[写真]民主党代表の岡田克也さん=首相官邸ウェブサイトから=
「2020年、岡田首相は後継に譲ることを考えた」という、やや気の早い初夢を載せた新聞もありましたが、岡田民主党は憲法を守るので、第20条言論の自由・表現の自由を尊重するでしょう。
[写真]「2020年の岡田首相は後進に譲る意向を表明した」と書いた某全国紙。おとそ、ちょっと飲み過ぎかな~~?=筆者・宮崎信行撮影。
平成28年2016年1月1日(木)、岡田克也さんはSNSで年頭のあいさつと2016年にのぞむかまえを見せました。
この中で、「アベノミクスでパイを大きくすることは大事ですが、同時にその配分、再配分が重要だと私は考えています」と述べ、経済政策としてのアベノミクスは否定せず、財政政策としての方向転換が必要だとの認識を示しました。
「安全保障法制が、残念ながら、昨年成立しました。安倍総理が考えているのは、その先の憲法9条の改正です」として、おととし7月1日の閣議決定、きょねん4月の日米防衛協力のための指針いわゆるガイドラインで立憲主義を破壊した安倍自公内閣による憲法改正を許さない姿勢を強調しました。
7月の第24回参院選は「国民の皆さんのお1人おひとりの選択によって、この国の将来は、大きく変わります」と呼びかけました。
[岡田克也公式ウェブサイトから引用はじめ]
○新年─日本にとって重要な一年、国の将来を誤らぬよう頑張る
新年あけましておめでとうございます
旧年中は大変お世話になり、本当にありがとうございました。本年もよろ
しくお願いいたします。
1月4日から通常国会が始まります。今年は、日本の政治にとって、日本
の将来にとって、極めて重要な1年であると、心を引き締めて決意を新た
にしています。
アベノミクスが期待を集めて、はや3年。成果が上がっていないというこ
とが、次第に明らかになってきました。パイを大きくすることは大事です
が、同時にその配分、再配分が重要だと私は考えています。
非常に厳しい状態にある、そういった人たちに対して、生活の底上げも不
可欠です。そういった問題にしっかり取り組む民主党でありたいと思いま
す。
安全保障法制が、残念ながら、昨年成立しました。安倍総理が考えている
のは、その先の憲法9条の改正です。今後とも憲法の定める平和主義を尊
重するのか、それともアメリカ・フランスと同じように、海外において必
要に応じて武力行使をする国を目指すのか、そのことが問われる年でもあ
ります。
参議院選挙において、国民の皆さんのお1人おひとりの選択によって、こ
の国の将来は、大きく変わります。国の将来を誤らないようにしっかり頑
張っていきます。
今年もよろしくお願いいたします。
[引用終わり]
このエントリー記事の本文は以上です。
(C)宮崎信行 Nobuyuki Miyazaki
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