で、この記事をよく読むと、やじられたのは鳩山由起夫さん、候補者らで、その場に小沢一郎さんはいなかったようです。
小沢さんは山本孝史さんの告別式に参列していたと報じられています。
街頭演説で小沢氏にやじ
大阪府知事選で12日、民主党が大阪市のJR京橋駅前で開いた街頭演説で、11日に新テロ特措法案の衆議院再議決を棄権、選挙応援をした小沢代表を批判するやじが、聴衆から飛んだ。
小沢氏は街頭には立たず、現場にいたのは鳩山幹事長ら幹部や、候補者の熊谷氏のみ。鳩山氏は「国民の命を守るためなら、3分の2で再議決という強引なことをしてもいいが、米国やパキスタンに油をただであげるくらいなら、高騰しているガソリンの値段を下げるべき」と、政府の対応を非難して理解を求めた。しかし小沢氏の行動には党内外から批判が出ているだけに「何やってんだ、小沢」などというやじには陣営にも一瞬、動揺が走った。
小沢氏はこの日、大阪市内で、昨年12月22日に胸腺がんで亡くなった山本孝史参院議員(享年58)の告別式に参列、時折言葉を詰まらせながら弔辞を読んだ。「58歳の若さで旅立ったことは、痛恨の極み。がん対策基本法、自殺対策基本法は、あなたの情熱と行動力なしにはあり得ない。本当に誇りに思う」と、亡き同僚をしのんだ。
小沢氏はこの日も棄権の理由を語らなかった。鳩山氏は「暗くなる前に大阪に着こうと(議場を)早く出たようだが、地元は待っていてくださった。それならもう1便くらい遅い飛行機でも良かった」と指摘した。
[2008年1月13日11時45分 紙面から]