宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

沖縄県庁「まん延防止措置を含めて検討」コロナ特措法、衆参・議院運営委の早期の閉会中審査も

2022年01月04日 22時44分30秒 | 第207回臨時国会 2021年12月
[写真]沖縄県の玉城デニー知事、5年前の2017年6月22日、国会内常任委員長室で、宮崎信行撮影。

 沖縄県庁は、玉城デニー知事コメントを発表し、「年始ではありますが、一昨日に引き続き、新型コロナについて県民の皆様にお伝しなければならない状況です」とし「本日確認された新規陽性者数は225名。県内で急速な感染拡大がみられております」「本日の在沖米軍の新規陽性者数は164名。未だ流行に歯止めがかかっておりません」と危機感の共有を県民に強く呼びかけました。

 そのうえで、玉城知事は「感染拡大に歯止めがかからなければ、まん延防止等重点措置の要請を含めた更なる警戒レベルの引き上げや人の移動や経済活動の制限などの強い措置も想定しなければなりません」とコメントしました。

 コロナ特措法に基づくまん延防止措置の検討は、玉城知事から松野博一官房長官兼沖縄基地負担軽減担当大臣にも伝えられました。松野さんは「ワクチン2回接種が他県より低い」とくぎをさしたようですが、まん防の検討は始まる見通し。

 ツイッターなどでは、コロナ禍2年でフォロワー数を増やした医師・院長・公衆衛生専門家を含めて「第6波だ」との声も上がっています。

 このため、早ければ今週にも、衆議院議院運営委員会、参議院議院運営委員会が開かれ、山際大志郎大臣が政府事前報告などをすることがありそうです。

 デルタ株・オミクロン株の感染は全国で1000人を再び超えました。

 名護市長選挙が、今月16日(日)告示、2022年1月23日(日)投開票で、新人も出ます。

 上記の知事のコメントによると「特に本島北部と中部において拡大が著しく、現在北部保健所管内の町村と中部保健所管内の町村、名護市、沖縄市、うるま市や宮古島市」。米軍は「昨年陽性者が急増したキャンプ・ハンセンだけでなく、直近では北部ではシュワブ、中部ではキャンプ・フォスター、普天間基地、嘉手納基地、キャンプ・レスター、キャンプ・コートニー、南部ではキャンプ・キンザーからも陽性者が確認されております」とあります。

 このうち、1つめに名前が出てくる「ハンセン」、2つめの「シュワブ」は名護市にあります。また、「嘉手納」以外は辺野古に世界本部を置こうとしている「海兵隊」です。

 私は地元のことは門外漢、さっぱり分かりませんが、名護市長選の行方を左右するかもしれません。

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来年2023年G7日本サミットの準備室を外務省が設置、岸田首相はテレビで広島市開催の意義があるとにおわす

2022年01月04日 22時20分58秒 | 第26回参院選(2022年7月)
[写真]国会議事堂(左)と外務省(右)、JR新橋駅付近から、宮崎信行撮影。

 外務省はホームページで、令和4年2022年の年明けとともに「1月1日、外務省は、「2023年G7サミット準備室」を経済局政策課内に設置しました」と発表しました。

 来年2023年の、6月ごろに、G7日本サミットが開かれる見通し。

 開催地は、広島県及び広島市、名古屋市、福岡県及び福岡市が名乗りを上げるもよう。

 ことし2022年、我が国では第26回参院選中である、6月26日(日)から28日(火)まで「ドイツ・エルマウ」というところで開かれるサミットで、岸田さんが開催地を提案する見通し。

 これに関して首相は、きょう4日のBSフジで、3都市のどこかは決まっていないとしつつ「G7外相会合を広島市で開いたが、核の被爆地に、アメリカ、イギリス、フランスの核保有国3か国の首脳が来ることになる」と意義があることをにおわせました。首相は3か国は「国内で議論がある」とし、首脳をめぐる世論が「ヒロシマ」を嫌がる場合もあるとの見解も示して煙に巻きました。フランスの大統領選が4月24日にあるようですので、それも見てということになりそうですが、参院選中に開催地が正式決定することになります。

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首相、外遊せず、再来週1月17日(月)の第208回通常国会召集前に

2022年01月04日 22時08分09秒 | 国際
[写真]岸田文雄首相、宮崎信行撮影。

 岸田首相は、きょう令和4年2022年1月4日(火)の三重県内の記者会見で「国内のコロナ対策に万全を期す」として、再来週月曜日の第208回通常国会召集より前に外遊をしないと明言しました。

 当ニュースサイトは、2012年発足の安倍晋三首相が1月に外遊することで、おおむね年4回以下の希少価値である、天皇陛下の憲法7条による国事行為である詔書の「副署」が麻生太郎副総理になることが多いとたびたび批判しました。別に目くじらを立てるまでのことではないと自分でも分かっていて批判していたわけですが。

 外務省ホームページでは、岸田首相は、きょねん11月2日・3日にイギリスを訪問し、多国間会議「COP26」に出席。それ以外はオンラインとなっています。

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