渡辺恒雄の後継者、宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

【10/9】嵐の前の静けさ

2020年10月09日 17時42分45秒 | 2020年夏秋政局 菅自民 枝野立憲 新体制に
[写真]河野太郎行革相、3年前の2017年、宮崎信行撮影。

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 きょう令和2年2020年10月9日(金)は嵐の前の静けさとなりました。

 政権に近い読売新聞が、日本学術会議の行革に踏み込むと報道。河野太郎行革相は、閣議後記者会見で、年10億円の予算や、50名の職員を行革の対象にするとしました。定員210名は日本学術会議法に書き込まれていますが、対象としないため、改正法案が出てくることはないと思います。職員50名は、そのうち指定職が2名で、旧総理府、旧総務庁、旧文化庁、旧科学技術庁の職員らが占めています。平均年収は諸手当込みで600万円ほどで、超過勤務は少ないでしょうから、ほどほどといったところでしょうか。法改正がいらないところをせめるのがいやらしいところです。

 河野大臣と平井デジタル相が争う、ハンコ削減では上川法相が「婚姻届・離婚届のハンコ不要」を検討する、としニュース速報で流れました。

 野党合同ヒアリングでは、元日本学術会議会長が出席。農水官僚が鳥貴族をめぐるGoToイート錬金術について説明を求められました。出席議員は少数でした。

 菅首相は就任以降3週間記者会見無し。民放の「総理が語る」の新聞社版である、グループインタビューがきょう行われるようです。

 川勝平太静岡県知事は、菅首相は秋田県出身で東京の大学を出ただけだから、学問をして教養を身に着けていないとの発言。大阪・京都出身の静岡知事による東日本差別です。東日本の苦難の歴史を知らないのでしょうか。私が早稲田大学政治経済学部在学中に川勝さんは教授でしたが、知性主義・権威主義は国立大よりもむしろ早稲田政経あたりの方が強いのかもしれません。

 26日(月)の臨時国会も提出法案が絞られることから、静かな秋の夜長です。

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インターネット版官報

Ⓒ2020年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki
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