渡辺恒雄の後継者、宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

女性半数の執行役員会初開催は違和感なし泉健太代表カラーで「事後ブリーフィング」開始も常任幹事会は隔週

2021年12月07日 20時33分16秒 | 新・立憲民主党2020年9月15日結党
 泉健太新代表の公約だった、女性半数の執行役員会が初めて開催されました。ジェンダー平等はいつもそうですが、実際に目の当たりにしても違和感がなく、むしろ前からこれが自然だったのではないかという感想を持ちました。







 きょう令和3年2021年12月7日(火)に、議員会館内で開かれた立憲民主党執行役員会は西村ちなみ幹事長が司会。泉代表は冒頭あいさつで、あすの衆議院本会議には、泉代表、西村幹事長が岸田文雄首相の所信表明演説に対する代表質問に立つと明言しました。冒頭あいさつまでマスコミに公開されました。



 泉流はもう一つあり、枝福体制では無かった事後ブリーフィングが「陪席」の後藤役員室長からありました。枝野幸男さんの路線や前身政党の教訓を生かした枝福トップダウンは、私は正しかったと思います。しかし4年1か月たって選挙に負けたことで、国会議員団で慰留しようという声が上がらなかったのも自然なことです。

 但し、執行役員会は前体制の「火曜日午前11時」ではなく、泉体制では「月曜日午後5時」に前倒し。また、常任幹事会は「隔週開催で火曜日午後3時」となりました。自民党の役員会が開会中は月曜午後5時で変わらず、記者会見は、幹事長の背中に代理・代行が何人つくかのフォーメーションの違いはあれど、役員会後も、役員連絡会後も開かれるのと、対照的になりつつあります。

 きょうの執行役員会では、新型コロナ対策本部長を長妻昭本部長にする人事を決定。国対委員長の見通し報告、参議院議員会長の見通し報告、政調会長からトリガー条項法案と文通費法案を出したことの報告。選対委員長から地方議員選挙の公認の報告があり、37分間で終わりました。

 一方、立憲民主党は岡田衆議院事務総長に、「歳費法改正案」を提出。文通費のほかに、衆議院議員の歳費は、解散があった日までの日割りとする内容が含まれました。

 

 ちなみに、衛視によると、衆議院事務総長室では、「自撮り棒」を使えないことになっているそうです。衛視から、2段階でアタマどりをし、第1陣はマスコミ、第2陣は秘書・政党にすると。で、衛視から宮崎さんは第2陣で入ってくれと言われて、なんでだと思いましたが、結果的にすいていていいところでとれました。

  国会はあす午後1時から衆議院本会議で代表質問。来週は予算委員会です。再来週の2日間の会期で、歳費法改正案について結論が出る見込みで、衆議院議院運営委員会理事を中心に修正協議がはかられる見通しです。

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