【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

報道ステーションで、テレビ朝日の松原文枝経済部長が解説

2016年05月30日 23時59分32秒 | マスコミ批評

(このエントリー記事は、2016年5月31日朝7時半投稿ですが、投稿直後に、5月30日付にバックデートしました)

 ゆうべ2016年5月30日の「テレビ朝日」報道ステーションで、松原文枝経済部長が解説する場面がありました=画像はテレビ朝日ニュース映像からスクリーンショット=。

 松原記者(部長)は、1990年代後半、女性政治記者が爆発的に増加する前から、政治部記者だった先駆け的存在の1人。それまでも、民放には元アナウンサーの女性記者、経済部から大臣の横滑りで番記者となった女性記者がいましたが、女性の進出が極めて早かったテレビ局の報道担当でも女性の政治記者は先駆け的存在でした。

 一方早くから、現場を卒業して、報道ステーションの担当になり、特集などを担当。

 その後、プロデューサーとして責任者となりました。ただ、昨年3月に交代。同社幹部は「人事異動」としていますが、政権に対峙する姿勢もあったことから、何らかの意図があったのではないかと報じられることもありました。

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内閣不信任案を提出へ 民共社生4党首

2016年05月30日 16時01分15秒 | 第190回通常国会(2016年前半)

 民進党の岡田克也代表、共産党の志位和夫委員長、社民党の吉田忠智党首、生活の党の小沢一郎共同代表は、平成28年2016年5月30日(月)、野党4党共同で内閣不信任決議案を衆議院に提出することを決めました。

 会期末を控えて、参議院の常任委員会定例日はあす31日(火)のみとなりました。

 今第190回国会で、衆を通過し、参に送付され、未成立の法案は次の6本(法案名、議案番号、衆の態度、付託委員会、担当大臣)

 「民法を改正し再婚禁止期間を6か月から100日間に短縮する法案」(190閣法49号)、全会一致、参法務委、岩城法相。

 「都市再生特別措置法改正案」(190閣法18号)、共反対自公民賛成、参国土交通委、石井国交相。

 「東京オリパラ特措法を改正し国会の関与を高める法案」(190衆法45号)、全会一致、参内閣委、遠藤五輪相。

 「国外での犯罪被害者への弔慰金支給法案」(190衆法46号)、全会一致、参内閣委、河野国家公安委員長。

 「特定非営利活動促進法案」(190衆法47号)、全会一致、参内閣委、衆では大臣出席無し。

 「真珠振興法案」(190衆法49号)、全会一致、30日現在未付託、森山農相。

 以上の6法案です。

 例年に比べて少ない印象で、6本のうち5本が衆全会一致、6本のうち3本が内閣委となっています。

 衆先例373は「(略)内閣不信任決議案が提出されたときは、議長は速やかにその取扱いを議院運営委員会に諮問し、その答申をまって、他の案件に先立って院議により委員会の審査を省略して議院の会議に付す」と定めています。

 すなわち、内閣不信任案が提出されたときは、衆委員会がすべてストップします。政党政治における参も同様です。

 このため、31日(火)午前10時からの委員会で少なくとも、民法改正案が可決し、本会議に上程された後に、岡田さんほか50名上の衆院議員が、不信任案を衆議長に提出するとの考えられます。

 この場合、不信任案の可決は衆過半数なので、正直可決はされません。ただ、自民党内に数人程度でも造反の動きがあれば、本会議の段取りがずれ込むこともありそうです。

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