旧型車を中心にご紹介してきた上毛電鉄創立80周年イベントですが、せっかくですので最後に現在の主力である元井の頭線・710+720形の画像をアップしてみましょう。
とは言っても、単に載せるだけでは面白くありませんので (^^;)、ちょっと一ひねり……。初日の撮影会で展示された713+723編成が、デハ104と連結された状態で側線に留置されているシーンです。これもイベント初日・27日の朝9時過ぎに撮影しました。言うまでもなく、車庫の一番奥に留置された無動のデハ104を展示位置まで引っ張り出してくるために連結されているのですが、見ようによってはこの「混結編成」もこれからイベント走行に出動しそうなリアリティがありました (と申しますか、走って欲しいですね~^_^;)。横にある木造の作業所、それに奥の緑の木立と合わせて、如何にも地方私鉄車庫の隅っこという雰囲気が漂ってくるお気に入りのカットです (^^)。
そしてこちらは撮影会の本番。残念ながら、デハ101と104の並びは2日目までお預けとなってしまいましたが (T_T)、まあ赤ガエルを間に挟んだ構図も「上毛電鉄の過去と未来」という感じで悪くはなかったです (^^;)。そして、特に真ん中のデハ713の行先表示幕はしばしばクルクルと回され、訪問者がいろいろなバリエーションを楽しめるよう配慮がなされていました。個人的には、ふだん設定がない「粕川」表示に思わず「うひょ~」(^^;)。
この3両の撮り方としては、もちろん正面から並べて撮るのも欠かせない記録でしたが、個人的には車庫北側のやや高い位置にある道路から↑のようなアングルで撮影するのが一番まとまりがあるかな~という気がしています。
さて上毛710+720形は、この713+723編成を皮切りに、正面を編成ごとに別の色にするという「井の頭線化計画」がスタートしているわけですが、クラの中を見学している際に小耳に挟んだところによりますと、現在全般検査中の編成が出場するあかつきにはクリーム色になるとか。でも、側面の帯色と正面の色が全く一致しないというのは美観的にどうか?という気もしますので、側面の赤帯もクリーム帯に貼り変われば良いな~と思っています。
以上、4回にわたって上毛電鉄イベントネタをお送りしてきましたが、マイカー王国上州にあって奮闘を続ける上毛電鉄が地元とファンの両者に愛される鉄道としてさらに発展することを願って締めることにします (^^