【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

平成27年2015年ありがとうございました。

2015年12月31日 15時19分32秒 | その他

 とくだんなにもなければ、これが、平成27年、2015年しめくくりのエントリー(記事)になります。

 年の瀬政局男も時代から流され、お昼のNHKニュースもすっかり、大晦日モード。


[写真]すっかり大晦日ムードの、お昼のNHKニュース、2015年12月31日、筆者・宮崎信行撮影。

 前年の7月1日の閣議決定を受けて安保法が成立してしまいました。慙愧に堪えません。ただ、ことし4月27日に「日米防衛協力のための指針」いわゆるガイドラインの再改定に2プラス2が署名してしまった時点で、歴史が決まりました。大人たちがガイドラインに気づいてほしかった。

 私としては、9月15日、政治ジャーナリストとして初めて、原稿を「再録」してもらった、週刊金曜日別冊の「戦争への不服従」を掲げました。これで公職追放にはならないな、と安心しております。



 国政選挙がない2015年でした。個人的には落ち着いた一年でした。国政選挙は2~3年に1回でいいのではないでしょうか。

 国政を担う人材面では、民主党も自民党も変わりありません。それは国政選挙がなく新しい人材がまったく入ってきていないので当然です。民主党への政権交代のカギとなる元職も永田町から離れている期間が1年増えれば、より政局センスは鈍っていきます。党首のリーダーシップの確立が、選挙による政権交代を前提とした政治に必須です。

 私は、ことし、政権交代ある二大政党政治の日本での定着への確かな手ごたえを感じました。いかんせん、国政選挙がまったく無かったので、数字にはなりません。説得力を持ちません。が、私は確信をもって、政権交代ある二大政党政治は近づいたと断言します。

 ブログも惰性もありますが、習慣的に楽しんでやれました。

 当ブログとしては9度目の年越しですが、岡田克也先生が党首になってからは初めての年越しになります。異次元の金融緩和の「出口」にある、債券防衛、通貨防衛を見すえることができる、民主党で1~3名しかいない衆議院議員が「ネクスト首相」になりました。私が申し上げる総理の資質を理解してくれる人は、100人に1人しかいないでしょう。しかし、2021年頃にはなんとなく分かってもらえることでしょう。すぐには伝わらないけれども、ていねいにそれを伝え続けたい。

 個人的にもとても良い年になりました。いろいろな人と会えました。感謝します。飛躍の年となりました。家庭の事情で、平日に、院内や会館をほとんど回れない状況となりましたが、心と心が通じました。原子力発電所が爆発して放射能が飛散したときは日本も終わりかと思いましたが、それから5回目の年越し。日本はつぶれないようです。遊ぶ子供を取り囲む大人の方が多いという、安心安全な子育て環境を、きょう見ました。

 来年は、松の内から22週間、平日に予定を入れない、修行僧のような日々で、精進してまいります。

 本年も当ブログにご協力をいただきまして、ありがとうございました。

 すべては国家国民のために。すべては政権交代ある二大政党政治のために。

 最後に、改めまして、岡田克也先生への絶対のご忠誠をお誓い申し上げます。

 平成27年大晦日、宮崎信行。

このエントリー記事の本文は以上です。

(C)宮崎信行 Nobuyuki Miyazaki 
(http://miyazakinobuyuki.net/)

[お知らせはじめ]

この無料ブログ(goo)のほかに、有料版の宮崎信行の今後の政治日程(有料版)レジまぐ)を発行しています。購読料は、月864円(税込)。購読方法は「レジまぐ」(メディア・インデックス社)まで。

「国会傍聴取材支援基金」で、日本唯一の国会傍聴ブログにご協力ください。

「国会傍聴取材支援基金」の創設とご協力のお願い

郵便局(ゆうちょ銀行)の口座から、毎月自動送金できます。手数料毎月123円です。通帳、印鑑、名前を確認できるものの3点セットで、郵便局の窓口でお手続きください。 

このブログは次の下のウェブサイトを活用して、エントリー(記事)を作成しています。

衆議院インターネット審議中継(衆議院TV)

参議院インターネット審議中継

国会会議録検索システム(国立国会図書館ウェブサイト)

衆議院議案(衆議院ウェブサイト

今国会情報(参議院ウェブサイト)

各省庁の国会提出法案(閣法、各府省庁リンク)

予算書・決算書データベース(財務省ウェブサイト)

民主党ニュース(民主党ウェブサイト)

goo 政治ニュース

インターネット版官報

[お知らせおわり]