東武の日光・鬼怒川界隈をめぐっては、SL・DLの増備による保存鉄道としての鬼怒川線活用のいっぽう、6050系の20400系への置き換え進行も進み、過渡期を感じる昨今ですが、そんな中、魅力アップの試みのひとつとして、日光軌道線100形の保存車が東武日光駅前にて保存されたのは嬉しい話です。去る10月に奥日光を久しぶりに歩いた際、バスから南栗橋行き急行に乗り換えるついでに、夕暮れ時の表情を撮影してみました。
この日の当初の予定では、特急日光の新宿までの特急券を購入していたところ、大渋滞で発車時刻に間に合わずパー!となりましたので、トホホな気分ではありましたが、保存開始間もない美しい姿を撮影出来て何よりです。鉄道車両の保存には、時間も労力も金もかかるものですが、今後も少しでも多く、産業遺産としての鉄道車両が残ることを願うばかりです。
最近はただでさえ仕事量が増し、健康のためハイキングに注ぐ時間も増え、撮り鉄に充てる時間が減っていたところ、今年は突然の完全オンライン業務対応のために恐ろしく時間を食ってしまい、自ずと新規撮り鉄の機会減少・レタッチしてこのブログにアップするヒマの減少につながってしまいました。そして何よりも、武漢から広まった疫病のために、鉄道をはじめ公共交通が前代未聞の打撃を蒙るという、本当に痛ましい一年となってしまいました。
来たる年は、鉄道界、公共交通界、そして世界にとって少しでも明るい話題が増え、皆様にもより多くの幸せがもたらされることを願うばかりです。どの程度頻繁にこのブログを更新できるか全く分かりませんが……(汗)。
皆様良い新年をお迎え下さい。庵主謹白 m(_ _)m