【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

ねんきん特別便送り直し ぐちゃぐちゃ年金行政

2008年01月27日 10時24分41秒 | 人物
年金「特別便」見直し発表、相談者には勤務先伝える(読売新聞) - goo ニュース

 舛添厚生労働相は25日、厚生労働省内で記者会見し、年金記録の確認を求める「ねんきん特別便」の見直し策を発表した。

 社会保険事務所に相談に来た人が記録の持ち主であることがほぼ確実な場合、過去の勤務先の名称を含め、必要な情報をすべて窓口で伝えることを認めた。

 社会保険庁は21日の通達で、持ち主がほぼ確実な記録について、加入期間や勤務先の所在地などの「ヒント」を教えることを許可したが、今回、勤務先の名称に広げたことで、相談者の記憶があいまいであっても記録の統合が容易になる。ただ、持ち主の可能性がある人が複数いる場合は、事業所名を教えないとした。

 全国の社会保険事務所は週明けから新たな対応を実施する。舛添厚労相は「(記録の統合ができなかった人は)是非もう一度(事務所に)来て欲しい」と呼び掛けた。

 一方、厚労相は、高齢や病気などで特別便に回答したり、相談したりできない人のため、社保庁職員が自宅などに出向く出張相談を実施する考えを示した。

 近くに社会保険事務所がない人のために、年金に詳しい社会保険労務士が無料で相談を受け付ける体制を整える。全国に社会保険事務所が約300あるのに対し、現役の社労士は2万人程度とされ、相談先が大幅に増えることになる。

 「わかりにくい」と批判されている特別便の記録の加入履歴には、来月6日発送分から、履歴の確認方法などを解説したビラを同封する。発送済みの約108万通の特別便は、ビラを同封して再送する。再送のために必要な経費は約1億8000万円に上る。

 社保庁は特別便を、約5000万件の該当者不明記録の解決の切り札としているが、開始から1か月余りで大幅に見直された。舛添厚労相は「再度の見直しもあり得る」と述べた。


公明幹事長「自民と民主の架け橋になりたい」

2008年01月27日 10時10分13秒 | 第169通常会(2008年1月~6月)ガソリン国会

(写真は公明新聞)

 公明党北側一雄幹事長は、1月27日付読売新聞で「政策を前に進めるために、自民党と民主党という大きな政党の間で、合意形成の懸け橋として汗をかきたい」と語り、自公連立の枠組みを見直す考えを示唆しました。

 これは「立法府インタビュー」という、読売新聞世論調査部の単独取材に答えたもので、各社政治部記者の集団取材と違って、本音をかいま見せたようです。

 北川さんは「ガソリン税の暫定税率の問題では、現在の道路整備計画に固執するのではなく、野党と見直しを議論することもやぶさかでない」として、前の国土交通大臣としての経験も踏まえて、民主党と政策協議を重ねていく方針を示しました。