きょうの国会はありません。
金曜日は民進党代表記者会見の定例日ですが、こちらもありません。
あけて5月9日(月)は参議院決算委員会の准総括質疑なので、さっそく各府省大臣そろった質疑。そして、残り3週間の第190回国会で、銀行法改正案などの審議が続きます。
きょうの官報での、法律、条約の公布もありませんでした。
このエントリー記事の本文は以上です。
きょうの国会はありません。
金曜日は民進党代表記者会見の定例日ですが、こちらもありません。
あけて5月9日(月)は参議院決算委員会の准総括質疑なので、さっそく各府省大臣そろった質疑。そして、残り3週間の第190回国会で、銀行法改正案などの審議が続きます。
きょうの官報での、法律、条約の公布もありませんでした。
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サミット、補正予算案、同日選も?
5月の政治は藪の中。
その足もとを照らす提灯になりたい。
「宮崎信行の今後の政治日程」を更新しました。
国会では、おおよそ8事務所に1事務所以上が、改選を迎えます。
このブログを、5月、6月、7月と定期購読し続けていただければ、きっと8月、9月の永田町で実りの秋の収穫に加わることができるでしょう。
ぜひとも、引き続きの定期購読をお願いいたします。
宮崎信行
法務省は、民間組織である「民事執行手続に関する研究会」の論点整理を受けて、ことし平成28年2016年秋以降に、法制審議会に
「民事執行法(昭和54年法律4号)」の改正案の要綱づくりを諮問する見通しとなりました。
論点は、
(1)離婚後の養育費などの債務者に対する出頭確保や、第三者からの情報収集の明文化の是非
(2)ハーグ条約国内実施法が定める子の返還の強制執行に関する規定を明確化する
(3)ヤクザを不動産競売・公売から締め出す規定の整備
--となっています(法務省作成資料より)。
(1)養育費などの金銭債権については差し押さえの規定が民事執行法第155条などにありますが、支払いが滞った際に債務者本人が出頭しない場合は、支払い可能状況などの情報が得られないため、出頭手段を確保したり、第3者から現状を情報収集することが可能かどうか検討します。
(2)「ハーグ条約国内実施法(国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約の実施に関する法律(平成25年法律48号))」は、その第134条などで、「子の返還の強制執行は民事執行法の第171条などによる」としています。ただ、民事執行法の「動産の引き渡しの強制執行」については、「物と幼児を同一視すべきでない」という判例もあります。そのため、法律で明文化したい意向のようです。
(3)ヤクザの締め出しについては、民事執行法の第71条に、「売却不許可事由」などがあり、ヤクザを排除することになりそうです。
国会では、法務委員会関係の法案が渋滞する状況が続いており、実際の法律改正は、平成30年2018年以降になる公算です。
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(C)宮崎信行 Nobuyuki Miyazaki
(http://miyazakinobuyuki.net/)
[お知らせはじめ]
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インターネット版官報
[お知らせ終わり]
【平成28年2016年5月2日(月)】
【参議院本会議】
恥ずかしながら、第190回通常国会(2016年1月4日から6月1日まで)で、初めて、国会議事堂で傍聴してきました。
普段は、参議院インターネット審議中継及び衆議院インターネット審議中継を見て、当ブログを書いています。
ただ、参議院で「月曜日定刻午前10時の本会議」は、あまり開かれず、召集日(1月4日)以来2回目。参本の傍聴は水曜日午前10時、金曜日午前10時がおススメです。
きょうは先着順の一般傍聴席で、おおむね9組以上16名以上いらしたようです。傍聴常連の大先輩である西川重則さんにもお会いし、しばしのご無沙汰をうめました。
本会議は午前10時開議。山崎正昭議長がギャベル(参にだけある木槌)を叩いた時点で、217議員以上(参の定数は242名)が出席しており、改選間近のゴールデンウィーク谷間でもしっかりと出席していました。
閣僚が座るひな壇には、議長向かって、右に環境省の丸川珠代大臣と副大臣。副大臣は答弁質疑をチェックする係でしょう。議長に向かって左側に菅官房長官が座りました。
まず、登壇法案の趣旨説明と代表質問。衆本では、採決の後になりますが、参本では採決の前にやります。
丸川大臣は登壇し、「パリ協定を実施し、京都メカニズムを手直しする」などと演説しました。
質疑者は民進党の水野賢一さん。環境委員会理事を兼ねます。改選で、千葉。ぜひ小西洋之さんとともに秋以降も活躍してほしいところです。
水野さんは「パリ協定は国会で承認するのか、菅官房長官に問う」とし、「CO2だけでなく、フロンガスの削減も大事だ」と語りました。
答弁では、丸川大臣がひな壇から演壇へ。このタイミングで、この後の採決で省関連法案が採決される、文部科学、厚生労働、国土交通の3大臣が入室し、ひな壇へ。
「名古屋議定書に関するおたずねがありました~~」と話し出しました。通例、「水野議員にお答えします」から答弁を始めるのが常套句。民進党から「誰に対する答弁だ!」との野次が飛びました。野次を飛ばしていたのは、民進党の議運・国対畑や岡田系が多かったです。正直仲の良い先生が多かったですので、名前は書きません。しいて1人だけ書くと、今国会で引退する津田弥太郎さんらでした。ただ、野次を聴きながら、参・民進党にも岡田系が増えたな、と感慨深いものがありました。
菅官房長官は、COP21パリ協定について「国会承認を含めて検討している」と語り、国会提出を明言しなかったのが気がかりです。この条約は完全国内実施しないといけない性質の条約です。
質疑は終局。丸川大臣は参議院議員なので、向かって右側のゲートを明けてもらって、参の自席へ。菅大臣や環境副大臣は退室しました。
この後、石井浩郎文教科学委員長が登壇。
「改正JSC法及び改正toto法」(190閣法31号)は、投票総数223、賛成208、反対15の賛成多数で可決し、成立しました。押しボタンは、カウントアップのシーンは出ず、最終結果が出た物を、事務総長が右手でスイッチを押すと、議長から見て左と右の合計2つあるスクリーンに表示されます。
民進党の金子洋一国土交通委員長が登壇。審査報告を終えると、さっと自席に帰りました。
「改正流通総合効率化法」(190閣法14号)は、投票総数223、賛成221、反対12の賛成多数で可決し、成立しました。
三原じゅん子厚生労働委員長が堂々と登壇。やはり、俳優出身なので、場慣れしている印象がありました。
「改正児童扶養手当法」(190閣法26号)は投票総数222、賛成222、反対0の全会一致で可決し、成立しました。
34分で散会。傍聴していた方からは「もう終わり?」との声も上がりました。
【参議院決算委員会】
まず会計検査院長から「原発オフサイトセンター」などの国会提出報告書について説明を聞きました。
続いて、平成26年度決算の省庁別審査6回目。会期内の議了が見えてきました。次回は来週月曜日9日午前10時から。
【参議院災害対策特別委員会】
一般質疑。
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インターネット版官報
[お知らせ終わり]
きょうはゴールデンウィーク、大型連休中ですが、午前10時から参議院本会議があります。
定例日定刻の月曜日午前10時ですが、月曜日に開かれるのは稀です。
改正児童手当法などが成立するはこび。
きょうお休みの方は、午前9時半前後に、参議院議員面会所にある一般傍聴受付に行くと、先着順で傍聴できます。その後、参議院参観に行ってはどうでしょうか。先着順ですが、午前9時半前後ならまずまちがいなく入れると思います。地下鉄の国会議事堂前駅から歩いて7分くらい、永田町駅からは歩いて4分くらいです。
インターネット審議中継は、こちら。
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
午前10時半からは参議院決算委員会、10時40分からは参議院災害対策特別委員会があります。
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