地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

相鉄JR直通開始まであと1ヶ月

2019-10-30 00:00:00 | 大手民鉄 (相鉄)


 かねてから待ち望まれてきた相鉄・JR直通線の開通まで、ついに残すところあと1ヶ月となりました。余りにも楽しみ過ぎます! 私も予定をしっかりと空けて、相鉄線内から乗り込んだ電車の車内に「新宿/武蔵浦和/大宮/川越ゆき、次は瀬谷/三ツ境/鶴ヶ峰 etc..」などと表示される感動や、相鉄線内から電車に座っていたらいつの間にか鶴見駅の貨物線を走っているという感動を味わうのを、今か今かと心待ちにしています。



 いっぽう、開通までに合計6編成が揃う12000系のために場所を空けるべく、7000系は撮影会の直後に早くも解体のため陸送されてしまったとか。ラスト・ランHMの装着は撮影会のみで、営業運転中の列車に装着するかは未定云々という公式HPでの発表は、今思えばこのようなスピード解体を示唆していたのかも知れません。もっとも、全車が陸送されてしまったのかどうかは分かりません。一時代の相鉄を造ったデザインであるだけに、せめて横浜方のクハ1両 (7710) は、モハ6001・6021と同様に保存されることを願っていますが、さてどうなることやら。モヤがあるから保存省略、ということかも知れませんが……。


埼京線新時代へ・JR相鉄りんかい三並び

2019-10-24 09:33:00 | ノンジャンル


 先日、相鉄12000系目当てに川越車両センターを訪れた際には、りんかい線の70-000系も相鉄12000系の南側に留置されており、埼京線新時代が見事に演出されていました。車両センターまつりでの並びと比べると、編成ごとの間隔が異なりますが、まぁこれはこれで良いでしょう。ヲタ殺到とは真逆の静けさの中でしみじみと楽しめましたし☆ 
 あ……当面は、ダイヤ乱れがない限り、正式には「埼京線新時代」ではなく、「大崎←→新宿間新時代」ですね (^^;)。これに湘南新宿のE233が加われば完璧な光景と言えそうです。



 こういう眺めを見るにつけ、相鉄12000系が模型化されればゲットすることは確定なのですが、りんかい線70-000形も欲しくなってしまうのがヤバイ (笑)。しかし、TOMIXの70-000形 (に限らず、TOMIXの通勤型) は基本4両・付属6両という売り方であり、「自室に10両は長すぎるし走らせるヒマも少ないので基本6両だけ買うのがベスト」という私にはどうも手を出しづらいものがあります。車番やアンテナも最後は自分で宜しくネ♡というのもTOMIXの流儀ですが、鉄コレと比べてTOMIXのアンテナは余りにも小さすぎ、近眼なのに老眼も何となく入り始めた眼には非常に辛い……。車番も自分で貼るのが面倒ですし (それを言っちゃ〜、という気もしますが ^^;)。というわけで、12000系も70-000形もKATOから出ないかな〜と思うのですが、どうなりますやら (少なくとも70-000形は、TOMIXから出ていれば他社は作らないか……)。

KATO製N模型で寿ぐ皇位継承

2019-10-22 11:32:00 | 模型素人物欲見聞記


 君が代は 千代に八千代に
 さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで



 というわけで、数十年に一度しかない日を選んで、買ったままなかなか走らせる暇もないKATO製のロイヤルトレインを箱から取り出してみたものの、重大な問題に気付きました。EF58 61または60を買ってない……(滝汗)。1号編成は買ってあるというのに、何ということでしょう。代わりに宮原の150号機を並べてみましたが、今ひとつしまりがありません (苦笑)。いずれ61号機か60号機の再生産があれば購入することに致しましょう。

相鉄12000系@川越車両センター

2019-10-21 00:44:00 | 大手民鉄 (相鉄)


 もう〜40回寝ると、相鉄JR直通〜♪という今日この頃。去る19日の川越車両センターまつりに相鉄12000系と「そうにゃん」が初参戦するや、埼玉県民ヲタや家族連れのあいだでは絶大な人気を博したようで、当日仕事を優先させて不参戦となったのは仕方ないとは言え怨めしい遺憾も残ってしまいました。しかし、冷静に考えてもみれば、かりに翌日12000系をかしわ台に返却するとしても、まさか早朝から動かすわけではないでしょう。そこで車両センターまつりから一夜明けた昨日の朝、早起きして南古谷を訪ねてみると……確かに狙いどおりに12000系が鎮座していました!



 周知の通り、いくら相鉄が埼京線と組むようになるとはいっても、当面のところダイヤ乱れが発生しない限り、相鉄12000系の運用範囲は新宿が北限であり、大埼玉の空の下、川越線内や川越車両センターにて12000系の姿を見届けるという超マニアックな経験は偶然に支配された状態が続きます。しかも、ダイヤ乱れのため川越にて昼寝するとしても、12000系が首尾良く撮りやすい位置に置かれているかどうか。他の編成が視界を邪魔する可能性がかなり大きいのも否めません。
 だからこそ、車両センターまつりの翌日というのは、敷地外からでも撮りやすい位置に並べられているという点で美味しいタイミングであると言えましょう。しかも、センターの敷地を大きく回り込んで、東南側から眺めてみますと、ななな何と! 武甲山と12000系の組み合わせ!! 相州大山と相鉄電車のからみは、海老名〜かしわ台界隈にて、天気さえ良ければ日常的に可能ですが、武甲山がこんなかたちで見える中で光り耀く「SOTETSU」の文字……。「しびれる☆」の一言です♪

※記事カテゴリは、主役の車両を基準として「相鉄」としています。悪しからず……(^^;

箱根登山旧型車・がんばろう日本

2019-10-19 23:24:00 | 地方民鉄 (東海道)


 台風19号の凄まじい被害から1週間が経ちました。そして、ニュースで伝えられる鉄道被害の惨状は本当に痛ましい限りです。とりわけ、連続雨量1000mmというとてつもない数字となってしまった箱根では、登山電車の線路が無残に崩落……。戦後間もない頃の台風か豪雨でも長期の運休を強いられたそうですが、早くても数ヶ月から1年はかかるでしょう。



 そこで、外付けHDの中に収めた過去画像を掘り起こしてみました。2011年の震災からしばらくの間、正面に「がんばろう日本」ステッカーを貼った旧型車の姿です……。震災の際には箱根登山は無傷でしたが、その後大涌谷の噴火や火山活動により、箱根観光は不安定な状態が続いており、そしてここに来て台風豪雨被害……。2010年代の箱根登山は、一面では外国人観光客激増、別の一面では自然災害に翻弄されるという、本当にかつてない激動の時代であったかと思います。
 間もなく今上天皇が正式に即位され、西暦も2020年代に切り替わる中、来年以後の箱根登山をはじめ日本の鉄道が穏やかであることを、早くも期待せずにはいられません (まだ年末ではないですが)。そして取り敢えず、今一度「がんばろう日本」という言葉を噛みしめたいと思います。