地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

相鉄12000系模型待望!かしわ台的並び

2019-09-14 13:31:00 | 模型素人物欲見聞記


 相鉄・JR直通開始まであと80日を切った今日この頃、先日かしわ台で眺めた相鉄12000系・相鉄モヤ700・埼京線E233系7000番台の三並びが放つ余りにも鮮烈な光景が忘れられず、是非机上でも再現してみたいものだと思い……買ってしまいました、KATOのE233系! 個人的に「走るんです」系列車両の模型は、東急5000系列とJRの地方向け3扉車について所有しているところですが、これまで首都圏のJR4扉車については購入していなかったのでした。こうしてあっさりとタブーが破られてしまった……(笑)。一方、相鉄12000系の模型は未だ存在しませんので、とりあえずマイクロの9000系YNBで代用しています (^^;)。



 いや〜それにしても、何て素晴らしい眺めなのでしょう♪ 
 埼玉県内、とりわけ川越へは、既に東横線の車両が通っているところであり、これはこれで開始当初「をを!」と思ったものですが、東急はだいぶ前からメトロを介して東武と線路がつながっているところでもあり、究極の意味で新味があったわけではありません。しかし相鉄はとにかく相鉄。これまで完全に神奈川県東部密着・完結の路線に過ぎなかったものです。それがいきなり武蔵浦和・大宮・川越行きですよ奥さん……!
 というわけで、自室の本棚における模型ディスプレイも当分の間この組み合わせに改めつつ、11月30日の到来を指折り待ちたいと思いますし、まだどのメーカーからも製品化が発表されていない相鉄12000系の模型化を熱烈に待望したく存じます。(ポ○製20000系は……マイクロから競作で出るかもと思うと、今のところ手を出す予定なしです)


 建物コレクションの木造車庫は気にしないで下さい (笑)。


JAMで中国模型迷 (下) DL・EL百花斉放

2019-08-24 12:00:00 | 模型素人物欲見聞記


 Minitown (迷擬堂) 製・Nゲージ・非電化の雄・東風11型!



 専運車 (中共高級幹部専用列車) 牽引機・東風11Zもあり!



 KUNTER製・Nゲージ・特快牽引機の定番・韶山9型! 



 HOメーカーMTC模型・おフランス罐6Y2がシブい!

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 KUNTER製CRH380ALの出現に目を見張ったJAM会場では、ポポンデッタの一角を間借りしていたKUNTERを含めて計3社の中国新興メーカーがブースを張っていましたが、どれも中国国鉄に乗って撮ったことがある者にとってはワクワクする夢の国が広がっていました (笑)。
 このうちKUNTERは旅客中心・空調客車中心のラインナップで、CRHの他には紅皮車や二階建て客車、そして電化区間の優等列車牽引機の定番である韶山9型を並べていましたが、このメーカーはカプラーがアーノルド、連結位置の高さはTOMIX準拠のようですので、日本人ヲタにも手を出しやすい印象があります。
 いっぽうMINITOWNはDLを全面に押し出しており、非電化区間で特快から貨物まで何でもござれな東風11型に加えて、中共高級幹部列車用の11Z、高速鉄道完成前の直達特快ネットワーク用として用意された11Gまで揃えて、中国非電化迷であれば卒倒しそうなラインナップ。その場で即売もしていました。また、貨車にも重点を置いている他、25T系客車のボンバルディア合弁バージョンを開発中である旨を掲示していました。とはいえ、カプラーが何やら独自規格のようで、ちょっと心配なんですよね……。会場特別割引というわけではなさそうで、今月末は注文していた日本型の発売が目白押しでもあるため、結局見送りました。
 HO専門新興メーカーのMTC模型は、SLから貨車・客車まで、いろいろと置物にしたくなるブツを並べ、「日本側の代理店・開発パートナー募集」という掲示を出していましたが、私はHOをやっていないため、とりあえず見るだけ (^^;)。とはいえ、中国初の電化区間である宝成線 (宝鶏〜成都。山岳区間が連続) 専用機としてフランスから購入した6Y2型が、まるで宝石のような輝きを放っていました……。「こんな罐あるのか!」と思って帰宅後ググったところ、宝成線完成にあたり国産開発した6Y型が最初から余りにもボロボロで使い物にならないため、急遽フランスに発注・購入したのが6Y2型とのことで、なるほど、社会主義計画経済っぽさが全くない優雅なデザインとなっているわけですが、どうやら文革中ロクに手入れもされず酷使され、70年代のうちに引退してしまったようで、どうりで写真集『中国鉄道の旅』に出演せず、私自身も全然知らなかったという……。こういう、タイムマシンから飛び出てきたような罐も良いですが、個人的には1980年代に日本から大量輸出され隴海線で大活躍した6K型 (既に引退済) の模型が出れば買って置物にしてみたい気がします。
 しかしその前に、MTC模型はHOでパシナ=勝利型750番台を出すようで……(続きをクリックしてポスターをご覧下さい)。中国HOをコレクションされている方は、お金がいくらあっても足りないでしょう (笑)。


 MTC模型のブースにあったポスター。



 KUNTERがNのCRH380Aで攻めてきたのに対し、MTC模型はHOのCR400Aで対抗。



 MINITOWNのボンバルディア25T試作ボディ。


JAMで中国模型迷 (上) KUNTER和諧号

2019-08-19 12:00:00 | 模型素人物欲見聞記


 中国では経済発展に伴って鉄ヲタ趣味が台頭し、鉄道模型いじりをする余裕がある中間層が生まれつつも、これまで中国の鉄模の主流を占めていたのはHOで、日本と同様必ずしも十分に広いとは言えない住環境には余り適していないのではないかという印象があります。そして、マイクロなど中国で生産するメーカーのB級品が中国の模型屋で安く売られ、日本型車両のN模型が中国の鉄ヲタの間で愛好される向きがあったと側聞しております。
 そこで、このように明確にあらわれつつある市場に向けて、中国地場メーカーが次々に現れているところですが、まずは超メジャーな客レや罐から入って行くという傾向がありました。しかし一方で、中間層が利用する列車としては、高速鉄道CRHが占める比率が急速に高まっていたのも事実です。
 このような流れに沿って、このたび新興メーカーKUNTERから、ついにCRH380AL (E2系→CRH2の発展版) が発売されることになりました!



 もっとも、ここしばらく模型いじりから遠ざかり気味であった私にとって、このことは寝耳に水。このたびようやく久しぶりに鉄模イベントに参戦……というわけでJAM会場を訪れ、当てもなくフラフラとショップ・企業系ブースを彷徨っていたところ、ポポンデッタの一角に特設ミニブースを出していたKUNTERのCRHが目に入って超びっくり仰天!!
 何だかブラブラした先頭車のカプラーや (重連対応ということでしょう) 貫通幌には一抹の不安を覚えつつも、基本的にはとても良く出来ているように見え、エンドレス線走行もなかなか快調なようです。また、日本や台湾のメーカーに準拠した模型ケースも好感が持てます。
 そこで担当者氏(配付していた名刺からして社長氏)に中国語で訊いてみたところ、このたびポポンデッタを代理店として本格的に日本に進出し、このCRH380AL・3連も今月末に1万数千円で発売開始するとのこと! また、3両だけでは短すぎるのでは?と振ってみたところ、当面は生産能力の関係もあって基本編成3連を出し、年末以後中間車セットを出したいとのことでした。
 というわけで、最近中国には行っていないので380ALにも乗ったことはないものの (汗)、これは買うしかないでしょう……! そして、あんな妄想やこんな妄想も湧き上がって来ます……。


 こんなに攻めている模型ポスター、初めて見ました (驚)。


第20回国際鉄模コンベンション (JAM) 一瞥

2019-08-18 12:00:00 | 模型素人物欲見聞記


 入口すぐの位置にイヌゲージ鉄犬様の軍団基地 (大糞核爆)。
 様々な街のモジュールがつながる中、香港の街は特に絶品!
 雑居ビルの壁にある逃亡犯条例反対掲示も最高にリアルです。
 そして、精密なHO模型の出来映えに眼福の限りを尽くしました。



 様々な団体が出展している中、やはり自作系が見応えあります。
 こちらは、東急大井町線下神明駅を再現したもの。
 嗚呼!平成、令和と移っても、心はいつでも昭和に帰りたい!
 (クレヨンしんちゃん「オトナ帝国の逆襲」みたいですね ^^;)



 坂道やケーブルカーもある昭和の街に美濃町線電車がポツン。
 単に傾斜があるだけでなく、視覚的効果が凄く圧倒されました。
 他の部分のモジュールもそれぞれが素晴らしく、
 様々な角度からじっくり激写したいと思う出展でした。



 これはもう模型の盆栽と言っても良い一品!
 超〜小型エンドレスを立山砂防軌道風車両が走り回ります♪
 そこに木組みの橋桁と別の車両と大樹を添えて……♪
 昔のヨコハマタイヤのキモいイラスト (^^;) も心憎い演出です。

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 台風一過の土曜日、天気が良ければ山登りで運動不足解消と行きたいところですが、危険な暑さで戦意喪失。どこかで涼をとりたいものです。
 そこで、実は今まで訪れたことがなかったお台場ビッグサイト開催の国際鉄道模型コンベンション(JAM)を初めて見物してみることにしました。
 ここのところ多忙で模型いじりから遠ざかっていたのですが、モチベーションを回復するには、素晴らしい作品を眺めるのが一番ですし……(と言いつつ、別にジオラマを手がけるわけではないのですが ^^;)。
 というわけで、りんかい線の駅からお台場のコンクリート鉄板焼きに耐えること数分、東京ビッグサイトの会場に到着してみますと、なかなか見応えのある出展の数々で時間があっという間に過ぎてしまいました。その中からいくつか、個人的に気に入ったものを記録にとどめておきたく存じます。もっとも、それぞれの出展はまさに玉石混淆で、それぞれのサークルの士気の高さ如何が大きく影響するようです。また、共通テーマ「東京」とあるにもかかわらず、ほとんど誰も眼中になさそうであったのには思わず苦笑しました。
 なお、企業コーナーではいくつか、驚くべき光景(相当マニアックですが)を眼にしました。その詳細はまた改めて……。

中国東風4B型おもちゃ (Kucing様頂き物)

2018-02-16 18:00:00 | 模型素人物欲見聞記


 本日は春節=農暦新年=イムレック (インドネシア語の場合。「陰暦」か?) ということで、明けましておめでとうございます。
 月の満ち欠けに応じて毎年コロコロと正月が変わるのは不便かも知れませんが、実際のところ旧正月の方が、空の色が冬から春に変わり始めたり、花がいろいろ咲き始めたりで、考えようによっては新年気分が一層盛り上がるような気がするのは私だけでしょうか?
 そんなお目出度い折ですので、去る正月明けに開催されたインドネシアの宴にて、中国ご出張帰りのKucing様から有り難く頂いたブツをご紹介したく存じます。何と……東風4B型のおもちゃ!



 この一品、単に電池を入れてスイッチを入れるとゴォォ〜!と動くという、6歳以上から使用可のおもちゃですが、デフォルメされておらず意外とリアルなのが凄い……。しかも、概ねHOに近い (?) サイズを誇り、かなりデカいです。まぁ大きい方が、お子様にはウケることでしょう。
 とりあえず、画面上ながら実際の大きさを知るための手がかりとしまして、↓にて拙宅の猫(ほぼ成猫サイズに近づいた子猫)を初出演させてみました。Kucing様のKucingとは、猫を指すムラユ語・インドネシア語でもありますので……(^^)。ホンモノのN模型や鉄コレでは、コワくて猫とのツーショットなど撮れませんが、子供向け玩具ならまぁ良かろうということです。
 いやいや、そう甘くはなかったです……。何と、猫が見ている目の前でパッケージから取り出した瞬間、中で外れていたビスがポロッと落ちてきました (超爆滝汗)。猫がビスをそのまんま飲み込んだらエラいことではないか……と。一見すると結構良いかも♪と思っていたはずが、文字通り蓋を開けてみたらやっぱりチャイナ・クヲリティだったという……。このようなナイトメアーこそ、CCPが騙る美辞麗句ではない真実の中国夢、ってか? (@_@)
 何はともあれ、この一品はさっそくガラスつき本棚の一角に収まりました。中国型ヲタであればニンマリとせずにはいられない一品を下さったKucing様には、心より御礼申し上げます! m(^^)m 
 そして、概ねHOサイズで東風4型を眺めていると……マジカッコ良い☆
 う〜む、中国型HOまでは手を出していないですが、置物用として欲しい……。そんな誘惑を如何に断ちきるのか、物欲との闘いが続きます (汗)。


 推定生後1ヶ月10日ほどで拾った駄猫ちゃんですが、カワイイやつです☆ 噛むのを除けば……。とりあえずクンクンしていましたが、ペロペロ舐めたりはしなかったです。



 こんな箱に入っていました。