれぞれにどの程度の比率で振り分けられるのかは要注目でしょう。環状西線に入ってグルッとジャカルタの街を約1周しジャティヌガラまで行く電車の本数がかなり多いとなれば、ただでさえ一往復するのに時間を要するボゴール運用に入る編成は一層つかまえにくくなるわけで……。ボゴール線は基本的に東急8500系が集中的に運用されるところであり、かつ今夏は103系高運もボゴール線にて東急8500と全く同じように用いられていましたので、両者を目当てにボゴール線に入り浸り気味な私としては少々気がかりなところです (笑)。
 いっぽう、スルポン線とブカシ線はここのところメトロ05系の天下としての雰囲気を強めているのですが (このほかスルポン線ではもともと都営6000の6連が多く用いられているほか、ブカシ線ではメトロ7000の存在感が激増)、それぞれ割と短時間で機織り運用する路線であることから、スルポン線と中央線~ブカシ系統は今後メトロ王国としての雰囲気を一層強めて行くことになるのでしょうか?! あるいはスルポン線は都営6000・6連が頻繁運転される独壇場になるのかも知れませんが……。もともとスルポン線では東急8500・JR103系は全く運用されませんが、ブカシ線からも両者の影がいっそう薄くなるとしたら、う~ん何だかなぁ……という気分であります。
 完全に独立した機織り運用路線となるタンゲラン線では、果たしてどのような車両が運用されるのでしょうか? タンゲラン線は潜在的に利用者を掘り起こし増発する余地がありそうなものの、これまで6連が1時間間隔で走るのみでしたので、4連を20分間隔で走らせれば強みを発揮できるように思われ、「猫バス」やKRL-1のほか103系4連が積極的に活用される舞台になりそうな……。
 何はともあれ、ジャカルタの電車史上明らかに画期となることが間違いない12月改正、その帰趨を熱く見守りたいですし、203系やメトロ6000系といった増備車の運用入りも楽しみにしたいところです。ホント、僅か数ヶ月御無沙汰にしているだけで浦島決定ですね (笑)。
 当面最大の懸念は……ドゥリ界隈の列車本数増加の如何によって、線路市場が廃止させられてしまわないか?ということ。そこらへんはインドネシアらしいノリで、来年の夏に訪れても相変わらず大賑わいであれば良いのですが (^^;
 というわけで、そろそろ今夏のジャカルタ・シリーズも大本命の東急8000系列へと進みたいのですが、まだレタッチが捗らず……(^^;)。

【JR Series 103 and Tokyu Series 8500 on JABODETABEK Line in Indonesia】The commuter train company of Jakarta announced the total change of timetable and service route from this December. I hope the new timetable will do great contribute to ease heavy traffic jam in Jakarta, and I hope the construction of Mass traffic system will be done rapidly. But the news from Jakarta has reported that there are dark side on the construction....

国鉄急行型電車を伊豆急塗装にする (下)

2011-11-27 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 KATO製国鉄急行型電車の超ジャンク中古品を妄想伊豆急塗装に塗り替えて徹底的に (?) キレイにする作戦、予定の6両目を目出度く塗り終えまして、とりあえず「東海道線東京口に乗り入れてもサマになる」体裁が整いました。バンザーイ!(^O^) 結局、2100系の旧塗装仕様デビュー及びクモハ103の本線復活には先を越されてしまいましたが (笑)、個人的に勝手に伊豆急50周年を祝う妄想炸裂な一揃えにはなったかな?という気がしております。



 というわけで、最後の仕上げ……と申しますか妄想のダメ押しとしまして、いつもお世話になっている近所の模型屋 (いつもジャンクを買うのもここ) にてふと見つけたペンギンハウス製・157系用HMシールを薄いプラ板に貼り、丁寧に切り出して正面に取り付けてみました♪ 伊豆急旧塗装・羽根型看板つきの「急行・伊豆」……もしそんな列車が現存するならば、沿線は間違いなくパニックになるのでしょうなぁ……(笑)。あるいは、2100系で復活した伊豆急旧塗装は、1000系のデッキ付きバージョンのようにも思える185系にこそ似合うのかも知れません。「草津」50周年で登場した湘南色 (そういえば撮っていない -_-) もあれほどハマリ役になっていますので……って、「東海道~伊豆急筋には斜めストライプの登場時バージョンが復活した以上そんなものは要らない」という批判が聞こえて来そうですね (笑……あ~これも撮っておかねば……)。

【Repaint JNR Express-type EMU made by KATO Models to IZUKYU Line old color】This color is completely fiction, do not exist! But I love this type of EMU, and I love IZUKYU Line on which these cars had run until 1980's. So I expressed my dream on N-scale models. Hahaha.... ←海外からのお客様用として、試しに簡単な英文解説を載せてみることにしたのですが、ヘタクソな文章でスミマセン (滝汗)。所詮私の英語能力向上用駄作文ということで、まぁ何となく通じれば良いか……と。いつまで続くことやら (^^;)。

東武6050系・鉄コレ発売決定!

2011-11-26 00:00:00 | 大手民鉄 (東武)


 浅草から遠路はるばる会津へ続く東武6050系の旅。そのめくるめく四季の彩りに満ちあふれた極上の車窓風景と極上の乗り心地は、都会の生活に疲れ「東武ん」不足に陥った私の心を何時でも慰めてくれます。それだけに、長旅の果てに広がる会津、そして福島県の美しすぎる山河が、あの震災以来幾重もの苦しみの中に突き落とされてしまったことを心から悲しまずにはいられません。
 そこで、多忙やら骨折やらでなかなか福島県支援を兼ねた撮り鉄&美味いもの旅に出かける暇がないことを心苦しく思いつつも、怪社の売店で売っている「酪王牛乳・のむヨーグルト」を日々欠かさず飲み(超激濃でマジうま!)、会津田島の「国権・純米酒」(那須岳北麓の美味い水で醸した野太い米の酒!)で晩酌を楽しむことによって、たとえほんの幾ばくかであっても「福島県を忘れない、福島の心を我が心とせよ」と思っている次第です。いろいろと議論はあるでしょうが、個人的にはこれが「オレ流・愛国の流儀」だと思っていますので……。



 しかしそろそろ禁断症状が出て来ました。あ~会津田島で蕎麦食いたい……喜多方でラーメン食いたい……地酒をあちこちで品定めしたい……飯坂温泉の熱い湯に浸かりたい……桃の花咲き乱れる風景を眺めたい……(爆)。そして何よりも、野岩に会津、磐西に只見、さらに飯坂線に阿武急などなど各路線を巡りたい……。
 そんな折も折、東武公式HPにて、野岩線開通25周年を記念して鉄コレ東武&野岩6050系を発売する旨のプレスリリースが!! ぬぉぉ~っ!俄然体内「東武ん」が沸き立って来ました (笑)。先行発売されるミクリイベントの当日は、出なくても良いもののなるべく出ることが求められている会合が……さてどうしたものか。まぁ既にGMの6050系を組んでいますので、絶対に購入しなければ!というほどではありませんが、でもやっぱり欲しい♪ (笑) 東武・野岩のいずれにしても、本格発売分は売店でそれなりに潤沢に流通するようですので、過去の5700系や7300系と同様にまぁ楽に購入出来るかな?とも踏んでいるのですが……東武分の売り切れが早そうなことは否めません。野岩分は後々まで残りそうな気がしますので、買い出しを兼ねてこの冬はまた雪見、そして上記禁断症状の緩和を兼ねて6050系の旅に……行けると良いなぁ、と (とにかくヒマを確保するのが先決じゃ ^^;)。