郷原信・名城大学教授・弁護士(元東京地検特捜部検事)
飯尾潤・政策研究大学院大学教授(政治学)
櫻井敬子・学習院大学教授(行政法・元法務省審議会委員、司法試験合格)
服部孝章・立教大学教授(メディア論)
です。
郷原さんは4月からは「名城大学教授」という肩書きがメーンになるようですが、なんと言っても今度の西松事件をめぐる言論活動には拍手喝采。本当に助かります。
それ以上に、国立大学である政策研究大学院大学の飯尾潤さんが入ったことに注目しました。野党が設置した機関に国立大学の教授がメンバー入りするのは極めて異例。勇気ある行動です。45歳の若き政治学者、飯尾さんはサントリー学芸賞につづき、昨年は読売新聞グループから「読売・吉野作造賞」を受けました。TVCMのドンであるサントリーや、新聞社のドンである読売から受賞歴がある国立大学法人職員である飯尾さんが入ってくれたことは心強いです。拍手喝采。
政策研究大学院大学は自治体から多くの職員を研修生(修士課程)として受け入れている日本で最も自治体からの出向者が多い団体です。手前味噌で恐縮ですが、私は日経時代、「日経地域情報397号(2002年8月発行)」で当時の学長らに取材して、記事・論文を書いています。ちなみに安倍・福田自民党内閣の大田弘子経財相はここの出身で、また戻っています。そのエース級が参加してくれるのですから、政権交代の足音を感じます。
メディア評論では第一人者になった感がある服部孝章さん。コメントを寄せている大手マスコミに対峙する可能性もあるのに、よくぞ入ってくれました。拍手喝采。
それから、櫻井敬子さん。調べてみたら、法務省審議会委員を3年間やった経験があります。そして、今はやっていない。これが重要です。私の恩師も、ある省の審議会会長をしていましたが、実は官僚の連中は審議会でも事前の「ご説明」に来ているのです。その資料を見せてもらったことがありますが、さんざん報道されている企業を「A社」という風に固有名詞を隠して記載してあり、先生と2人で爆笑しました。櫻井さんは法務省官僚・検察官の顔を思い浮かべながら、西松事件の本質に迫ってくれるのではないでしょうか。拍手喝采。
頼もしい布陣です。5月上旬にはとりまとめがある見込みです。ドンドンTVに発表していただきたく存じます。
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民主党:政治・検察・報道のあり方に関する有識者会議設置 鳩山幹事長が会見で明かす
鳩山由紀夫幹事長は3日午後の定例記者会見で、小沢一郎代表の秘書が起訴された件に関して、「政治・検察・報道のあり方に関する有識者会議」を党外に設置したことを明らかにした。
そのうえで、鳩山幹事長は、「説明責任を果たしていないとの批判があることを承知している。検察も説明責任を果たしていない。リーク報道もなされている。外部の有識者メンバーで冷静に議論する必要があると思う」として会議を設置した理由を説明。
また、「1カ月程度の間で、週1回議論してもらい結果を公表する。また、会合の都度、代表者から内容のあらましを発表する」とした。
他に、北朝鮮の飛翔体に関して、平野博文幹事長代理を長とする対策室を設けることも明らかにした。
国会、予算審議に関して、「補正予算を組むということは、本予算が不適切、不十分だったことを自ら暴露したもの。自公政権の破たんの証左。情けない話」と批判した。そのうえで、「徹底審議は当然。国民のために一日も早い解散をすべきであり、野党が抵抗すれば解散という話ではない。正々堂々の議論を行い解散すればいい」と述べ、麻生首相の解散発言を受けて立つとした。
有識者会議のメンバーについて鳩山幹事長は、郷原信桐蔭横浜大学法科大学院教授・弁護士(元検事)、飯尾潤政策研究大学院大学教授、櫻井敬子学習院大学教授、服部孝章立教大学教授の4人であると答えた。
さらに、有識者会議の性格に関する質問に、「当事者の説明責任、報道のあり方を議論する。有識者会議が収支報告書を全部読んでどうこうしようというものではない。どういうものが足りないのか、どう説明するのかを議論する」と説明した。