【平成26年2016年5月23日(月)参議院厚生労働委員会】
「障害者総合支援法及び児童福祉法の改正案」(190閣法39号)。
参考人質疑として、衆段階で参加できなかった、日本ALS協会副会長の岡部さんが出席。
岡部参考人の両脇には仁科陳述補佐人と金沢陳述補佐人。
岡部さんは、「あかさたな」「おこそとの」などの音を小刻みに発信し、陳述補佐人が代読。
「前の衆議院段階で意見を述べられなかったのは残念だ」とした後、「私のような重度のコミュニケーション障害を持つものは2人の手助けがいる」としコミュニケーションの手法を説明。この後、法案について、65歳になった障害者について、介護保険、医療保険、障害者福祉の連係について、法案の細かいところまで意見を述べました。感想としては、「コミュニケーションをとる」ということの大事さが一番伝わってきました。
[画像]多くの一般傍聴者(最後壇)が集まった参議院厚生労働委員会=参議院インターネット審議中継からスクリーンショット。
[画像]岡部宏生参考人=参議院インターネット審議中継からスクリーンショット。
参考人質疑だけで散会。
【同日 参議院決算委員会】
「平成26年度決算」と「昭和19・20年度朝鮮総督府特別会計」の承認案件は、総括質疑を迎えました。ていねいに逆算して、日程を組んできたことをうかがわせます。小泉昭男委員長は総括的な立場から、「都市農業の振興」など3項目について安倍首相に質問。民進党の足立信也さんは冒頭「同期の小泉委員長は今国会で勇退されると聞いています。誠実な人柄で尊敬しておりました」と語ると拍手が起きました。
採決では、平成26年度決算は民共反対、自公の賛成多数で是認しました。
昭和19・20年度朝鮮総督府特会は、共反対、自公民の賛成多数で是認しました。
次の本会議で院として是認へ。
政府に対する警告決議は、大阪府警、NHK、都市再生機構の不祥事などについて、各々担当大臣に対して、全会一致で可決しました。
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有料ブログの「宮崎信行の今後政治日程」は、「首相、今週、衆議院解散を最終判断へ」と題しました。
仮に衆参同日選になった場合の、参議院のみならず、衆議院の日程、特別国会の召集日まで「仮定」として書き加えました。
当ブログでは、「第24回参院選は7月10日投開票」も1年弱前から予想しておりました。
解散が近づくと、いろいろな「身辺整理」をするのは当然ですが、「宮崎信行の今後の政治日程」を「継続」でご購読いただいている方は、2か月後の7月も、そのままご継続いただけるような方だと思います。こういうのは縁ですからね。
新規のご購読もお待ちしております。
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