宮崎信行の「新・夕刊フジ」

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。業界内で圧倒的ナンバー1。

民主党が緊急経済対策 「政調」と「国対」の両輪で後半国会の主導権さぐる

2009年04月08日 21時39分14秒 | 第171通常会(2009年1月~)自民党追い込まれ
(このエントリーの初投稿は2009-04-08 21:39:14)

 [写真]民主党本部(三宅坂ビル)のブラインド越しに桜(ソメイヨシノ)を見下ろす構図で撮ってみました。きょう(8日)はもう散り始めていて、はんぶん葉桜になっていました。右側は言うまでもなく国会議事堂、左手前は国立国会図書館です。国会議事堂の後方は日本初の高層ビル「霞が関ビル」などです。国民と民主党に「サクラサク(桜咲く)」の電報が届くのはもうすぐです。自信を持って、前進しましょう。

 きょうは水曜日ですから、定例の「次の内閣(ネクスト・キャビネット)」があり、冒頭で、小沢一郎・ネクスト総理大臣が「生活・環境・未来のための緊急経済対策」を読み上げて、話し合い、「骨格」を決定しました。

 直嶋正行・政調会長が中心にまとめた「生活・環境・未来のための緊急経済対策」(4つの大項目・2年間・20兆円)は、

 山岡賢次・国対委員長が設けた「3段ロケット・ピンハネ予算に関する実態検証チーム」(5班・若手議員で構成)と

 クルマの両輪のように、後半国会の各委員会で自民党案と対決することになります。

 で、気になるその内容は、あす以降アップします。出し惜しみではありません。

 インチキ政党(自民党・公明党)の連中は役人との調整に手間取り、いまもバカ面を平然と晒しながら、とりまとめに苦慮しているようです。報道では、あす(9日)決定し、あさって(10日)発表する手はずになっている、とのことでチンタラやっています。

 ですから、ここで詳述すると民主党案の手の内をあかすことになりますので、お待ちいただきたく存じます。自公は泥棒猫ですからね。選挙に勝って政権交代するのが最大の景気対策です。

 自民党は補正予算案を4月末に出す予定ですから、成立は連休明け5月中旬~下旬になると予想されます。そうすると、補正予算成立直後の5月解散→6月総選挙か、「麻生君のイタリア・サミット思い出旅行」が終わった7月解散→8月総選挙のいずれかになる可能性が高くなってきました。

 後半国会では「海賊対処法案」など3つの重要法案がありますが、これは2大政党激突にはならない見通し。第1次補正予算案をめぐる攻防が政権交代をかけた「解散」および「総選挙結果」を決める“天下分け目の関ヶ原の合戦”になりそうです。

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