老朽化した相鉄2000系検測車およびED10の代替として、7000系の横浜寄り増結車2両を改造することによって登場した相鉄モヤ700ですが (正式な形式名はまだ発表されていませんが、多分こうだといわれています)、きょう第2編成 (703+704) が東急車輌での改造を終えて甲種回送されました。そこで、今日は休みなのを良いことに、今後もう1回あるかどうか分からない珍車の甲種シーンを撮りに行ってみました。
まずは神武寺駅南西側の受渡線へ。東急車輌から出場してJRに入線する車両は、京急逗子線・金沢八景~神武寺間上り線に設けられた3線レールを通ってくるわけですが、まさか真っ昼間に上り線を逗子に向かって逆走するわけにも行きませんので、終電後に工場内DLに牽引されてここまで回送されます。そして、午前中の間は踏切から撮り放題 (笑)。○軍池○住宅のゲート前につき緊張しますが、ゲートにレンズを向けない限り文句は言われません。
非貫通ののっぺらぼうな運転台が設置された704は、第1編成の702と比較しますと、架線検測用の測定器具が屋根に載っておりません (当ブログ・去年の3月の記事にある画像をご参照ください)。その代わり、窓が黄色く塗りつぶされてアヤシイ雰囲気が……(*^^*)。そして車端部の窓の内側には鉄格子が設けられています。また、あとで逗子駅で観察したところ、車内には赤いナゾの器具や棚が……。恐らく、様々な道具や部品を常備した救援車としての役目があるのだろうかと予想しています (^^;;
その後、逗子駅に至るヘロヘロ専用線の途中で待ち構え、DE11に牽引されるシーンを撮影。正面がちでしか撮れないため、モヤ700はほんの僅かしか見えず、この寒いのに延々と待ち呆けて何を撮りに行ったのか……という感じでした (後追い撮影はまあまあうまく行きましたけど ^^;)。
ヘロヘロ専用線を抜けたところには、さらにDLからELに機関車を付け替えるちょっとした側線があり、出場した車両はDLから切り離されてしばし留置されます。しかも、何とも都合が良いことに、停車する位置のすぐそばに歩行専用の踏切が。そこで、モヤ703の先頭が出たところを撮影しました (ここはまさに撮影会状態 ^^;)。モヤ703は704と違い、改造らしい改造は表示幕を埋めた程度のようで、車内はほとんど手をつけていないような雰囲気でした。
こんな感じで珍車の真新しい (?) 姿を眺め回したあとは、いよいよELと連結されるのを待ちます。(多分つづく)