2008年度予算、ガソリン税の暫定税率、自衛隊の海外派遣の一般法などが争点になります。
会期は6月15日まで。
通常国会召集、首相が施政演説「消費者行政に新組織」(読売新聞) - goo ニュース
福田首相は18日午後、衆参両院の本会議で、就任後初の施政方針演説を行った。
演説で首相は、2008年を「生活者や消費者が主役となる社会」のスタートの年と位置づけ、各省庁の消費者関連部署を統合した消費者行政を強化する組織の新設を表明した。
また、環境問題への対応として、「世界の先例となる『低炭素社会』への転換を進め、国際社会を先導する」と決意を示し、先駆的な取り組みを進める10の「環境モデル都市」を作るなどの新たな施策を説明した。
演説ではまず、参院で与野党が逆転している「ねじれ国会」への対応として、「与野党が信頼関係のうえに立ってよく話し合い、国政を動かすことこそ政治の責任だ。野党の意見も積極的に取り入れながら責任ある政治を遂行する」との基本姿勢を宣言。政権の五つの基本方針として、〈1〉国民本位の行財政への転換〈2〉社会保障制度の確立と安全の確保〈3〉活力ある経済社会の構築〈4〉平和協力国家日本の実現〈5〉低炭素社会への転換――を示した。